新興住宅団地の一角、此処だけ往古の侭を残した大きな鎮守杜に鎮座する式内社。
延喜式神名帳に、『山城国久世郡 雙栗神社三座 鍬靫』とあるが、宇治田原町の雙栗神社から勧請と言われている。
鎮守杜野三方向が完全に住宅開発され本来なら脇鳥居のはずがこの場所からでないと出来ない様になっていて不自然さを感じる。
中世以降石清水八幡宮の影響をうけて椏本八幡宮と呼ぶ、現本殿は明応3年(1494)の建立・現在拝殿は修理工事中
本殿(重文)は、三間社流造、正面に向拝付、檜皮葺。蟇股に「花と鳥」、「紅葉と鹿」、脇障子の上部に「栗鼠と葡萄」の彫刻を施す。室町時代末、1494年頃に建立されたという。
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撮影2015.7.14