愛しきものたち

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京都市 旧京北町の茅葺き民家-8

2016年05月12日 | 茅葺き屋根(上懸屋含む)京都府

 

 桂川上流域、ひとつの源流である小塩川沿いに伸びる府道370線で見かけた大きい茅葺き民家。

 杉山斜面を背に、その裾野に石垣を積み一部に白壁土塀を巡らし、何棟にも及ぶ大きな屋敷を構えている。

 中央には大きな北山型入母屋茅葺き屋根の母屋、向かって右脇に白壁土蔵・・・・

大きなウマギを載せた棟終いに、朱色を使った破風板が映える。

 反対妻側には農作業小屋や物置が建ち並び上級農家であることを窺わせる佇まいです。

 破風板飾りの懸魚も大きく立派・・・屋根もそろそろ葺き替えどきが近づいてる様ですが多分この家なら立派に葺き替えてくれる事だろう。

撮影2015.11.19