活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

チェキチェキばんばん。

2013-08-26 22:25:13 | Weblog
時代が二回りして今や絶好調のインスタントカメラ。がんがん売れて、2012年度は160万台とか。
結局フジだけが生き残って、元祖ポラロイドや本家コダックが脱落したのは、好対照というか歴史の皮肉というべきか。
そのフジinstaxに新型の“大人チェキ”mini 90“ネオクラシック”が発表されました。
Xシリーズのレトロ趣味がここまで及んだということでしょうか。スカっとデカいコダックメダリストなテイストですが、いかにも今どきのカメラ女子にウケそうですね。

デジタルが行き渡ると、ライブの価値が上がる―インスタント写真は一過性のブームではなく、これからも根強い需要が続くと思います。
でも、その上であえて要望したいのですが、やはりインスタントと同時にデジタル写真としても保存したい。
その場で記念写真を差しあげちゃって、自分の分が残らないのは如何にも口惜しい。その分、何枚も撮っておけよということになるが、本来シャッターチャンス一度だけでしょ。
銀塩スタイルで撮るのだから、モニターは不要。大き目のレンズ鏡筒に小型デジカメをビルトインすれば出来上がり!のイメージなんだがな。

これからは一眼レフごっこだ。

2013-08-24 20:37:48 | Weblog
なーんだやっぱり20万画素というのはガセで、α3000のEVFは144万画素らしい。
だよねー。しかもなかなかカッコいいじゃん。
エントリー層をがっちりつかんでいるD3000系やEOS KISSに“一眼レフタイプ”で対抗するけんね、という作戦やろけど、これ、ひょとすると・・・オールドレンズでマウント遊びをしているビザールな連中が一気買いかもよ。

3000は3700なのか。

2013-08-23 19:55:45 | Weblog
なんと今どき20万画素?え、資料のミスプリじゃないの。それともコピペミス?
ソニーα3000は20万ドットEVFを採用した廉価モデル?
ちょっとぉ、どういうことよ。せっかくの一眼レフスタイルなのに肝心のEVFがこれ?
と、落胆しつつも、思い出したことがあります。

ある日、デパートのカメラ展示会でミノルタα-3700iを手に取って、そのサイズと軽さにビックリ仰天。
当時はもっぱらコンタックスを使っていたのですが、プラナーやらディスタゴンやらの重めのレンズを売っ払って、α-3700iを購入したのです。
その後、α-7700iや8700iなども入手して、ミノルタに全面移行して行ったのですが、結局一番使ったのは3700でした。新婚旅行もこれ1台だったなあ。
マニュアル操作は全くできない超イージーな仕様でしたが、単焦点レンズを着けたときの軽快さは無敵(ちなみにEOS Kissはまだ出ていなかった)。何かの目的で必要な場合は上位機を使えばいいのであって、その辺をスナップする分には無問題。
割り切って使う3700でしたが、気になったのはファインダーの暗さ。日中の室内レベルの明るさでも、凄く暗くてザラザラしている。ピーカンでも日食が始まったのかと思うほど。当時はルーフミラーの技術がまだまだだったんですね。
でも、ファミリーユースにセールスは好調だったようで、街でボディコンギャル(死語)が使っているのを見かけたこともありました。

そういう路線を狙おうにも、当時の3700は唯一無二の格安超軽量小型AF一眼だったのに対して、今は安価な一眼レフのエントリー機がいっぱいあるし、ミラーレス機は掃いて捨てるほどあるもんなあ。
ちなみにパナ留美G10が20万画素でしたが、成功したとは言いがたいと思うし。

α-3000に始まって、スペックアップした上位機5000とか7000とか出てくる・・・は考えられないよなあ。
で、結局ソニーの狙いは何なんだ。ワカラン。

わたしはαであり、NEXである。

2013-08-21 23:15:09 | Weblog
ソニー最新のウワサ
Zeiss Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS
テッサー銘なんだ。ゾナーより一枚落ちる印象があるが。
F4通しはグーだけど、サイズはどうなんだ。あと、価格。

E PZ 18-105mm F4G OSS
当然デカくて、アウトオブ常用でしょ。

α3000
- 外観はソニーの透過光ミラー機(SLT)とよく似ている
- マウントはEマウント

これまでのSLT機をEマウントにしただけの偽装一眼だと思う、多分。
それにしてもα3000とはノスタル爺をくすぐるネーミング。
ドレスアップ用に、これに貼れる「MINOLTA」のシールをどこぞの好事家が作って欲しいぞ。

NEX-5T
- 外観はNEX-5Rとほとんど同じ

絶賛!!


