8月14日(木)
美濃戸口→美濃戸→南沢→行者小屋
8月15日(金)
行者小屋→赤岳鉱泉→北沢→美濃戸→美濃戸口
8月14日(木)・15日(金)で、八ヶ岳の赤岳に登る計画を立て、行者小屋を予約した。
事前の情報収集で、アキアカネが飛び始めたのでアブはいなくなったという情報を得たが
万が一の時のことも考え、いろいろと策を講じた。
【その1】 防虫ネットの装備
【その2】 強力防虫香の携帯
【その3】 にせヤンマの作成(ザック用・帽子用を含め10体作成)
その他、ハチに刺された時に服用する内服薬から強力ステロイド剤、虫除けスプレーはもちろん
ポイズンリムーバー、アブ除けのためのハッカスプレーと清涼油(タイガーバームとほぼ同じ)まで準備。
4年前には、西吾妻で何かに刺されて足が象の足のように腫れ上がり、激烈な痛みに襲われつつ歩き
昨年は磐梯山で蚊に70箇所以上刺されて病院行きとなったため
念には念を入れてアブ除け対策を講じたが、ある方から
「攻撃されないうちはこちらから攻撃しない自衛隊みたい」
と評されてしまった。
「アブに対しては近づいてきた段階でこちらから先制攻撃を仕掛けるほうが効果的」
で、虫が感電死するような道具もあるそうだが、今回は専守防衛方式で行くことにした。
8月14日(木)、今にも降り出しそうな空模様の下、最寄駅5時49分発のJR宇都宮線に乗車。
途中赤羽駅で埼京線に乗り換え新宿駅まで行き、7時発のスーパーあずさ1号で茅野駅に向かった。
9時8分、茅野駅に着いたら、本格的な雨降りになっていた
茅野駅のバスターミナルでバスを待つ間、バス停近くに設置された灰皿に群がる喫煙者に悩まされた
9時35分、美濃戸口行きのバスが発車するが、途中雨は降り続き、八ヶ岳は裾野も見えず雲の中。
10時12分、美濃戸口に着くと、八ヶ岳山荘のベンチ前でまたもや喫煙者がタバコを吸っている
勘弁してくれ~
八ヶ岳に行く登山者は喫煙率が高いのか?
それとも、人が単に増えているから、それに比例して喫煙者も多いだけ?
だとしても、バス停や出入り口前の灰皿は、いらないよな。
10時30分、レインウエアを着込み、美濃戸に向けて出発。
もう時季も時季なので、アブはいなくなっているのかもしれないが
雨のお蔭でアブは1頭もいず、安心して歩けたが、美濃戸に着くまでにびしょびしょに。
美濃戸で腹ごしらえをし、11時55分に登山口から南沢登山道に入る。
そこからは、雨と汗でびしょびしょになりながら、ぬかるみの中を歩く。
下山してくる人も多い。
天候のせいもあったと思うが、美濃戸口から行者小屋までの3時間は長かった
行者小屋に着いたのが14時過ぎで、受付を済ませて割り当てられたのが、南1という区画。
大部屋だが、各区画に仕切りがあって、ちょっと個室感覚が味わえる。
が、個室感覚も行き過ぎると、お隣さんを案内してきた小屋番さんが
着替え中のぴすけに驚いて「あれー、ごめんなさい」と、謝る事態を招くことになる
「いえいえ、こちらがごめんなさいです」と、咄嗟に言ったものの
ぴすけの変な姿を見てしまったお隣さんと小屋番さんは、いい迷惑だったと思う
この日はずっと雨降りだったので、散歩にも出ずに、濡れた衣類をひたすら乾かし
夕食をいただいて、20時30分に就寝
15日(金)、5時20分に目覚めると、朝日が燦々と降り注ぎ
赤岳への稜線がくっきりと見えているではないか
ただし、強風
昨日は全く見えなかった景色に息をのむ。
が、それも束の間、ほどなく霧が下りてきてしまい、稜線は隠れてしまった。
朝ごはんをいただきながら、さて、どうしたものかと思案したが
天候の回復は見込めないので、今回は撤退、北沢登山道で山を下りることにした。
7時10分、行者小屋を後にして、中山乗越から赤岳鉱泉へ。
7時45分、赤岳鉱泉から振り返ると、一瞬霧が晴れたが、それも本当に一瞬。
名残惜しいが、今回はあきらめるしかなさそうだ。
9時20分、美濃戸口を経て、10時5分、美濃戸口に到着。
10時35分のバスが来るまで、ソフトクリームを食べて待つ。
帰りのバスから見ても、八ヶ岳はずっと雲の中で、その姿を現すことはなかった。
ああ、残念
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八ヶ岳も、私たちが行った後、雨で南沢登山道は水没したようです。
今年はこういう年なんでしょうかね。
あさってから吾妻に行くのですが、これまた天候が心配です。