一流ホテルで腕を磨き、念願の故郷で開業を果たしたラーメン店があります
【手打ちラーメン まるめしあん】
~ まるめしあん.Story。~
料理が好きでコックを目指し、かの有名なホテルパシフィック東京へ就職。様々な知識を習得したのち、故郷でもある栃木で飲食店を経営。現在は社長として事業所給食を展開する敏腕ぶり。その傍らで、ラーメンに対しては以前から興味があり、欠かさず研究はしていたという。そしてその成果を形にすべく2007年3月、矢板で開業。進化系、発展系と謳う個性的なメニューを筆頭に、和や伊を巧みに取り入れた創作系のメニューは、次元の違う旨さがあると評判です。
店の雰囲気
プレハブの店舗だが、ここは勇気を出して入ってもらいたい。扉を開けるとバラエティーに富んだメニューの数々が紹介されています。一度や二度訪れただけではこの店の全体像は把握出来ないほどの多種多様ぶりダルメシアンのトップブリーダーでもある店主の趣味で、店内はダルメシアン一色
装飾品ももちろん店主の手造りいい味出してます
客席はダルメシアンカラーの椅子のカウンター席に、畳を用いたお座敷。外観からは想像できない、しっかりとした造りです
一問一答
Q.店名の由来は?
A.ダルメシアンのトップブリーダーなので、そこからの掛け合わせです(笑)
Q.ラーメンを作る上で一番こだわっているところは?
A.丼一杯に最大限の個性を詰め込むことかな。誰も真似できないようなラーメンで勝負しているつもりです。
Q.店主にとってラーメンとは?
A.自己を表現できるものです。
Q.将来の展望は?
A.ラーメンという枠にとらわれることなく、多種多様にチャレンジしていきたいと思っています。
Q.好きなラーメン店は?
A.矢板にある「二幸食堂」さんです。お勧めは中華そば
Q.店主がオススメするメニューは?
A.大判のチャーシューを4枚使った「白みそネギチャーシューメン」です
ではその自慢の白みそネギチャーシューメンを作っていただきましょう
調理の様子
スープベースは2本。白みそは白濁系スープを用いるようです。まずは小鍋で温め、合わせ味噌や胡麻ペーストなどで味の輪郭を整え、自慢の自家製麺を茹で始めます。
丼に味噌の風味漂うスープを注ぎ入れ、麺をほぐし、各種トッピングを豪快に盛り付けた後、仕上げににんにくチップとマー油を流し込み、
白みそネギチャーシューメン〔850円〕
麺の特徴
国産小麦を2種類ブレンドし、3日間熟成させてコシを引き出す。形状は中太のほぼストレート。喉越しを重視したという自家製麺は、ふっくらと柔らかくそしてツルツルの食感。
スープの特徴
豚3・鶏7の割合で一昼夜炊き出す白湯スープに、自家製大豆の合わせ味噌を溶き、コクを補うべくゴマペーストを加える。マー油はスープ全体に深みを与え、ピリッとした辛みは一味ペースト。様々な風味が折り重なったオリジナルテイスト。
トッピングの特徴
肩ロースを使ったチャーシューは、大判で厚みのあるものが丼をぐるりと囲むように4枚トッピングされ、豪快さを演出するも、ピリッと辛く和えた白髪葱のせん切りが華を添える
季節の杏仁豆腐〔200円〕
特徴
さすが一流ホテル出身見た目の美しさは文句なし。そしてなにより、ドイツワインで煮詰めた無花果のシロップを杏仁豆腐に合わせるという発想が素晴らしい杏仁自体も生クリームの割合が多く、プリンのような装いを魅せる極上スイーツシロップは季節により変更。
お客様へのメッセージ
味はもとより、接客・サービスなども含めて、個性あるラーメン店を目指しています。ぜひ一度お立ち寄りください。
店舗Data
住:矢板市下伊佐野1026
休:水曜日・木曜日
営:11:00-15:00(昼のみ営業)
他:
修:ホテルパシフィック東京
開:2007年3月
他メニュー
中華そば 白濁ラーメン 進化系しょうゆラーメン
発展系しおラーメン 白みそラーメン 赤みそラーメン
行者にんにく餃子 普通の餃子 そばラーメン など
※まるめしあんさん取材協力ありがとうございました。
'08/8 絶品の呼び声高い冷し系メニューの紹介は{こちら}
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'11/5 2号店「まるめしあん101」の紹介は こちら
この杏仁豆腐にとっても魅かれてしまいました。
ラーメン屋さんのデザートとは思えない。
サイドメニューも美味しいですよね。