【新日本プロレス】【オカダ】【鈴木みのる】【違和感】

遅ればせながら2.5札幌大会のIWGP戦を観ました
試合を見終わった後久々に物凄い考えさせられたので書かせていただきます

東京ドームの試合が終わってから
柴田も負けてしまったしケニーも休養に入ってしまったので
自分的には少し観るテンションが下がってしまったのですが

鈴木みのる率いる鈴木軍が新日本に帰ってきてくれてすごく嬉しくなった
今の新日本にまた新たな風が吹くに違いない！
・・・と思っていたのですが

鈴木軍全敗の上
試合時間のほとんどを膝攻めを始めとする関節技や得意の打撃で支配していた鈴木みのるが
言い方は悪いがラリアット２発喰らってゴング
そりゃあねえだろ新日さん
みのるを呼んだのは単なる繋ぎだったってのかい？

押さえ込みとかあるから防戦一方だった選手が逆転勝利という展開はよくあるが
どんでん返しというにはあまりにも出来過ぎている
時間もうまい具合にドームと同じくらいの４０分超え
いくらなんでもうまくいき過ぎてはいないだろうか？
お客さんはあれでいいのか？納得しているのか？

試合の中でオカダはどれほどの引き出しを開けた？
正直言うとセカンドロープを使ったみのるの側頭部への蹴りくらいしか印象にない
あとのムーブはお決まりのものばかり
若いからスタミナはあるだろうけど全部同じってのもね・・・

自分があの試合で感じたことは
やはりみのるはプロレスが総合的にうまい、ということ
オカダの立ち振る舞いがイマイチ伝わってこない、ということ

今のプロレス界は伝統的な関節技でKOとかあまりないから
みのるが魅せた関節技の恐怖というものは圧倒的で場内が静まり返ったのも頷ける
「もうオカダ足折られるんじゃないか・・・？」
てな感じでお客さんも歓声が送れなくなっていた気がする

ということはだ
鈴木みのるのレスラーとしての仕事は完璧に出来ていたわけで
それに打ち勝つヒーローというのがオカダなわけだが実質あの場にヒーローはいない
何故なら二人とも肩書は「ヒール」だから
ヒールはブーイング貰ってナンボでしょう
歓声貰って俺が新日背負ってるて言ってることは本隊そのものじゃねえのか

別にオカダが嫌いだから言ってるわけではなく
オカダカズチカというレスラーの本気がまだ見えてこないだけ
人間地獄を味わったりあらゆる見聞を広めないと行動に説得力が出ない
オカダはスマートにやらされているグリーンだと思う

興味がない人はプロレスはショーだと言うが
大人がガッツリ本気で己をさらけ出せる闘いだと自分は思っている
内藤はだいぶ良くなったがオカダはまだ本気が伝わってこない
チャンピオンなんだろ？君の本気が見たいよ本気が

追い詰められてるのに相手の技を先に出して挑発している場合か？
一個一個技が終わった後に余裕かまして距離を置いてる場合か？
百戦錬磨を相手にしてるんだぞ？なりふり構わずいったらんかい！

長々失礼しました
プロレスは筋書のないドラマであります

最後になりますが
鈴木みのると柴田勝頼のドロップキックはマジで痛そうだなと思います




パフォーマーオオバ




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