PPO ( Project for people in ota )

大田区の市民と女性議員の会、女性が働きやすい職場や家庭の環境づくり、女性が政策決定の場へ出る応援をするプロジェクト。

中国視察に向けての勉強会開始

2010-07-29 19:34:28 | 勉強会
7月28日中国視察に向けての勉強会第2回目を開催しました。
1回目は6月、内容はテーマについての話し合い
「少子高齢化」に決定。
大田区の実態を知るために資料集めからということで、大田区の地図上にデイサ-ビス、ショートステイを点でしるしをつけた資料(作成者:金子)をもとに検討。

2回目は、大田区の資料が集まらなかったので、2010年の現状況~2055年までの日本の人口推計や財政状況、食糧状況の水系の資料のまとめをもとに検討をした。(作成者:岩田)

<<総務省統計局>>
【平成22年7月1日現在概算値】
<総人口> 1億2742万人で,前年同月に比べ減少     ▲13万人 (▲0.11%)
【平成22年2月1日現在確定値】
<総人口> 1億2748万6千人で,前年同月に比べ減少   ▲12万7千人(▲0.10%)
 ・0~14歳人口は 1695万6千人で,前年同月に比べ減少 ▲19万1千人(▲1.11%)
 ・15~64歳人口は 8138万人で,前年同月に比べ減少   ▲58万6千人(▲0.71%)
 ・65歳以上人口は 2915万1千人で,前年同月に比べ増加  65万人  ( 2.28%)
<日本人人口> 1億2580万2千人で,前年同月に比べ減少 ▲10万人  (▲0.08%)

<世界人口>60億  50年後90億人

<働く世代と高齢者の比率>2000年3.6/1。2025年1.8/1。2050年1.2/1

<<財務省>>
H20年度収入58兆円に対し支出83兆円                       
<一般会計>                
国債費20.2兆円 (返済) 社会保障21.8兆円  
国債残高¥533兆円

<<農林水産省>>
日本の自給率は食糧全般で40% 穀物は27%              
日本の畑の面積は約479万ha(2001)、輸入している農作物を生産するのに必要な畑の面積は1200万ha
H20年 先進国の自給率108%           
開発途上国自給率92%          
2010年から世界で食糧危機が始まる 

これらが日本の現状として、バックにあり、その中で少子高齢化をどう考えていくか。そして大田区ではどうして行ったらいいのかを勉強会の課題とするなど、意見が出た。   
     

あきんど議連

2008-11-16 15:47:07 | 連携
10月22日23日は第12回「全国まちづくり商店街ネットワーク」in福島が開催されました。元気な商店街主の集まりの大会。
今年もまた、元気に活躍している商店街のいろいろな取り組みを沢山聞いてきました。
この会の特徴は、市民としての個人商店の店主たち(商店街)と各市区町村の行政、また国の省庁までが連携していることです。
その中で今年特に新鮮な事柄は「あきんど議連」の取り組みでした。
あきんど議連は全国まちづくり商店街ネットワークの会長である安井衆議院議員が呼びかけ、議員連盟主体の具体的地域活動です。
まさに具体的で即行動の活動をしています。
地域の商店街との連携で、
「北九州の苅田(かんだ)町の商店街活性化事業をあきんど議連プロデュース事業第1号案件として認証しました」ということです。
また中小企業の融資に関しても具体的に取り組んでいます。

私たちPPOもこれからの活動に、大いに参考にさせていただきたいと思います。

下記、是非ご覧下さい。
今日の商店会長
あきんど議連

安心を買いたい!

2008-09-16 21:22:52 | Weblog
買い物をする時の基本は信頼です。
そこに信頼があるから品物が買えるのです、
私は長年商店街で販売をしています。品物を売ることは信頼を売る事と思ってきました。
今衆議院議員安井氏のブログにトラックバックかけました。
「中国で粉ミルクの量を多くするために工業用の薬剤が混入され、そのために乳幼児二人が亡くなったというニュースが流れています。日本では三笠フーズが工業用に使う事故米を食用として転売していたそうです」
という記事についてかかれてました。

