5月29日(日)
本来ならば、「ラブアース・クリーンアップ2016」の記事を掲載する予定でしたが、雨天中止で残念です。
代わりに、先週の2年生の学習の様子をお伝えします。
算数の授業です。
前時までの学習で、子どもたちは、
「数をたてにならべると、計算がかんたんにできるのではないだろうか」
と考えていました。
そこからつながる本時の学習です。
子どもが自分たちで考えた学習課題を解決するために、自分で考え、グループやクラスで考えを出し合いながら、最後は自分の力で解決するという流れで学習が進みます。
こちらは生活科の授業です。
毎日水やりをして育ててきたミニトマトの成長を観察して、絵と文章で記録します。
毎日よくかわいがって見ているので、
「きのうより大きく」
「みが4こになったから」
などの文章表現ができるし、先端に花が咲いていて、根元に近いところから実になっているということが、絵でも表現できるんですね。
1年生の時に育てたアサガオと同じように、ミニトマトも、水をやってお日さまに当てると育っていくということ、花が咲いた後に実やタネができるということなどを、経験を通して学びます。
アサガオもミニトマトも、1つ1つで見れば結果や知識でしかありません。
これをアサガオでもミニトマトでも、さらにはヒマワリなどでも同じような結果だということから、子どもたちはそれらの結果を統合して、植物が育つ過程ということを考えたり予想したりします。
これが「考察」する力です。
また、生活科では、こうした理科的なことだけでなく、ミニトマトを命あるものとしてお世話をする心、そうやってかわいがって育てた命をいただくということの尊さを感じることなども大事にします。
1時間1時間の授業の中に、子どもたちの様々な学びがありますね。