打倒バルサ

バルサは強い。
時代はバルセロナのものだ。
おもしろくない。
彼らには赤と黒の挑戦状が叩きつけられなければならない。


ミランがインザーギとセードルフを留めたのは賢明だった。
経験と豊かな力を備えた彼らはクラブをぶ厚くしてくれる。
ピルロは残念だけれど、このところの不調から仕方ないだろう。

チアゴ・シウバやアバーテにより、ＤＦ陣の世代交代も進んだ。
ネスタの調子も上向いてきた。
メクセスについては是々非々計りかねる。

いまいち気に入らないのは、派手だけれど美しくない攻撃陣……
綺羅星カカの帰りを諦めきれない。

ともあれ、ロッソネーロが雌伏のときを終え、世界にその存在を思い出させる年がきた。


（にしても、今日の決勝戦。ファン・デル・サールがキレてれば、もう少し違った展開もあったのじゃないか？と思うのだが）

愛しいアヒルの子

今夜の対戦相手はアーセナル。
若きガナーズたち。

さっきまで７００ページを埋め尽くす数字との格闘に倦んでいたのだけれど、１２時過ぎたら途端に血が沸いてきた。
昨日届いたばかりのマルディーニのユニフォームを着て応援しよう。
パトもフィオレンティーナ戦のケガから回復しての出場となる。
ミラン・ユニを着て千の戦場を駆け巡った猛者に抱かれ。幼きアヒルちゃんよ！　お前の才能をロンドンっ子にぶつけてやってくれッ！！

「僕は・君たちが・好きだ」

そりゃ、ほんとは昨日書きたかったんだけれども。
試合後、川崎の友人宅に足を運び、そのあとラーメンを食べたり仮眠とったりしていたら帰宅したのは今朝４時。
フラフラしながら仕事しているんだけど、せめて今日中に感動を記さねば、と会社のＰＣから我がブログにアクセス。

……でも、なんか言葉になんない。
寝不足というのもあるんだろうけど、宙に浮いたようで実感が沸かないのと、感動が胸んなかでパンパンに膨らんじゃっててうまく取り出すことができない。

感無量のパオロの前にトロフィーが置かれ、脇にカカとインザーギがゆったりと寝そべっている。二人が顔をもたげ左右からトロフィーにキスをする。
それはまるでギリシャ神話の神々が住まう神殿のごとき絵姿だ。
わたしはついさっきまで談笑をしていた、自分にとって海図のような存在のひとりである友人が口にした言葉を思い浮かべる。「野球とか他のスポーツにくらべて、サッカーは神に愛された者たちのためのスポーツだと思う。祈りを捧げる姿が最も輝いている」。

涙でスタジアムが滲んでゆく。
視界が縁起を担いだアウェーユニの赤と白に染まる。
わたしたちは「We Are The Champions」を繰り返し繰り返し歌い続けた。

紅く赫い戰いに剋ち

今日は仕事を早上がりし、横浜アリーナまでクラブＷ杯のレッズｖミラン戦を観戦しに。
各大陸のトップクラブが争うんだからやっぱり楽な試合なんてないんだなぁ。
もちろん、レッズサポーターによる熱い応援とミランがボールを持ったときの執拗なブーイングにロッソネーロは完全アウェー状態だし。

それでもミランがあまりにミランなことに改めて惚れ直した今日。
ピッポはひたすらゴールに向かってバタバタ走ってるし、クラーレンスはプロフェッサーらしくきちんと身の置き所を心得ているし、マルディーニはそこにいるだけで伝説だし。なんだか色彩豊かなクラブだな。
パオロ師匠がピッチにあがってくれたことに驚きと感謝を！

つぎはボカに借りを返し、世界一クラブの王冠をこの手に！
１６日も熱く応援に行ってきますッ!!!