衣食住、あらゆるものが安心して買えない状況になってます。
結果として全てが自分に帰ってくるものなのに、家族に帰ってくるものなのに、
森永砒素ミルク、水俣病で日本人はとても大きな反省をしたはずなのに、このところのニュースを聞いて一体どうなってしまったのかと何故こんな事が起こるのかと悲しくなります。

先日、「こだわり商店」を視察させていただいて、全てが安心して買うことができたのです。誰が作っているかが解っていてそこには信頼があったからです。それがすごくうれしく思いました。
それが当たり前の状態に戻って欲しいものです。

こだわり商店 早稲田 を視察して! 感想Ⅱ

2008-09-14 13:20:23 | Weblog
ゆず味噌の写真がこだわり商店早稲田のブログに掲載さえていました。思わず会に行きたくなりますね。

こだわり商店 早稲田を視察して 感想を少し。。。
厳選された商品を売っているので、一見、良い商品だから売れていると考えてしまいそうになりますが、私は、このお店の価値は、安井さんの商品に込められたメッセージにあると思いました。

イチゴ好きの私が一番美味しいと思っているジャムとか、お昼にいつもお弁当を売っている人(障がい者)が作っているパンとか、生産者の見えている町から送られてくる野菜とか・・・・。

それらのメッセージを安井さんをはじめお店の方が上手にお客様に伝えている様子が伝わってきました。
だから、スーパーの時と違って、一人ひとりの接客時間が長くて、もっと長く居て貰いたいからお店の中にテーブルと椅子が置いてある。

地域のつながりの拠点としての機能をきちんと担っているのが素晴らしいお店でした。

その町が好き、人が好きな安井さんのような方だからこうしたアンテナショップも成り立つのだと思いました。

地域にひとつほしいお店です。
勿論、大岡山にも!!

こだわり商店 早稲田を視察して!

2008-09-14 13:06:20 | Weblog
先日、アンテナショップに視察に行ってきました!

すごく感動しました!!
何よりうれしかったのは商店街ネットワークに参加してこの10年の成果が見られたことでした!
これこそ本当に10年の成果ですよ!
若い安井オーナーさんのお話からすごくエネルギーを頂きました。
きっと安井さん(全国商店街ネットワーク会長、衆議院議員)の若い頃はこんなんだったんでしょうね!と参加した人みんなの感想でした。

アンテナショップで感動したことは
1)品揃えがすごい!自然で、新鮮でおいしいのです。
  全国の元気な商店街ネットワークの代表の場ですねここは!
2)障害者。高齢者の雇用の場、場だけではなく彼らに働ける方法を教えて商店だ  けでなく企業でもどこでも就職できる状況を作りたいという若い安井さんの意  気込みがすごい
3)ご近所はじめいろいろなグループの集まりの場、夜には高齢者や若い人たちが  集って居酒屋になったり、会議の場になったり、本当に良い場です。
☆来年には?もしかして年内くらいには数店舗増える。
  ぜひ大岡山にも

今回商店街ネットワーク側からでなく、若い安井さんからの立場からお話を伺えてとても新鮮でした。


私が体験したおいしいもの、
  ☆パン、お弁当(おいしいだけでなく、安くてびっくり)障害者の人たちが作   業所で作り運んできて並べて打っています。
  ☆飛魚という調味料、煮物にも良かったです。
  ☆そばかりんとうは私はお菓子類控え中で買わなかったのですが、後ですごく   後悔してます。花川戸のかりんとうよりおいしいです。一緒に行った仲間の   一人が買ったのを一緒に頂いたのです。
  ☆トマトジュース、これがまさに自然なトマトをそのまま今ジュースに仕立て   という味でした。キッコーマンよりずっと自然で癖がないです。
  ☆志津川の焼きたてのお魚をパックにしたのはとても便利です。
   これは、お弁当も良いですが、お酒のおつまみにぴったりですね、体に良い   ですし、

☆若い安井さんが、お店は絶えず新しい商品を展開しなければ飽きられるので、いま、他でアンテナショップに出したいところに声がけしているということでした。

沢山、買って帰れないのがとても残念でしが、これからちょくちょく伺いたいです。


早稲田のこだわり商店・・・アンテナショップ視察

2008-08-28 20:54:23 | Weblog
明日、早稲田のこだわり商店ことアンテナショップを視察させていただきます。
折りしもきょうこだわり商店のブロログ開設の事を知り、トラックバックかけさせていただきました。
商品内容が良く解る良いブログです。
どれも食べたくなりますね。

明日の視察が楽しみです。

写真でつづる韓国視察

2007-08-01 15:17:58 | 韓国視察

金浦空港から大田市(テジョン)までの1時間半くらいの道のりは延々高層住宅のビル群が林立していました!

