計算気象予報士の「知のテーパ」

旧名の「こんなの解けるかーっ!?」から改名しました。

久々に数学検定を受けてきました。

2014年11月08日 | 何気ない?日常
 実用数学技能検定準1級(2次試験のみ)を受験してきました。


 この試験は2008年度に2回受験して以来の再受験なので、実に6年ぶりでしたが、やはり時の流れを感じました。出題傾向が所々変わっていました。

 実用数学技能検定は1次試験(計算技能検定)2次試験(数理技能検定)から構成されています。1次試験は基本的な計算問題ばかりなので、初回で合格できたものの、2次試験は大学入試を髣髴とされる記述式の問題で、なかなか手強く、6年前は2回連続で敗退しました。

 気象予報士試験で言えば「学科試験は合格したけれど、実技試験で・・・」という状況に似ています。

 準1級は「数学III・C(高校生3年レベル)」の範囲から出題されますが、高校生と言っても「理系の大学を受験しようとする高校3年生」のレベルです。2次試験の試験時間は120分で、全7題が出題されます。その内2題が必須問題で、残り5題の内2題を選択して解答します。従って、実際に解くのは4題です。

 今回は、新傾向に面喰いましたが、何とか4題全てに記述・完答することができたので、一先ずホッとしています。これで合格ラインを超えてくれていると尚、良いのですが・・・。

 日頃から物理現象の方程式や様々なデータをコンピューターで解析したりと「数学を駆使する業務」には就いていますが、高校や大学で学んだ数学の内、頻繁に使う部分は限られているものです。そんなわけで、使わない分野の知識は相当怪しく・・・という事を、今回の受験勉強を通じて、改めて痛感しました。

 ここ2ヶ月近く、数学の勉強に力を入れていた事もあって、基礎的な数学の知識もざっくりと見直すことが出来ました。これからも定期的に知識を見直す必要がありそうですね。
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