ゆずりは ~子想~

幼い葉が成長するのを待って、古い葉が譲って落ちることから名付けられた「ゆずり葉の樹」。語りつがれる想いとは・・・

おおたか静流コンサート~感想文~

2013年01月28日 | 観劇・読書・感想記
NH○「にほんごであそぼ」に出演し、不思議な歌声で「でんでらりゅ~ば~」を歌う、
おおたか静流さん。

コンサートでは、テレビで観る、あの白に赤いパイピングの衣装を着て、
同じ素材の帽子をかぶり、登場しました。

観客から歓声が上がりました。「わぁぁぁ!!!」(本物だぁ~~~~!!!)

場内のそわそわと落着かない空気が、一気に「しずりんワールド」へ入り込んだ瞬間でした!!
 ※おおたか静流さんのニックネームが、「しずりん(しずりん)」なのです。

歌に入る前に、

「でんでらりゅ~ば~」の言葉のお話をしてくれ、みんなとおしゃべりを楽しんでから、

テレビの向こうで聴く、あの歌声が!!

感動そのもの!です。


ステージの前半が終わるまで、子どもたちの集中力がすごいな、と思いました。
畳の100畳以上あるお部屋で、家族が一塊となって座って観て聴くステージの様子も、
とても素敵な光景でした。

よくある座席のあるステージとは違う、ほのぼのとした空気が漂って、
そして、しずりんの天使のような空気感がみんなを包み込んで、
とても感動するステージでした。

しずりんの、
「今日は、こどもはどんなことをしてもいい日。おとなも怒らなくっていいからね。」という、
最初の言葉。
素敵でした。

そして、途中で泣いたり、訴えている子どもの目を見つめて、
きちんとお話を聴いてあげ、
泣き止まなくっても、何かしても、何もしなくても、
「自分の人生だから、自分で考えて自分で決めようね。」という
要所要所に出てくる言葉も、素敵で、胸に沁みました。


しずりんの事務所の方々が、言います。
「彼女は、天使なんですよ。」と。

ほんとうに、とても心に響く歌声でした。
今度は、スタッフ側ではなくて、どっぷりと歌声に浸りたい・・・と思いました。

今回歌ってくださった、「東北」という歌があります。
これは、世界的に有名なサックス奏者、今回のステージにもお越しくださった、
梅津和詩さん作曲で、そこにしずりんが作詞した、震災のことを歌った歌です。

この歌「東北」は、
Webで有料でダウンロードできます。

http://www.pj-fukushima.jp/diy_details/diy_list_details014.html

支払われた金額は、
福島支援のイベントなどに寄付できるようです。

もし、コンサートに行きたかったけど来れなかった方や、
支援をしたいと心の中で思っていて、
「寄付できるなら」と考えてる方がいらっしゃったら、

この曲を買っていただけたらと思います。

とても、心にずしーんと響く歌声です。歌詞です。曲です。

これからも、震災のあったことを忘れず、どこかで何かの支援を・・・。
そして、また、しずりんたちの歌声を、多くの人に届けられたらいいな・・・。

そう、思いました。 感謝します。


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