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交通標識勘違いで取り締まりミス=116人に謝罪、反則金返還へ-警視庁

2011年11月25日 | 警察の不祥事

 

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交通標識勘違いで取り締まりミス=116人に謝罪、反則金返還へ-警視庁

交通標識勘違いで取り締まりミス=116人に謝罪、反則金返還へ-警視庁

東京都板橋区と港区で、交通標識の勘違いなどにより、警視庁が計116人を誤って取り締まっていたことが25日、分かった。同庁は取り締まりを受けたドライバーに謝罪し、反則金返還などの手続きを始めた。

同庁交通執行課によると、このうち107人は6月8日~10月20日、板橋区前野町の高架道路下の都道交差点3カ所で取り締まりを受けた。高架を挟んだ2本の道路のうち、手前側だけが右折禁止だったが、標識を見た警察官が奥側の道路も右折禁止と誤解した。

港区六本木の交差点では、午前8時から12時間だけ右折禁止の規制があったが、交差点の標識から規制時間を示す補助標識が脱落し、2009年12月~昨年9月に、常時右折禁止と勘違いした警察官が9人を取り締まったという。(2011/11/25-13:30)


管理人の感想

①4ヶ月間に107人も検挙している地点は、明らかに待ち構えて検挙していたのであって、偶然見かけて検挙したものではない。

②わざわざ待ち構えて検挙するのに、現場の交通規制の確認すらしないで検挙していた事が明らかである。

③毎年約700億円を超す交通安全対策特別交付金や、都道府県からのほぼ同額の支出などを使って、つまり毎年1000億円以上も使って整備してきた標識が、「警察官が見ても誤解してしまうような標識だった」というクオリティの低さに驚愕した。

④規制時間の補助標識が脱落が、10ヶ月間も放置されているという時点で、警察がいかに無能かがよくわかる。標識を見て取締りをするくせに、違反者にはしたり顔で「標識をちゃんと確認しなきゃダメだ」みたいなことを言うくせに、補助標識が落ちても誰も気付かないとはどういうことか?そもそも、この地点が日中だけ右折禁止なのは「日中は交通量が多く危険だから」というのが理由である可能性が高い。警察が安全の為の取締をしていたのであれば、この地点が夜間も右折禁止であることを疑問に思い、規制を調べる者が一人くらいいてもおかしくはない。それがなかったという点が検挙のいい加減さを表している。

⑤どうしてこの間違いがわかったのかがこの記事には書かれていないが、おそらくは検挙されたドライバーの誰かが自分で調べて「この地点は右折禁止ではないのではないか?」と訴えた事が原因であろう。一般市民に教えてもらわなければ交通規制もわからない警察に、偉そうに取締りをする資格はない。

⑥「法の不知」は違法性の棄却事項には当たらない。誤解であっても、本来は何ら違反をしていない一般人を制止し、不当に検挙し、反則金まで騙し取ったのであるから、検挙した警官には職権乱用罪を適用して起訴すべきだ。後で返金したかどうかも、行為自体の違法性とは直接関係はない。金は返金されても、不当に停められた失った時間は返って来ず、この後に免許の更新があった者がいれば、免許証の色が変わってしまう可能性があり、警察が再交付に応じるとしても、どうせ免許センターまで来いと不要な時間と手間を取られることであろう。関係者を精査した上でキチンと処分すべきだ。

⑦今回はたまたま発覚したが、全国を洗えば他にも冤罪で検挙された者が多数いるハズだ。警察に調べさせても隠蔽するのがオチ(ヤクザに違法行為がないか調べて自己申告しろと言っているようなもの)だから、警察を取り締まる全く別の組織(内部の公安部や、実質同じ組織の公安委員会では無意味、利害関係が完全に対立する別組織でなければ意味がない)を作り、過去の検挙について徹底的に精査すべきだ。

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