Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

シューベルトの「ピアノソナタ」と「交響曲」の関係(No.2062)

2012-06-04 21:42:24 | 作曲家・シューベルト(1797-1828
20才の年(= 1817.01.31-1818.01.30)にシューベルトは大変身する。

大傑作ピアノソナタ = イ短調D537 で気をよくして、「ピアノソナタは8連作」、管楽器使用の序曲=3曲 を経て、交響曲第6番D589「小ハ長調」に至る


となった。
 この後は「交響曲 と 弦楽四重奏曲」には関連性は皆無となった。また、「ピアノソナタ と 弦楽四重奏曲」も関連性は皆無となった。むしろ、「弦楽三重奏曲 & 弦楽五重奏曲」の方が「交響曲」「ピアノソナタ」とは関連がはっきりと認められるようになるのが、シューベルトの創作の特徴だ!


 ピアノソロに限らず、

「器楽曲の傑作」は、全て D537 の後


である。声楽曲が D118 からに比較すれば、遅い。だが、早熟と言われる「ショパン」と比較しても早い。ショパンのピアノ協奏曲のオーケストレイション は「師匠筋の手が入っていた」説が、本国=ポーランド から強く発信されているし(爆

 早熟天才の1人 = ベートーヴェン が「作品1」を手掛けたのは24才。ハイドンは、、、止めておこう(爆

 モーツァルトでさえ、「20才」の時には「デュルニッツソナタ」を作曲したモノの、まだ「大作曲家」には至っていなかった。モーツァルトと比較しても「オペラ」1分野以外では、「早熟さ」はシューベルトの方が上だと、私高本は感じる。だが、死ぬまで、シューベルトは「女を口説く手法」とか全然理解できなかったわな(爆涙
 これが「オペラ」では『天地の差』になったんだが、、、

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« シューベルトの「ピアノソナ... | トップ | 2012.06.10(Sun)佐藤雄太(テ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

作曲家・シューベルト(1797-1828」カテゴリの最新記事