…と書いてる間に３２歳になってた。
自分にとってちょいと意義深きこの齢。

あなたのことを好きでよかった

インザーギが泣いた。
セードルフが泣いた。
ぼくもめっちゃ泣いた。

２日前、急きょ２４日開催のイベントの司会を頼まれた。
経団連の大物がズラリ並ぶ大型イベント。
うう～～～むむむ、泣く泣く深夜の観戦はあきらめた……と思ったけど、やっぱり見ちゃいましたよ、ライブで！

イスタンブールの悲劇、カルチョ・スキャンダル、シェバの電撃移籍、振るわないリーグ戦蹟……ホント、この数年は辛かった。
ああ、もうなんて言っていいかワカンナイよ！！　とにかくバンザイ！　ありがとう！　大好きだよ、ミラン！！



これだけ幸せなキモチなんですもの、そりゃ司会なんか鮮やかにこなしてやりましたよ。笑

“マルディーニをアテネに連れて行こう”

うぅぅ～～、感動の涙でディスプレイが滲むぅ……

完璧な試合だった。
完全なるミランの試合だった。
セードルフらしいセードルフであり、ガットゥーゾはあまりにガットゥーゾだった。
カカという若き綺羅星を守るためにチームが息を吹き返した。そのように感じる試合だった。
そして激しすぎたガットゥーゾを最後に交代させたアンチェロッティの采配にも私は拍手を送った。（リーノはこの試合に至るまでの今季のツライ思いを長い長い手紙にしたためてイタリアのスポーツ誌に掲載したという）

さて、復讐だ。
２年前、開始１分に得点を決めたマルディーニのボレーからそれははじまった。
前半３点を連取したミランが後半１５分間でリヴァプールに追いつかれ、狂喜するリヴァプールサポーターでスタジアムが揺れるなかビッグイヤーを奪われてしまったイスタンブールの屈辱。
今年、マルディーニが引退する。イタリアの歴史が最後のピッチに立つ。
貸しは返してもらおう。

やっぱり熱いなぁ・・

こないだの土曜は一日中ＣＬの一回戦２nd legを観てた。
全８試合中６試合を一気に鑑賞。３日間にわたる情報規制を敷いてたおかげでとても満足した一日になった。
１st legも５試合を観たわけだけど、今年は群を抜いてるってチームはないような気がする。そして、だからこそどこも侮れん…。

うちんとこはカカが孤軍奮闘してくれてるおかげだもんな～。怪我はもちろん最悪だけど、いい加減疲れちゃって「もういい！　オレやめる！」とか言い出さないか心配。「こんだけ走ったからもう満足。次のチームいきます」とか。(泣)
シェバ兄貴が去り、マルディーニも引退したらモチベーション下がっちゃわないかなぁ。
まぁ、あんま暗いこと考えてても仕方ないので…とにかくビッグイヤー目指してガンバってくれ～～！！！
セードルフ。ピルロ。若きエースを支えてやってくれよぉ！
っちゅうかジラルディーノ！　お前がしっっかり走らんかいい！

ああ、そういえば

セルティック×ミランって明日の深夜・・・というか明後日の朝方だったよな。
まったく頭から抜け落ちてた。
見たいな。でも、こっちにはスカパーないし。日曜には福島ＴＶでもやるみたいだけど、それまで情報を完全シャットアウトするってのはムリがありそぉ。それまでmixi見ちゃいかんってことでもある。
うーーん、うーーーん。。。

復調を望む

ＣＬトーナメントはセルティックとか…。
ミランはビッグチーム相手のほうが気合入るからアーセナルとかバイエルンあたりがいいナと思ってたんだけど。
いわゆる格下相手だと集中力に欠けてしまう。でもＣＬで手を抜いて勝てるチームなんてないんよね。あれほど世界屈指の選手たちがいながらやっぱり油断しちゃうんだなー。

俊輔には悪いけど（yoshimiさんにも）セルティックをトーナメントに導いたことで満足してもらうとして。
ロッソネーロよ！　マルディーニにビッグイヤーの花向けを！！

夢で逢えたら

思わずサッカー雑誌を２冊買ってしまった。
ミラン＆インテルを特集したのと今シーズンの注目若手選手特集。
前者“ミラノ、天国が地獄か”というやつはちょっと前から気になってたのだけど、いかんいかん雑誌ばかり衝動買いしては……と思ってたのに！
ま・俊輔のハットトリックに勢いづけられて、ということにしておいて。

今夜はお布団のなかで遠いカルチョの国の夢をみましょう。