私的感想:本/映画

映画や本の感想の個人的備忘録。ネタばれあり。

「プライドと偏見」

2006-01-25 20:57:49 | 映画(は行)


ジェイン・オースティンの往年の名作を映画化。製作スタッフは「ラヴ・アクチュアリー」を手がけたワーキング・タイトルである。出演は本作でゴールデン・グローブ賞ノミニーとなったキーラ・ナイトレイ。監督はジョー・ライト。


この作品を観て思ったのだが、思った以上に僕はオーソドックスな恋愛物が嫌いであるらしい。誰と誰がくっつくかあからさまにわかっているお約束の映画を見せられても、展開がわかっているだけに幾分興醒めしてしまうのだ。

とはいえ、映画自体は丁寧なつくりなだけに、それなりには楽しめる。
個人的にはやはり18世紀のイギリスの習慣や衣装、世界観が心地よかった。
また牧師と結婚する女性のエピソードが個人的には良かった。好きな相手と結婚するというのがロマンスが王道だし、それこそ本作の主眼でもあるけれど、それだけにこのエピソードが異質でリアルで目を引いた。

評価:★★★(満点は★★★★★)

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