EはOより100倍おとなしい。

2013-08-19 20:21:16 | Weblog
えー、これがE-M1?コラじゃないの?
OMデジタルの「1」だからといって、小さな巨人OM-1に比べるのも酷。
ですが、スパルタンなデザインが秀逸で、OMオマージュであったE-M5なのに、E-M1では取ってつけたようなグリップ(着脱式かも知れんが)とゴムっぽくふやかして丸くなった感じの外回り。見かけE-620もどきで、言わばありきたりな「一眼」デザインかも。
E-P5のレトロ路線ともかなり印象が異なりますね。
オリンパスは今後こっちの方向で来るのかしら。海外では「一眼」らしい大きなグリップがポイントになるらしいので、それも納得できるところではありますが。
ただし、軍艦部右肩の電源スイッチ(?)がOM-1ライクなんだけど、こういう小細工みたいなのはやめてもらいたいわな。

カメラの敵:カメラの消える日。

2013-08-14 21:53:30 | Weblog
ソニーのレンズカメラ「DSC-QX10」のリーク画像
うーむ。これ、要は“外付け高画質Webカメラ”ですよね。
さらに言えば、既存のカメラ(RX100、WX200)から撮像系を分離しただけのようにも思えます。
こんなもっこりしたものを、わざわざスマホに取り付けて撮影するのもナンだかなあと思いますが、タブレットに着けて撮影する人も出てくるだろうなあ。
値段次第ですが、意外に受け入れられるかも知れません。

こうなってくると、スマホに取り付けるためのアクセサリシューのような統一規格のジョイント部分があるとよいでしょう。
その上で、交換レンズならぬ交換カメラを適宜取り付ける。
屈曲光学系を使えば、もっと小さくできるでしょう。
そのうち、単機能なコンデジは絶滅でしょう。

オワコンのニコワン。

2013-08-09 19:22:43 | Weblog
ニコンの業績が振るわず。2014年1Qの売り上げ高を下方修正で、株価も急落です。
・コンデジ市場は50%減。ニコンも30%減。→新製品開発を見直す。
・ミラーレス市場の拡大が急激に減速→Nikon 1は商品計画を見直す。
・一眼レフはエントリークラスで新製品へのシフトを加速
つまり、コンデジもミラーレスもアカン、やっぱニコンは一眼レフやで、ということ。
きっとキヤノンも事情は同じなんだろうなあ。

一時は、近い将来、ミラーレスが一眼レフを駆逐するみたいに言われてきたけど、それは国内に限ったムーブメントで、海外ではミラーレスは今ひとつ。それに旧型が投売り状態で、国内市場も雲行きが怪しくなってきた。ということで、ニコワン終了?
もっとも、元々ニコワンは自社一眼レフとの競合を避けた位置づけであり、これも「想定内」のことかも知れませんが。

しかし、1型センサーのサイババショットRX100があれだけモテはやされて、同クラスのニコワンが全然モテないのはどういうわけだ。
本日のお値段、1V1の薄型レンズキット(新品)が24,300円、ヤフオクだと15K(中古)くらい。がぜん興味が沸いてきたりしてw

近い将来、ニコワンが一眼レフにとって代わり、プレスやスポーツなどプロにも使われるようになる―という夢があったハズ(中ぐらいの将来には、そうなるようにも思うのですが)。
でも「将来」はそれ以上に早く来ちゃった感じです。
さて、最後の希望、エントリークラスの一眼レフが行き渡ってしまった時、一体どうなるんでしょうか。

ハイブリッドはマミヤから。

2013-08-06 07:44:19 | Weblog
ついに来そうですね。
オリンパス ハイエンド OM-D は、ハイブリッドマウントでE-5の後継機の可能性あり
開店休業中の素フォーサーズの待望の救世主“E-7”。その正体はマイクロとの混血児か。

普通に考えて、マイクロのボディにマウントアダプタをかまし、位相差AFでフォーカス速度を補う。もちろんEVF。ということになるのでしょうが、それだけでは「ハイブリッド」と謳うほどでもないですよね。
そこでありえるのは、ズバリ以下の二通り。
①沈筒マウント:素4/3とM4/3でマウントを出し入れして切り替える。Newマミヤ6みたいな方式ですね。
②バックフォーカシング:素4/3とM4/3でセンサー位置を前後移動して切り替える。古くは旧マミヤ6コンタックスAXでも。
バックフォーカシングではボディに厚みが出るでしょうから、やっぱ沈筒マウントでしょうか。
でも精度的にはバックフォーカシングかなあ。
しかし、あらためてマミヤって偉大だなあ。

セール側、左眼で来い。

2013-08-05 07:22:09 | Weblog
パナ留美GX7がなかなかの出来具合みたいで、特にセンサーシフトの手振れ補正を採用してきたのが興味深い。
一体従来の光学系シフトのOISと協働効果はあるんだろうか?
と、オリンパスペンでLumixレンズを使う時も思っていたのですが、ホントのところどうなんでしょうね。

LX7のデザインはスッキリしていていい感じだと思います。
グリップ部の張り出しも含めて、全体的な雰囲気は“プレミアム一眼”Lumix L1と似ている。
L1の中身はE-300だったんでしょうけど、独自のアナログな操作性とヨーロピアンな発色でユニークな存在でした。ライカブランドにもなったけど、商売としてはいまひとつだったみたいですが。

個人的にはL1もE-300も大好きなカメラでした。
その大きな理由が「ファインダーが左側に寄っていること」。
左眼党にはすごく具合がいいんです。わかってもらえるかなー。
なので、ソニーやフジに続き、EVFが左に寄ったRF機スタイルのミラーレス機が増えてきたのは実に嬉しい。
パナも一眼レフスタイルのG/GHがある上でのGXのEVF内蔵機ですから。
G6やGH3は一眼レフに似せてあえて大きさを保っているような気がします。
一方で、GXでコンパクトさを打ち出すというセールスではないかと。
あとは元祖のオリンパスペン。OM-Dもいいけど、あくまでも「ペン」を追求して欲しいぞ。