大田市の女性議員全員(3名)との懇親会、

大田市女性会館では、大きな歓迎の幕に迎えられました。私たちの数人は2度目の訪問に感無量でした

女性会館1Fに保育園が設置されていました。利用者の数が多いことと利用者が若いお母さんが多く、講座の内容の充実と環境整備のよさに感動しました。子供たちが歓迎のダンスを披露してくれたのですが、なんとその曲が演歌!!

予定外の昼食の接待に一同感激しました。韓国のごくごく普通の家庭料理との事でした、大変おいしかったです。


韓国のハイテク産業のメッカ、大徳バレー、私たちが訪問したのは紙を生産する機械を作る会社でした。コンパクトな機械でいろいろな工程なく紙ができてしまうという特殊な機械でした。

唯一、観光できたのがここ、城壁の街、水原(スオン)でした。スオンの王がハングル文字の創始者といってました。


ソウルの中心地はまるでニューヨーク!また、ヨーロッパ風の教会があちこちにありました


韓国YWCA、長い歴史と伝統のある組織の中が今大きく変化を遂げています。

女性開発人力センター、大変忙しい女性企業家たちが沢山集ってくださって貴重なお話を聞くことができました。

人力センターのロンパールームと講習風景


女性政策の大元韓国女性開発院、したの図は開発院の位置を示した図。


貞洞劇場の若者たちは公演後外の広場で観客と一緒に踊ってくれました。

南大門市場、韓国らしさが満喫できる場所ですね

韓国視察のまとめ -いま、必要なことを即、政策に!-

2007-07-30 21:54:34 | 韓国視察
私たちにとって本当にようやく実現できたという感慨深い視察を終えて、「韓国でよかった!」「韓国へ行けてよかった」とつくづく思う。
韓国は、「“即実行”ケンチャナヨ精神」という、日本とは異質の素晴らしい気質がある。あらゆる点でそれが突出してみえる。
“なんでもできちゃうのだ”“なんでもやってみる”本当にそう思えるのが韓国であった。
今回の視察は、大田広域市の全女性議員との懇親、国の女性政策を地域で実践している大田広域市女性会館、大田広域市大徳バレー研究団地の女性企業会社訪問、そこからソウルに移動して、市民活動の伝統あるソウルYWCA、女性開発人力センターを運営している女性企業家との懇親、そして最後に女性政策策定機関である韓国女性開発院、の6箇所を訪問した。

 視察中、どこへ行っても突き当たったのが‘97のIMF経済危機の体験の重大性に改めて驚かされた。今韓国にある活力の源がそこにあるという感じすら受けた。
 韓国は、その体験を上手くチャンスに変えていた。というよりそれほど切実だったといえるのかもしれない。
‘97経済危機の後、政府は、即、女性の能力開発、社会進出、経済拡大を図るため、「女性開発人力センター」のプロジェクトをたちあげ、全国に51箇所設置している。
また、YWCAの館長や、女性企業家にみられるように世代交代(若い人の登用)が推進されていた。8年前に訪問した時は女性の会長や社長は、ほとんどが50代60代中心であったのに比べ今回はほとんどの方たちが30代40代であった。      
女性会館では、8年前に比べて子ども連れの若いお母さんたちが大変多かった。人力センターでは、20代、30代を対象にリーダーシップ養成講座や子育て中のお母さんに重点をおいた社会復帰の為の講座が開かれていた。これらからも若い次世代の育成に力を入れていることが良く解った。(どこも保育園(室)が設置されていた) 
 このように時代のニーズに即、対応できること、必要なら即、行動すること、これが韓国の特徴だと思った。こういう動きは政策だけでなく韓国人の気質といえるかもしれない。 例えば大田市の大徳バレー研究団地の女性企業家は、「はじめは夫が社長だったのですが、夫はもともと技術者で、私の方が経営能力があったから交代したのです。」とか、「定年後を見据えて、アメリカへ行き、これからはケーブルTVの時代だと確信して帰り、会社を興した。」などごく当たり前にこたえている人力センターの女性企業家の話を聞いて、そのことを確信した。
 
