時と彩り

記念品でいただいた時計、
「ＳＥＩＫＯのゴールドフェイスに黒いワニベルトとかいらん！」
と不評で誰も使う人はいません。正しい社会人の為の１本って感じ。
今の時代、スマホもあるし、好みは多様化していて、こういう時計はね・・・・。
記念品の見直しをしたほうがいいのでは？

でも、もったいない、
とデパートのベルト交換コーナーに持っていって、グリーンに交換してみました。
これなら軽やかで使えそう。
本当はピンクにしたかったけど、思うピンクがなくて、水色と悩んでのグリーン。
黒ベルトの時とは別物に生まれ変わりました。

ベルトを交換するにあたり、ネットでもいろいろみたんだけど
パイソン（ヘビ柄）のベルトもかっこいい！ベルトの世界は楽しいぞ。
若いころ買ったメンズサイズの時計の黒ベルトを白に交換してみようかな。
携帯を持つようになって、時計は旅行用に安いカジュアルなのさえあれば充分と思ってきたけど、
付けてみると夏は腕を出すことが多いので時計があると目線が手首に行くのはいいな。
アクセサリーとして色のパワーを利用しよう。

私は今後時計を購入することはないと思います。
雑誌を見れば毎年ブランドから素敵な時計が特集されていて、
欲しいと思うこともあるけど高価なものは私の生活には必要ないんだよな。

年をとって、若いころの不相応な高価な物への執着もなくなり、無理してハイヒールを履かなくなり、
人目を気にした服も着なくなって、ストッキングも履かなくて、正しい社会人から外れていってる気もする。
そんなとき、この時計を見て、なんだかんだで25年は働いたんだもんいいよねと自分を許してあげられそう。
アーリーリタイアを夢見る私にとって、会社人の時間はつらくもあり、きっとこれからの心の支えになるはず。