Petrol Bug's
―― The Restoration Report of 1933's THE SUNBEAM MODEL 8 ――
 



紆余曲折を経て現在。どうやら動いているようだ。



えっとですねー。自分用に覚書は書いてあるんですけども、もう細々書くのが面倒なんでダイジェストで話しますと。バルブまわりは全部新規作成。やり直しだよ、やり直し。バルブとガイドは某Rテックさんに。コイルスプリングはVMS馴染みのバネやに。コイルスプリングリテーナー一式は我らがS工機謹製と来たもんだ。一体これまでバルブまわりにいくらかかったんだって話はありますが、そんなね、飲み代を積算するような真似はね、野暮ってもんですよ。ぜんぶ「楽しかった」…それでいいじゃない。

…や、どちらかといえばしんどかったんですけども。

ほいでもってヘッドはめでたくコイルスプリング仕様に。あと前々から気になっていたカムフォロワーのスラストのガタを解消(ガスケットを抜いた)してみた。たしかVMSのブログに書いてあったから、なんかそっち見て。(投げやり)





その後さしあたって250kmくらい走りましたが…うん。まあとりあえずは大丈夫そうです。冒頭の動画を見ても安定している。なにぶん友達がいないもので主観でしか撮れなかったが、音的には、まあ。あとは3000kmくらい走った後にバルブとガイドが無事なら…。そうじゃなければもう廃車で。

……あっ!あとなんかこのブログがサンビームの評価を不当に下げているようですけども、違うからね?めちゃくちゃ楽しくていい作りのバイクだからね?ただただ、麻雀などでも証明されている俺の「負の鬼ヅモ」によるものだからね?みなさん、安心して買うてください。ライオンとかいいと思うよ。

よーし。じゃあ、おじさん次は単気筒なのにバルブが4つあるやつとかやっちゃおうかなー。
 

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さて…ひとしきり自暴自棄になったところで検死である。まずは偏芯というのも憚られる無惨な排気ガイドを抜こうとすると…。当然こうなります…。



結果、タップを立ててボルトをねじ込み、その先端を叩いて抜くことに。ガイドに直接衝撃を与えないということですね。どうせガイドは廃棄ですし。





ガイドとガイド穴を再計測。排気ガイド外径が16.02〜03mm、ガイド穴が16.00mm。吸気ガイド外径が15.91〜92mm、ガイド穴が15.89mm。穴は偏摩耗しておらず無事です。やれやれ。



ついでに家にあった年式違いのヘッドからもガイドを抜きます。こちらはコイルスプリング仕様。





…そうです。ヘアピンに懲りてコイルに戻そうという訳です。やっぱりあの挙動の不安定さでオイルレスっつうのは相当シビア。オレみたいなミジンコに扱える代物ではなかったのだ。キュイキュイ音も鳴るし。コイルにすれば少なくともバネの運動自体は円運動から直線運動に変わるわけで、作用角さえきちんと煮詰めれば、バルブの挙動とガイドの摩耗は幾分マシになるはずだ。…はずだと思いたい。はずなんじゃないかな。

幸いコイルスプリングとリテーナー一式は手元にあるので、そいつが流用できるのではないかと試したところ…。ヘッド側の円形の逃げにばっちりです。



問題は……バルブだ。もはや再起不能。材料さえあれば内燃機屋さんが制作してくれるとのことだが…。そもそもバルブの材料って何よ…。何鉄…?(追記: SUH35だった。オーステナイト系耐熱鋼。どこに売ってんだよ…)



あと地味にガイドも再制作だが…これまた材料が…何なのよ…。母材から探さなあかんのか…。もうサイドバルブエンジンに載せ換えたい…。
 

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終了① どうも調子がおかしいと思ったら…。いつのまにかラッシュキャップが砕け散り、吸気バルブの頭がご臨終に…。



終了② そんなこんなでバラしていたら…。排気側プッシュロッドの頭が扁平に…。



終了③ たった3000kmにしてガイドもヒドいことに…。



何より驚異的な裏側。これでVMSツーリングを走っていたのだから…心底イカレてる。



※ ひと回り小さいサイズのバルブを入れているわけではありません。



神様…もう限界です…。明日あたりこの鉄屑をそっと大井埠頭に沈める私をお赦し下さい…。
というわけで足掛け5年近くやってきたこのブログも今日で最終回…。長らくのご愛読ありがとうございました…。
 

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さて、01はいつのことだったか…。先日三浦には行ったし、箱根なんて遠いし、千葉は気分じゃない。とすると…宮ヶ瀬とか?ということで行って参りましたショートツーリング。まあ、ビームだと全然ショートに感じないんだけども…。



さしあたって道に迷うのも面倒だし、厚木までは246をまっすぐ行くか…と思ったのがまず大間違い。先日のVMSツーリングの再来かと思うほど混んでいる。関東車と人多過ぎだろ…。結局厚木まで2時間かかり、給油がてら一服。この後宮ヶ瀬を目指して登っていくのだが…。ヤビツ峠ってあるじゃん?地図上ではぐにゃぐにゃしてて面白そうじゃん?でも確か以前、前オーナーがビームで行ってあまりかんばしくない評価だったような…。そこで前日、問い合わせ。「う~ん…まあ、行ったことないなら一度行ってみるといいと思うけど…う~ん…ヤビツなあ…」というような反応であった。ふむ。まあまあ初回ということもあるし、ここは登りでなく降りで通れば様子もわかっていいんじゃないか?と判断。今振り返ってみると、実に懸命なジャッジである。246から63号線経由で64号線を北上。ここに来ると車がぐっと少なくなり非常に快適です。途中七沢で温泉に入るや否や、あるいはZund-Barですするや否やという迷いもあったが、とりあえず一息に宮ヶ瀬まで。適当な湖畔の公園で休憩がてらサンビームを冷まし、ここから復路となる。



