6月30日(火)
今日で6月は終わり。
新学期になって、ちょうど3か月がたちました。
子どもたちは、それぞれの学年に応じて、しっかりと勉強しています。
1年生は、生活科「すなあそび」の学習です。
道具を使う、造形を楽しむなど、図画工作科で必要とされる力を関連づけて伸ばすことができます。
砂山に水を流すことを体験することで、理科「流れる水のはたらき」の学習につながります。
こうした「あそび」を通して、友だちとや自然、ものなどとのかかわる体験を豊かにしていくことが、生活科の学習のねらいの一つです。
2年生は、算数です。
「二百五十六」を「256」と書き表すこと理解するためには、2は百の位、5は十の位、6は一の位といった、位取りの理解ができていなければなりません。
ここをつまずくわけにはいかないので、二人がかりでていねいに教えていました。
3年生は、辞書を使った学習を進めていました。
辞書引きをする力を身に付けることは、子どもが自ら学ぶ力を身に付けるうえでの大きな武器になります。
そこで、本校では、3年生から必ず全員に辞書を持たせ、積極的に活用させる時間を大事にしています。
このクラスでは、「辞書を読む」ことを楽しんでいました。
気になっている言葉を片っぱしから調べ、調べた言葉にどんどん付箋をつけていくことで、使える言葉数を増やしていきます。
このクラスでは、辞書の発展的な活用法を教えていました。
俳句づくりをする授業で、夏の季語は辞書の後ろのページから探せるということを教え、季語からイメージをわかせていく授業でした。
春の季語にも、丸がいくつもついていました。
計画的に、辞書の活用を進めていることがよく分かりました。
4年生の算数です。
いろいろな四角形の特徴を調べる時間でした。
三角定規を2つ使い、直角の部分を利用して描いています。
すでに、平行や垂直の作図が、しっかりとできるようになっていました。
数日前、このクラスには、3人の先生が入り、落ちこぼしのないように授業を進めていました。
その成果がしっかりと出ていたのでした。
5年生では、平和学習を、児童司会で進めていました。
グループごとに校内に掲示する戦争パネルが配られています。
そのパネルの説明書きを子どもたちで考え、発表し合う前の時間でした。
6年生の社会科の授業。
天下統一を成し遂げた3人の武将、信長、秀吉、家康のうち、どの武将が最も功績が大きかったと思うかを、学習のまとめとして考える時間でした。
ひとりひとりの考えをしっかりとワークシートにまとめたあとで、友だちと意見交流し合う時間になりました。
自分の考えがしっかりと持てていれば、こうした学び合いの学習が効果的になります。
3か月がたった子どもたち。
それぞれの学年に応じた学び方を、しっかりと身に付けていることを感じました。