ピノの結石の確認は、尿のPHがアルカリ性へ変化すると、要注意状態になるそうです。
ピノの尿のPHは、「6.5」近辺、「7.0」は越えないことだそうです。
「おしっこチェックもできちゃうシート」を使用して確かめるんですが、これでは、
小数点以下の数値がわからず、「6.0」台と判断できても、
酸性に近いのか、アルカリ性に近いのかわかりません。
いろいろ調べてみたら、「PH試験紙」というものがあることがわかりました。
テープ状でロール紙になっていて、数センチ引っ張り出して切り取って測れるものです。
ここで問題は、トイレシートの上で排尿するピノの尿をどうやって容器に移すかです。
でないと、試験紙を浸してPHの測定ができなくなってしまいます。
そこで¥100均で探してみたら、一人鍋用の小さな「お玉」がありました。
これをピノがしゃがんだら、後ろからそーっと、お尻の下に「お玉」を差し入れて
使うようにすればなんとかなりそうでした。
飼い親が近くにいるとなかなかうまくいかないことが多いので、普段から排尿時、
後ろから「お玉」を差し入れることに慣れさせなければなりませんし、いつ排尿するか、
ピノの排尿タイミングの把握のため、行動観察も必要です。
また、浅い小皿でも取れるようにこんなものも、準備しました。
お刺身用の小皿です。
白地にしたのは、尿の色も観察できるようにしたかったからです。
どれも¥100均で購入したので、210円(税込み)でした。
食事前の採尿が望ましいのですが、ピノの場合、食後でないとなかなかしてくれません。
朝食が済むと、排尿するまで、10分、20分、30分。
じーっと待つことになります。
ピノが排尿し始めたら、お尻のほうからそーっと「お玉」差し入れて取れました。
あらかじめ、試験紙を3-4センチの長さに切ったものを割り箸に挟んで測ります。
カラーチャートで色から、PH値を特定します。
今回は、微妙な判断が必要ですが、「6.4」だと思います。
まずまずの結果です。
色も、以前の濃いネバネバな感じから、さらっとした薄い色に変わっていました。
結石の場合、ワン仔もヒトと同じようにふだんから多目の水分を取ることだそうです。
尿が濃くならないよう、薄くしておいて結石の元になる結晶を体外へ出すことらしいです。
いつも
ペットボトルを逆さにして飲み口をつけて、給水器として使っていました。
これだけだと、ピノが能動的に飲もうとしない限り、意図的な水分補給はできず、
とても十分な量とは言えないと思いました。
いつもピノは欠食児童なので、フードの器に必要な水分を入れて与えることにしました。
その際、山羊ミルクを耳かき3-5杯程度を入れてみることにしました。
ピノは以前から、ミルクでお腹を壊すようなことはありませんでした。
山羊ミルク(ゴートミルク)の成分は母乳成分に一番近い成分になっていて、
牛乳アレルギーや牛乳を飲むとお腹がグルグル下痢をしてしまう場合でも飲めるものです。
ピノはまず山羊ミルクがまぜてあるお水を飲んでから、ヒタヒタになったフードを食べました。
食べ終わった後も、ペロペロとお皿をなめてくれ、山羊ミルクのふりかけ?は、大成功でした。
ただ、ピノの耳毛を長くしているので、いつも食べ終わると耳の先がお水でベタベタ。
そこで以前に購入したヒト用のシュシュを使うことにしました。
これで、耳毛は濡れずにすみました。
口の周りは仕方がないから、タオルで拭きます。
この状態を当分続けていこうと思います。
ドッグダンスの活動で、名古屋市動物愛護センターを訪れました。
前日にシャンプーをして、出かけました。
この日、関西から来ていたワン仔もいました。
昨日は、デイサービスセンターを訪れました。
ピノの演技ですが、一つのトリックから別のトリックへの流れがつながらなかったけれど、マズマズ。
ワン仔たちとのふれあいタイム。
入所者の方の笑顔が出せず、本当に残念です。
帰り際に職員の方から、
「毎月でもいいですよ」
「ふだんなら、途中で寝てしまう方もいるけれど、今回は全員起きていた」
と、うれしい言葉をいただきました。
こんな言葉が本当にうれしいんです。
活動を続けていて励みになります。
今回のブログはピノの写真は1枚だけになってしまいました。
でも記録として、あるいは見ていただいている方の何かの参考になればと思い、書き記しています。
ピノが「痛いっ!」、「痒いっ!」「苦しいっ!」とか言ってくれればいいのですが。
だから、言葉を話せないピノの気持ちを察することは、大変です。
表情を読み取ることは並大抵のことではありません。
でも、笑顔のピノを見ているのが一番うれしいお世話掛と運転手です。
ピノは生まれてから 2087日目(5歳と261日)、
我が家に来て 2004日(5年と178日)経ちました。
ピノは、あと103日で、6歳になります
もしよろしかったら、コメントでもいただければ、幸いです。
コメントの反映にあっては、その内容を確認したのち、「公開」とさせていただくため
お時間がかかる場合があります。
これは、スパム行為・誹謗中傷・公序良俗に反する発言など、当ブログには不適切と思われるコメントが
急増したためのやむを得ない措置として、ご理解いただきますようお願い申し上げます。
※ 最後までご覧いただきありがとうございます!