Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

クリープは上手に活用を

2015-07-10 15:19:05 | Weblog

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「コーヒーに入れるのじゃないよ」というのは言い古されたオヤジギャグですが、
AT(オートマ)車には、
アクセルを踏まなくても車が動いてしまう「クリープ現象」というものがあります。

AT車(CVT車を含む)ばかりでなく、
本当はクリープ現象が起きないはずのハイブリッド車(停止時にはエンジンが止まる)や
電気自動車(そもそもエンジンが無い)にも、
ユーザーからの要望によりわざわざ搭載されたそうです。

確かにクリープは、上手に使えば便利な機能です。

例えば、上り坂で停止した後に発進する際、
MT(マニュアル)車なら、いわゆる「坂道発進」をしなければなりませんが、
AT車なら、目で見て明らかな急坂でもない限り、
ブレーキからアクセルに踏み替えるだけで簡単に発進できます。

それから、例えば、狭い路地や雑踏を通る際、
MT車なら、「半クラッチ」や「断続クラッチ」を用いてスピードを調節するところ、
AT車なら、右足をブレーキの上に置いたまま(すぐにブレーキが掛けられる状態で)、
安全に通過できます。

その他、右左折の際や、車庫入れする際や、工事中の道路を通行する際など、
「徐行」が求められる場面で、クリープが活用できます。

しかし、クリープの問題点として、
「ドライバーが意識しないのに車が動き出す」ということが挙げられます。
これが事故の原因となりうるのも問題ですが、
何よりも、「人が機械に操られてしまう」のが最大の問題です。

クリープ(あるいは自動車運転)に限らず、科学技術のすべてに当てはまる話ですが、
それらは人が上手に使うべきであって、
人がそれらに振り回されてはいけないのだと思います。


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