ニクの日に豚と牛を食べる(豚のローストと西荻窪・力車)

毎月29日はニクの日です。
だからというわけではありませんが、昼に豚を調理して、夜は絶品の焼肉を食べました。

昼に作ったのは豚のロースト。
いつか行ってみたい店で個人的に最上位にいるカンテサンスのマネゴトをしてみたいと思いました。
ここのお店では、肉などをちょっと焼いては火から下ろしてという作業を多く繰り返し、ピンク色だけど火が通っているという状態に仕上げるのだそうです。


使ったのは豚肩ロースの塊。
500gくらいのものを買ってきて、半分使いました。
脂は大きいものは落としてあります。

まず、肉の焼く面にバターを塗ってフライパンへ。
必要な分だけバターを使おうということです。


肉からはみ出たバターはキッチンペーパーで拭き取ります。
NHK・プロフェッショナルでカンテサンスの岸田周三シェフが、はみ出たバターは酸化して美味しくなくなるので、拭き取ると言っていました。


反対側にもバターを塗って焼きます。
表面が焼ければ充分だと思います。


両面を焼いたら蓋をして休ませます。


このあと、1分焼いて5分休ませる、というのを8回繰り返しました。
予熱で肉の中心まで調理しようというのです。


内部の温度が67度になっているので、ここで調理終了です。
これ以上、熱を入れたくないので早めに切ります。


時間をかけた割には、思ったより見た目は普通のローストポークですねえ……
しかも血合いが残ってしまっていました。
まだ中は赤っぽいですが、これでちゃんと火が通っています。

これをホースラディッシュ(西洋わさび)と醤油でいただきました。
肉の味がバッチリして、美味しかったですよ。
パサパサ感は一切なし！
でも、まだまだ改良の余地ありですねえ～


夜はyasu_riderさん、つるさんと一緒に西荻窪の焼肉屋さん・力車です。
ここは本当に美味しいです。
でも、安くありません。
オススメはレバーの刺身・ユッケ、それに信州牛盛りですね。

左側の大きいのがサーロイン、右下がロース、右上がカルビです。
この状態で660g・8500円です!
サーロインは炭火で炙って口に入れると、とろけます。
とっても脂が甘くて美味しいです。
普段はバサバサした食感が好きじゃなくてあまり食べないロース(普段どんなひどい焼肉を食べてるんだ？)ですが、ここのロースは本当に柔らかく味も濃く「肉を食べている！」という実感が湧きます。
たいていは主役であるはずのカルビですが、わたしにとってサーロインとロースの前で脇役にしか過ぎません。
とはいえ、ホントに軽く炙って食べるカルビは、はじめは甘くて噛んでいると肉の味がシッカリしてきて……やっぱり美味しいですね！

ってなわけで、夜は3人で幸せなお肉を食べて過ごしました。


力車(りきしゃ)
・住所　　　　東京都杉並区西荻南3-14-10 フロントビル2階
・駐車場　　　なし
・電話　　　　　03-3333-6261
・営業時間　　17:30～23:00
・定休日　　　火曜日
・メニュー　　　信州牛盛り330g　4500円　
デザートにアイスが付きます。

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