 もう1つ、中小を問わず企業はじめ、ネットなどの個人販売にいたるまで、市場を世界に拡大しようとしている視点、また、学生も、アメリカはじめカナダ日本などへ留学するのは当然という感覚も日本とは大きく異なる感覚だと思った。さらに、この視察を通してどの場面でも、韓国の人たちがはっきりと「発展させるためには教育が必要」と言う言葉を口にしている点がとても印象的であった。
 韓国の開発センターのプロジェクトなど、女性の自活にポイントをおく女性政策は、単に女性の職業訓練、斡旋にとどまるものではなく、プロジェクトを受けた企業家のネットワークや市民団体の経済の活性化になる。
 女性たちの社会進出は、家庭の経済を上昇させ、生活が潤い、それは韓国の経済活性化に反映していくという道筋ができている。
 女性政策の面では、アジアより進んでいるノルウェーやデンマークなどの例から見ると、女性の労働力のアップは、男性の労働力(時間)を減らすことにも貢献し、男性の労働力を減らしても、男女全体の労働力は増加(国全体の労働力はアップ)する。
 また、男女の労働力の差がなくなるということは、職場や家庭における役割分担の差もなくなってくるのは自然な流れで、そこには、実現化に向けた必要な制度が派生する。
 例えば、男女区別なく、職場での労働時間を減少する制度、雇用、役職の均等制度、子育て休暇制度、保育所の整備、子育ての経済的支援制度、年金制度の充実などの制度がそこから生まれてくるからである。(そのための税金の上昇は当然として)
 これらの制度は少子化の歯止めにもつながっている。
 韓国の女性政策、女性会館や人力センターのプロジェクトからはこういった動きへの広がりが伺える。
 これは、まさに私たちPPOの連携の基点(目標)である。

 残念な事に、韓国視察の中で知った、感じたいろいろな政策や意識が、現実の女性の職場や家庭における実態調査の結果にはまだまだ反映されるほどに至っていないのである。(韓国統計庁が発刊した‘2004統計で見る女性の生’参照)この調査結果は、日本の女性白書(参照)の調査結果とほぼ同じ様な傾向を示している。
 来年は北京の世界女性会議、行動綱領が批准されてから10年、国連では、各国の実態調査報告を受け今まとめの作業が行われている。
 韓国や日本のこの10年の結果が大きな問題となることは予測される。
 私たちは、韓国や、日本の問題点を把握し、今後の活動で、これらの問題を1つ1つ解決していかなければならないと思っている。
PPOは韓国で多くの人たちから「市民と行政と議員、この三者の連携は素晴らしい」と言われた。これは私たちPPOの大きな特徴であることを自覚し、
「自分たちにとって必要な事、それが政策」という当たり前の事を改めて確認できたことは大きい。
 市民活動とかネットワークの活動を社会(政治)に反映するためには、多くの人たちと連携し、それぞれの立場や特徴を活用しあい、輪を広げていくことが重要である。
 これが連携のメリットである。私たちは、韓国の視察を通して学んだこのメリットを最大限活用して実践していきたい、と思いを強くした。


 2004年韓国視察の報告書はこれで最終になりました。この報告を始めてから多くの方がアクセスしてくださり、アクセス数がそれまでの100倍以上になりました。
多くの方から、メールもいただきました。本当に有難うございました。もっと早くブログ掲載できたら良かったと反省しています。
 今の時点で見直して手直ししたい部分もありましたが、そのときのまま掲載しました。
 このあと写真集を掲載して行きたいと思っています。
 
 春の区市長選、区議員選、そして昨日の参院選が終わり私たちPPOの活動もこの1年お休みしていたため、この秋からはいよいよ活動開始です。
 これからが実働の時期と思っています。どんどんブログ掲載して行きたいと思っていますのでよろしくお願いします。


