計算気象予報士の「知のテーパ」

旧名の「こんなの解けるかーっ!?」から改名しました。

特別授業は無事に終了しました。

2015年07月21日 | 気象情報の現場から
 本日、特別授業が無事に終わりました。
 これから本格的な夏到来、ということで夏にちなんだ天気の話題を90分に渡って解説しました。

 気温と熱中症のリスクに始まり、天気図の基礎知識の復習やより深い天気図の読み方、さらに夏の気圧配置夏に熱くなる要因や、日本海側では特に暑さが増すフェーン現象も紹介し、最後は気象とビジネスの関連で締めました。

 今回は、途中途中に、ごく簡単な演習(ワーク)を取り入れて、長時間に渡って一方的に話を聞くタイプを回避し、最後には今回の内容を振り返る理解度チェック問題とその解説を加えるなど、これまでの自分のプレゼンテーションにはなかった、新たな試みを多く取り入れました。

 また、90分の長丁場ということで、時間配分とペースの管理が大きなカギとなりました。そこで用意したのが、タイムシートです。


 お話する項目と、その右側には各項目の通過予定時刻を示しています。この時間を目安にして、ペースを上げたり、遅くしたりするわけです。おかげで概ね狙ったタイミングで進行できました。

 事前の準備やリハーサルも含め、全力でやり切ったので、今はホッとしております。
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