Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

「落語」と「スペシウム光線」と「チキチキマシン」の共通点

2010-08-08 13:42:01 | Weblog

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落語でも、演劇でも、
客席から見て「右側が上手(かみて)、左側が下手(しもて)」とされています。
主人公あるいは位の高い人は、
舞台の右袖から登場し、観客に左の横顔を見せてお芝居をするのが、
一応のパターンなのだそうです。
(敢えてパターン崩しに挑戦する前衛的な演出も有るでしょうが、ここでは例外としておきます。)

どうやら、これは、
「人間の心理が『右から左へ』の流れを自然だと感じる」
という仮説に基づくものらしいです。
もっとも、逆に、
似たような事象をいろいろ研究しているうちに、こういう仮説が生まれた
と考えるべきかも知れませんが。

また、この仮説は、テレビの世界にも当てはまるようです。
例えば、「ウルトラマン」の必殺技「スペシウム光線」は、
画面の右から左に向かって発しますよね。
「仮面ライダー」やその他のヒーローたちも、
敵と対峙する場面では、画面の右側に立っているような気がします。
(すべての場面を検証したわけではありませんが…)

日本人は文章を右から左へ読むことに慣れているため、
「右=過去、左=未来」という時間軸を構築しているとの推測もできますが、
ところがどっこい、このことは、洋の東西を問わないようです。
先に挙げた演劇の例でもそうですし、
米国ハンナバーベラ社製のアニメ「チキチキマシン猛レース」でも、
画面左側にゴールを想定し、各車は左に向かって走っています。

もし、この仮説が正しいとしたら、
実際の運転の際、ドライバーは、
無意識のうちに「『左から右へ』の流れは“不自然”」と思い込んでいる虞があります。

思い起こしてみれば、
例えば見通しの悪い交差点で、
「右から来る車は気付いたのに、左から来る車(特に自転車とか)を見落とした」
という経験を持つ人は少なくないでしょう。
このことは、運転席が右にあることだけが理由ではなく、
上記の仮説によるのかも知れません。
そんなことも意識したうえで、
交差点での安全確認は、油断せずにしっかりやってください。

と、話を無理やり運転に関連付けたところで、
お後がよろしいようで…


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