はなのしたにて

日本スピッツのぷり(♀17歳)、小辰(♂3歳)と東京下町で暮らしています。二匹との日々をつづります。

かなしいこと

2006-09-21 12:45:22 | 犬のこと
昨日の朝日新聞朝刊に、全国の自治体で殺処分される犬や猫が年間30万頭以上という記事が載っていた。
添えられた犬の写真は小辰を同じぐらいの月齢の子犬。
”責任を持って生涯をともにしなくちゃ。出来なくなったら、新しい飼い主を探さなくちゃ。それも無理なら飼い主の手で安楽死。”と考えるのは、私自身が飼い続けられない”事情”というものに遭遇したことが無いからかもしれない。
実家では、多頭飼いでどうしても他の犬になじめないという理由で、我が家に来たマルチーズと、
保健所で殺処分されるところだった雑種を引き取って飼っていた。
二匹ともとても良い子だったが、保健所から来た子は生涯、母を始めとしたごく少数の人にしか心を開かなかった。
(年に数度しか帰らない私には、なでることもさせなかった。)
よっぽど悲しい目にあったのだろう。
悲しい目に遭う犬や猫が少しでも減りますように・・・。
私に出来ることはなんだろう。