こんな形の六体地蔵に出逢うのは初めてでした・・・・
先日紹介の破断地蔵磨崖の脇に建っている六体地蔵板碑。
二体づつ縦に三段重ねて六体とするのも初めてだし、足元を良く見ると、宝筐印塔の笠石を逆さまにして台座にしている。
その上、板碑上に載る笠石も、どうもしっくり来ない。
おかしいと言えば切りがないけど・・・・宝筐印塔をを転用した台座は、板碑の寸法に合わせて加工されている。
宝筐印塔の隅飾は、ほとんど直立の古い形を示して居る・・・・・
そう考えると、この台座は後の間に合わせでなくでは無、く最初からこんな形で使われて居たのだろう???
ところで六体地蔵板碑自体は室町末期から江戸初期の物だろう??
まあ、石仏の前に立ち、色々と想いを巡らすのも楽しみの一つです。
ちょっと古い形の、こんな小石仏も置かれて居ました。
撮影2012.11.2