
調剤薬局のシステムがスタートして数々の大きな功績(患者への細かい薬の説明、服用管理、併用、等々・・・)ありますが、その中でも大きな功績になるであろう、と私の考えていることがあります。
それは、患者宅に余っている薬の整理です。胃薬や湿布薬が全国的にかなりの量で残っていて戸棚の肥やしになっているはずです。
それを整理すると、いったいどのくらいの医療費削減になるでしょうか。
これは大きな問題です。
このことを問いかける様に、私は薬剤師小説・・・調剤薬局「ひなた」の中に「余っていく薬」として話を設けました。
そして、この問題は既に日本医師会、厚生労働省にもご報告申し上げております(取り上げていただけるかは分かりませんけど)
ただ、こうして薬剤師サイドで国家的に出来ることってまだまだあると思うんです。
調剤薬局はまだまだ歴史の浅い分野の分、可能性のたくさん詰まっている職場です。
薬剤師のみなさん、私たちにはまだまだ国民のためにやらなきゃならない仕事があるのかも知れませんよ!