※注意※
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公取委「燃費向上効果なし」 １９社に排除命令
冷却水の添加剤やシガーソケット取り付け器具など自動車の「燃費向上」をうたった１６商品は効果の根拠がないとして公正取引委員会は８日、景品表示法違反（優良誤認）でカー用品メーカーなど１９社に排除命令を出した。命令を受けたのは「ソフト９９コーポレーション」（大阪市）、「奈良健康堂」（奈良市）など。公取委は裏付けとなる資料の提出を求めたが各社は科学的な根拠を示さなかったという。
（共同通信）
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カーショップなどでよく見かける燃費向上グッズ。これを自動車に装着したり添加したりすることでその燃費を抑えるという謳い文句で、実に色々な商品が販売されています。
さてこの燃費向上グッズですが、まあ、よくある疑似科学というヤツを使って、科学的根拠があるかのように謳い消費者を騙すか如くの手口で販売されているのが実情です。車によって個体差が出るというのは解らないでもないですが、装着したからといって必ずしも燃費向上の効果が得られるかというと必ずしもそういうわけでもなく、その効果は使用者の感覚によるところがあるのです。すなわち変わったように感じることもあれば何にも変わらないと感じる場合があるということで、その効果は非常に曖昧なものが多いのです。
で、今回そんな燃費向上グッズを販売していた業者に、公正取引委員会がその科学的根拠を求めたところ、19社がその科学的根拠（合理的な根拠）を示さなかったらしく、その19社に対して景品表示法違反（優良誤認）として排除勧告を行ったのだそうです。
今回公正取引委員会が排除勧告を行ったのは以下の19社。同時に製品名も紹介。
ソフト99コーポレーション：ギガスマルチパワー
奈良健康堂：ランナップ
ル・モンド：エコストラップ
ニッポンエミール：ハイオクくん
ニューイング：燃良太郎
オージーシステム：ハイパーグローブ
コムテック：マグチューン
ZERO-1000：パワーネオプロフェッショナル
すばるメディア：起爆水
ピエラス：起爆水（上記の卸売業）
高野自動車用品：サイクロン3
インテークマジック：インテークマジック＆アウターマジック
バッファロー：フューエルバンクEVO II
コアーズインターナショナル：フューエルバンクEVO II（上記の卸売業）
リッツコーポレーション：リッツパワーシフトMS-001
リッツソリューション：リッツパワーシフトMS-001（上記の卸売業）
サン電子工業：ホットイナズマポケット
スカイフィールド：ネオソケットエコ
レミックス：エコサンダー
参考：自動車の燃費向上等を標ぼうする商品の製造販売業者ら19社に対する排除命令について - 公正取引委員会（pdfファイル）
最近原油高の影響でガソリンや経由の価格が急上昇しましたし、こういった燃費向上グッズに手を出す方も多くなったのかもしれませんが、こういった結末と相成りました。てか、こういう製品を購入した人、かなり多いと思うのですが、これらの製品を販売した業者に対して損害賠償…まあそこまでいかずとも、製品購入代金くらいは返金していただきたいものですね。ただまあ、今回は「合理的根拠が無い」という理由での対処であって、効果がないという理由ではないので、この手の製品が淘汰されるというわけではなさそうです。（効果はあるかもしれないので、パッケージの謳い文句のみを変更して販売は継続されるということのようです）
疑似科学と言えば、健康食品や健康器具といった類でもよく用いられるトリックですが、健康＆美容ブームの昨今では騙されてしまった方も多いのではないでしょうか。中には毒というか人体に悪影響を与えるものであると警告されているにもかかわらず、疑似科学を使ってあたかも科学的根拠があるかのごとく堂々と販売されていたりエステティックサロンなどで利用できてしまいますので、心当たりのある方はどうかご注意ください。
公取委「燃費向上効果なし」 １９社に排除命令 - フレッシュアイニュース
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公取委「燃費向上効果なし」 １９社に排除命令
冷却水の添加剤やシガーソケット取り付け器具など自動車の「燃費向上」をうたった１６商品は効果の根拠がないとして公正取引委員会は８日、景品表示法違反（優良誤認）でカー用品メーカーなど１９社に排除命令を出した。命令を受けたのは「ソフト９９コーポレーション」（大阪市）、「奈良健康堂」（奈良市）など。公取委は裏付けとなる資料の提出を求めたが各社は科学的な根拠を示さなかったという。
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カーショップなどでよく見かける燃費向上グッズ。これを自動車に装着したり添加したりすることでその燃費を抑えるという謳い文句で、実に色々な商品が販売されています。
さてこの燃費向上グッズですが、まあ、よくある疑似科学というヤツを使って、科学的根拠があるかのように謳い消費者を騙すか如くの手口で販売されているのが実情です。車によって個体差が出るというのは解らないでもないですが、装着したからといって必ずしも燃費向上の効果が得られるかというと必ずしもそういうわけでもなく、その効果は使用者の感覚によるところがあるのです。すなわち変わったように感じることもあれば何にも変わらないと感じる場合があるということで、その効果は非常に曖昧なものが多いのです。
で、今回そんな燃費向上グッズを販売していた業者に、公正取引委員会がその科学的根拠を求めたところ、19社がその科学的根拠（合理的な根拠）を示さなかったらしく、その19社に対して景品表示法違反（優良誤認）として排除勧告を行ったのだそうです。
今回公正取引委員会が排除勧告を行ったのは以下の19社。同時に製品名も紹介。
ソフト99コーポレーション：ギガスマルチパワー
奈良健康堂：ランナップ
ル・モンド：エコストラップ
ニッポンエミール：ハイオクくん
ニューイング：燃良太郎
オージーシステム：ハイパーグローブ
コムテック：マグチューン
ZERO-1000：パワーネオプロフェッショナル
すばるメディア：起爆水
ピエラス：起爆水（上記の卸売業）
高野自動車用品：サイクロン3
インテークマジック：インテークマジック＆アウターマジック
バッファロー：フューエルバンクEVO II
コアーズインターナショナル：フューエルバンクEVO II（上記の卸売業）
リッツコーポレーション：リッツパワーシフトMS-001
リッツソリューション：リッツパワーシフトMS-001（上記の卸売業）
サン電子工業：ホットイナズマポケット
スカイフィールド：ネオソケットエコ
レミックス：エコサンダー
参考：自動車の燃費向上等を標ぼうする商品の製造販売業者ら19社に対する排除命令について - 公正取引委員会（pdfファイル）
最近原油高の影響でガソリンや経由の価格が急上昇しましたし、こういった燃費向上グッズに手を出す方も多くなったのかもしれませんが、こういった結末と相成りました。てか、こういう製品を購入した人、かなり多いと思うのですが、これらの製品を販売した業者に対して損害賠償…まあそこまでいかずとも、製品購入代金くらいは返金していただきたいものですね。ただまあ、今回は「合理的根拠が無い」という理由での対処であって、効果がないという理由ではないので、この手の製品が淘汰されるというわけではなさそうです。（効果はあるかもしれないので、パッケージの謳い文句のみを変更して販売は継続されるということのようです）
疑似科学と言えば、健康食品や健康器具といった類でもよく用いられるトリックですが、健康＆美容ブームの昨今では騙されてしまった方も多いのではないでしょうか。中には毒というか人体に悪影響を与えるものであると警告されているにもかかわらず、疑似科学を使ってあたかも科学的根拠があるかのごとく堂々と販売されていたりエステティックサロンなどで利用できてしまいますので、心当たりのある方はどうかご注意ください。
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