■韓国映画「インサイダーズ ～内部者たち～」 予告
2015年公開の韓国映画
財閥と政治家が癒着する巨大な腐敗権力を巡り＜策士・検事・チンピラ＞3人の
男たちが仕掛ける命をかけた騙し合い。
二転三転する勝者。あなたもきっと爽快に騙される！
韓国ではR指定作品として『アジョシ』などを抜き、歴代最高の観客動員数を記録した
社会派サスペンスムービー。
日本ではR15+指定作品となっている。
原作は『黒く濁る村』などで知られる作家ユン・テホの3ヶ月で連載中止となった
同名のウェブ漫画で、監督のウ・ミンホが脚本も担当した。
■韓国映画「インサイダーズ ～内部者たち～」
映画「MASTER」に続いて、この映画でもイ・ビョンホンさんが悪事を代行する
チンピラ役で出演していて興味をそそられました。
「MASTER」と同様に互いに相手にやられたり、やり返したりで騙し合いのストーリー展開が
とても面白かったです。
チョ・スンウさんの作品はドラマ「馬医」を観て以来です。
チンピラ役のイ・ビョンホンさんと検事役のチョ・スンウさんが一発逆転を図り
最後の一手に出るところはとても面白いストーリーでした。
この映画にチョ・ウジンさんがまたもや出演しています。
ドラマ「シカゴ・タイプライター」や「トッケビ」、映画「リアル」など印象的な役で
多数の作品に出演していますが、とても個性的な俳優だなぁ～っと思って、
ずっと気になっていました。
最近では、韓国映画界の多作シーン・スティーラー（主役よりも目を引く脇役）として
名を馳せている名脇役なのだそうです。
ユ・ヘジンさんの映画「LUCK-KEY／ラッキー」と同様に、そのうちに主役の座も
射止めるのではないかと期待しています。
■STORY
財閥系の自動車会社であるミレ自動車のオ会長（キム・ホンパ）は、
大統領選挙を控えるチャン・ピル議員（イ・ギョンヨン）に裏金を流し、
政界を牛耳ろうとしていた。
自分たちの自由にできる世の中を求め、かたや政治家として金と後ろ盾を必要とする
財閥と政治家の癒着は巨大な腐敗権力を作り上げていた。
その関係を裏で取り仕切るのは、新聞社祖国日報の主幹であるイ・ガンヒ（ペク・ユンシク）。
ガンヒの元で悪事を代行するチンピラ、アン・サング（イ・ビョンホン）は
ある日、財閥企業ミレ自動車が大統領候補への裏金を送っていた証拠となるファイルを手に入れる。
それを楯にミレ自動車を脅し更なる成功を手に入れよう企てるが、しくじり失敗し
腕を切り落とされてしまう。
一方、裏金の証拠を追っていた検事のウ・ジャンフン（チョ・スンウ）は
証拠のファイルをサングに横取りされてしまい、捜査は難航し打ち切りに。
コネや後ろ盾のない彼はすべての責任を負わされ左遷されてしまう。
しかし、ジャンフンは諦めきれず、チンピラに成り下がりながらも復讐を企てる
アン・サングを追い、サングがファイルのコピーを持っていることを確信し、
サングに復讐を持ちかけ、財界・政界・メディアを取り巻く大スキャンダルで
一発逆転の告発を持ち掛ける。 
野望・復讐・正義――それぞれの思惑をはらんだ告発の勝者は一体誰か？
