調剤薬局の人事（役職）

調剤薬局の場合、

社長を薬局の開設者（＝かいせつしゃ）と呼びます。

薬局の中にその開設許可証が掲げられて、そこに書いてあるのが社長さんの名前です。

次に管理薬剤師が店長ということになります。その調剤薬局の管理全てに責任があります。

これも、どこかに「管理薬剤師　氏名ＯＯ」と掲示されているはずです。

調剤薬局で代表的な役職といえば、この２つです。

他にはチェーン店だと本部に部長や課長、といった役員がいます。

店舗には店長（管理薬剤師）のほかに副店長、スタッフ、バイト・パートとなります。

また、医療事務さんも、事務課長（主任）等々役割はあります。

でも公的に責任のあるハッキリとした役職は結局は次の二つなのです。

１　店長：管理薬剤師（管理薬剤師の登録をしてある人）

２　社長：薬局開設者（薬局を建てた人）

それ以外はスタッフとなります。

この他に、薬剤師は国家資格ですので、会社に雇われていても、それと同時に国家（国民）に雇われている、という立場も有します。

いわば、「国民の健康利益のために働く」という公的使命を持っているのです。

よって薬剤師は、「会社と国民、両方に雇われている」という複雑な立場を持っています。

だから、雇い主の皆さんはご自分の健康や病気の治療のことで、薬剤師の力を借りてもいいのですよ。

遠慮なく、病気や健康のことを相談されてくださいね、ピンポーン♪


薬剤師は二つの顔を持つ
















雇い主が違っても目的はひとつ。

患者のために全力を尽くす。

あなたはどっちのタイプがお好みかしら？