播州、姫路の浜手育ち ♪日々の出来事をつぶやいています

まあブログですから、覚え書きみたいなもの

「シーラという子」

2014年10月01日 | よしなしごと・日々のつぶやき

日曜日のブックオフ改装閉店セールで買った本。

ハードカバーが10円なので買ってしまったというか

孫を連れてゆっくり選べない中で

思わず手にとって、続編でもある「タイガーと呼ばれた子」も買った。

2冊で20円。 ラッキー!

あとでamazonで1円で売っていましたが送料がそれなりに。

 

 

虐待を受けた女の子の成長の記録ですが

虐待がどうのと議論を持ちかける内容ではでなく、

著者が淡々と事実を記録した内容。

シーラという女の子の深い心理を探るのは今の私にはしんどい。

障がい児学級の先生のトリイがいかに対応したかが

興味のあるところでした。

もうひとつ加えれば、

解決策があるようでどうにもならない状況。

周囲の手助けを得ながらも自分から這い上がらねばどうにもならない。

こんな状況に、認知症の母をみる状況と

重ね合わせたのかもしれない。

 

日曜に買って今朝2巻とも読み追えたなんて私にはすごい早いペース。

2巻目の「タイガーと呼ばれた子」は斜め読みでしたが。

 

2巻目の最後のシーラとトリイのやり取りに

ポロリと涙しましたが、

多感な時期に読んでいたらどう思っただろうと

自分を客観的にみていました。 重い内容です。

 

話し変わって、

朝刊の人生案内の回答をみていて

ワンマンな祖母に対する孫娘の相談。

最後は家をでなさいで締めくくられていましたが

まさにこれ!

「・・・・・・気も滅入ってきます。それで耳に残らないように心の感度を落とす工夫を

しているうち、大事なこと、楽しいことまで感度が落ちて、生活そのものから

ときめきが消えてしまう・・・・」

そんな状態でのこの読書はまたズンと来てしまいました。

しかしのめりこんだのも事実。

疲れたけれど読書の秋だからこんなことも有り!です。

 

夏の疲れを引きずっているようです。

感度が落ちているのをいかに回復させるか

これからの課題です。

私が家を出るわけにも行かないので

家をでてもらう方向にすすめなければならないだろうと思う人のことを考えると

これはこれで気が滅入ります。


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