結論から言えば…ヤビツはサンビームで走る道じゃなかった…。こまめなアップダウンと急カーブ、加えて道幅のなさと砂利落ち葉、自転車とバス、そこそこのバイクと車…。元々バイクの運転がうまくない上に、スロットルとキャブのレスポンス、出足のパワーの鈍さ(コマンド比)、さらには3速というのが追い打ちで、非常に…苦痛でしかない。苦し紛れに先行する車を見つけ、それをカナリア代わりに何とか走り、出口付近の展望駐車場へ避難。そういえば昼飯を食っていなかったので、そこに出てたたこ焼き屋台で作り置きのぬるいたこ焼きを食べる。ここを抜けたらそっから帰路か…。せめて混んでないといいが…。祈りも虚しくやはり246は混んでいる。しかし海沿いの道に出たとてそれは変わらんだろう。結局帰りは途中で16号に入ることにした。おお!すげえ流れてるじゃん!などと調子に乗って走っていたらば、いつのまにか横浜新道に入ってしまった。でもこうなってしまえばこっちのものです。あとは三ツ沢から1号に乗って帰るだけだ。知ってる地名って安心する。



その後はまあ、順調に。往路78km、復路101km、計179km。なんとか無事だった…。混まなきゃもうちょっといけるけど…関東で土日も混まないとこなんて存在しないからなあ…。あとやっぱりヘアピンスプリングはアカンかもな…。バルブの頭にかぶせてる帽子ももうちょっと硬く焼き入れした方がいいような気がする。キャブも…まだ詰める余地ありか…。なんとか焼き付かないだけずいぶんマシになったものの、まだまだだなあと思いつつ酒を飲む休日であった。
 

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や、どうも。最近サンビームでどこかへ現れる度に「復活したの?」と聞かれますが、ここではっきり言っておきます。復活はしません。一次的な小康状態、医学用語でいうところの「寛解」があるだけです。…ということでGW。最近独立したVMSでツーリングがあるというので行ってきました。行く先は三浦半島。幹事エノール曰く「R12で箱根の山は越えられない」という英断。距離的にもペース的にも渋滞的にも、戦前車以外の方にとっては迷惑極まりない企画だ。



11時頃三笠公園集合とのことなので、まあ大体1時間半を見積もって出発。距離的にはVMSに行くのと大差ない。15号をズダズダ走っていると鶴見近辺でさっそく先発隊に遭遇。ルート担当のテラシーが道ばたで手を振っている。ざっとメンツをみるとトラ、ドミ、BSAなど。あいつら絶対速い奴だと勘づいたので停車せず先行し、16号に入りひたすらまっすぐ進む。さすがGWだけあって道も混み合っていたが、何とか無事パンクチュアルに到着。…当然誰もいない。しばらくするとブラフスッペリアのT田さんが現れ、その後SDのS崎さん、ハーレーのH谷さんが合流。そこから待つこと1時間半…。照りつける5月の日差しに鼻と頬を焼いた結果、やっとこさ本隊合流である。なんでも話に聞くところ、9時30分頃GWの混雑を狙ったS竹のバッテリー爆破テロによる遅れだったらしい。…まあね、明日は我が身。ツーリング直前の気合いを入れた整備については、愛車に大きな問題がなければ見合わせるのが吉ということなのだろう。合掌。

さて…無事集合した後、ひとしきりグダグダして走り出す。さすがGW中だけあって海沿いの道はどん詰まりです。途中バイク10数台が停められそうな回転寿司屋に入って遅めの昼食。そしてここで栃木からのダンヒル氏が離脱。確かにこれから栃木までヴェロで帰ることを考えると…気が遠くなります。無事スムーズに帰れたのだろうか。昼食後、未だ最終目的地が決まっていないことに愕然とするが、協議の結果どうやら城ヶ島まで行って記念撮影して解散ということに。ルートは混み具合を見て「なり」でと走り出したが…。先頭のイラクさんがまっすぐというジェスチャーをするので、了解まっすぐですねという意味でジェスチャーを返したら、どうも「ここはまっすぐでいいのか?」というサインだったらしく、結果本隊からはぐれる。インカムとはいかないまでも、なんか簡単なハンドサインとかあればいいのにね…。この後分隊からさらに僕のみがはぐれてのんびり給油していら、城ヶ島手前の橋のところにいるので早く来いとのメールが。どうやら本隊は海沿いの道を選択していたようです。城ヶ島で記念撮影をしてしばらく休んだ後、帰路に。帰りもまあ、混んでる混んでる。16号を本牧方面に外れたところあたりでやっと存分に走れるようになったが、今度はツインどもが飛ばす飛ばす。いつまたタペットアジャスタースクリューがへし折れ、あるいはピストンがキュッといくか気が気ではなかった。





往路62km、復路71km、計133kmのショートツーリング。細々トラブルはあったものの、好天に恵まれ、気持ちのいい一日でした。そしてクタクタです。次回は是非連休をはずす方向で。このままビームの状態も安定期に入ってくれるといいのだが…。
 

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