愛しきものたち

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彦根市 千手寺の六体地蔵笠板碑

2015年03月28日 | 石仏:滋賀

こんな形の六体地蔵に出逢うのは初めてでした・・・・

先日紹介の破断地蔵磨崖の脇に建っている六体地蔵板碑。

二体づつ縦に三段重ねて六体とするのも初めてだし、足元を良く見ると、宝筐印塔の笠石を逆さまにして台座にしている。

その上、板碑上に載る笠石も、どうもしっくり来ない。

おかしいと言えば切りがないけど・・・・宝筐印塔をを転用した台座は、板碑の寸法に合わせて加工されている。

宝筐印塔の隅飾は、ほとんど直立の古い形を示して居る・・・・・

そう考えると、この台座は後の間に合わせでなくでは無、く最初からこんな形で使われて居たのだろう???

ところで六体地蔵板碑自体は室町末期から江戸初期の物だろう??

まあ、石仏の前に立ち、色々と想いを巡らすのも楽しみの一つです。

ちょっと古い形の、こんな小石仏も置かれて居ました。

撮影2012.11.2



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