先日は白紙が持つ無制限、無限の可能性について書いたが、いくつか補足しておこう。
1.白紙は無限のポテンシャルを持つが、生かしきれない場合、100点満点で非常に低い点数や0点になってしまうリスクもある。
2.制限のある罫線紙は、そこそこ書ければ、誰でもが十分及第点を取れる。一生懸命書けば100点も夢ではない。
3.制限のある罫線紙は、丁寧に書くと、そこに規律性の持つ美しさが生まれる。そして、これが制限が必要な理由である。美、調和、協調。人々を結びつけるものは、この制限である。
4.そして、個々の人間が自分自身を対象とするときは、白紙の上に無限を描くべきである。
5.そうか、自分を相手にするときは白紙、人と交わる時は罫線紙。これが答えであったか。