チャチャチャの韓国の女性

2007-07-29 16:54:11 | 韓国視察
                   白井 悦子
 今回お会いした女性たちは、30代から60代の現在韓国社会を動かしておられるリーダーたちばかりでした。どの女性も握手した時のぬくもりは暖かく微笑みに富み全身で抱擁し私たちを歓迎して下さいました。
韓国では1995年に北京で開催された第4回国連世界女性会議への参加を経て12月に「女性発展基本法」を制定しました。この法律は憲法の男女平等理念を具現化し、あらゆる領域で男女平等を推進して女性の発展を目指すものです。
 制定してからまだ10年たっていませんが、どの視察先からもこの法に則った男女共同参画社会の実現のための熱い息吹が感じられました。
 女性が仕事と家庭を両立していくためには保育問題を抜きには語られません。まだまだ公立保育園は少ないようですが、大田公城市女性会館では保育園児が元気にリズムをとり可愛い踊りで私たちを迎えてくれました。
 園児の一人は案内の館長の白地に桔梗の花をあしらった美しいチマチョゴリに抱きつき、汚した一幕もありました。にっこり微笑んだ館長は館長室で他のチマチョゴリに取り替えて私たちと応対して下さいました。なんとしなやかな素早い変わりようでしょう!
 2歳のお嬢さんがいるガイドさんは、「夫の母が娘をみてくれているんでとっても安心です。可愛がってくれるんですよ」と目を細めておられました。
 貞洞劇場にも観劇中子どもを保育してくれる託児所がありました。
 これからどんどんいろいろな保育施設ができてき親を助けてくれることでしょう。
 日本と同じように少子化が進んでいる韓国です。子どもの育ちを保障し、安心して預けられる保育施設が増えますように切望します。
 因みに韓国の女性の就業構造は日本と同じくM字型を描いています。ポリシーのある行動力と先見性、リーダーシップを具えた女性たちの今までの歩みと努力、これからの抱負などをもつともっと聴きたい衝動にかられました。次回には暮らしの中心にいる庶民の生活にも触れてみたいと思います。
 これからも近い隣国の親友として是非交流していけたらなあと思いました。どの女性も本当の「優しさ」(人を憂うる)を持っていました。
「チャンス」「チャレンジ」「チャーミング」の3拍子揃ったチャチャチャの韓国女性に乾杯!                

大きな鏡・・・韓国女性の美しさの秘訣は鏡かも?

2007-07-27 12:14:50 | 韓国視察
  藤田 啓子
 用を足しちょっぴり晴れ晴れした気分で、トイレから出てくると真っ正面の鏡に私の全身が写っており、一瞬固まってしまった。度肝を抜かれ落着かなくなってしまった。
「私の顔の守備範囲はわかってるし、心の鏡で見るの」と言って日頃から鏡と向き合う時間の少ない私。
 以後気をつけてみると、トイレの前には必ずといってよいほど等身大の鏡があった。
 日本で等身大の鏡を見かけるのは、ホテルやデパートの試着室など限られた場所であり、ホテルの洗面台さえも上半身が写る鏡が大部分である。
 
 通訳の朴さんに韓国は何故等身大の鏡なのか聞いてみたが、昔からそうだったとのこと。だから朴さんが日本に留学した時、鏡が小さくてとても不便したという。
何故だろう。
 鏡は中国から渡来し、古来呪術的なものとして重視され、祭器や権威の象徴、財宝とされてきた。そのため大きな鏡でなく、小さい方が良かったのだろうか。三種の神器にもやたの鏡が加えられている。ランプを使うようになるまで部屋は薄暗く、顔がぼんやり見える程度の明かりだったので、大きな鏡は必要なかったのかも知れない。
「縮み志向の日本人」故なのか。韓国女性が美しいのはこの大きな鏡にも一因があるのだろうか、いつか調べてみたいと思う。          

鏡と言えば、誰でもそうですが、鏡の前に立つと自然と姿勢がシャンとなりますよね。美しさって姿勢が100%と言っていいくらい左右します。
ダンスやバレースタジアムは部屋の壁全体が鏡張りになっていていろいろな角度から自分の姿が見られます。
 姿勢を正すにはかがみは最適ですね、毎日の挨拶代わりに「○○さん、太ったでしょう」と言われるようになった昨今、等身大の鏡の前に毎日立つといいのかも???ダイエットは先ず鏡から