ナナ日記

ミニチュアダックスのナナは16才9ヶ月で虹の橋を渡って行きました。
この頃は庭仕事と時々読書。歴史好き。

配属換え

2006年03月31日 | 家族日記
旦那が1日から、配属が変わることに。
幸い(?)遠くに転勤じゃなかったけど、今まで以上に、仕事がきつくなりそうだと言ってた。
今だって、10時11時なのに~
もうその日のうちに帰れないのかな・・。

しかし、こんなに仕事に拘束されても給料上がらないし。
なんか、仕事っていったいなに?って思います。自分にとってもね。
今日は、遅くなるはずじゃなかったのに、帰ったのは8時前。子供たちは空腹のまま待ってました
買い物に行く時間もなかったので、とりあえず3人でインスタントラーメン。
ああ、わびしかったよ~。
そのあとで、旦那の分の食事の準備。
早く帰りたくても、今日のうちにやるべき仕事が終わってないと、やっぱり帰れないです。
これから4月の忙しさを考えると・・・



ごん太くん

2006年03月31日 | ワンコ
ごん太くん、柴ワンコ、7歳,15kg。固太り。

職場に、先生と一緒にきていた柴ワンコくんです。
ナナしかさわったことがないんで、最初はおそるおそるなでなでしていたんですが、おとなしくなでられてくれるし、お気に入りのぬいぐるみをわざわざみせてくれたりもするしで、仲良くなりました
毛並みはいいし、固太りで、ああ、なんて気持ちのいい撫で具合
私、ずっとクンクンされてたんですが、ナナの匂いが染み付いてるんでしょうか??

しかし、当たり前のことですが、「大きなワンコ」は簡単にどけるわけにいかないということに気づきました。
ナナは邪魔になったら、「ナナちゃん、ちょっとどいててね~」といいつつ、ヒョイと片手で抱えて脇にどけられるのに、ごん太くん、どっしり座るともう動かせません。
「先生、ごん太くんがどいてくれません~」(椅子やら机やら動かしてたので・・)というと、先生が「ごん太くん、こっにきておすわり」と言って、ごん太くんの移動が完了するという具合。
大きいワンコの存在感を認識しました。

家に帰ると、私にごん太くんの匂いがついているのか、いつも以上にナナ、大興奮。すごい勢いでピョンピョン跳ねるので、ナナの歯が口にぶつかっちゃって痛かったです。





記憶のいいヒト

2006年03月30日 | 仕事・・雑記
職場の同僚さんの子供さんが、大学進学。
その大学は有名大学なので、もちろん名前は知っているんだけど、それ以上になんとなく自分的に「好き」な印象があって、なんでかなあと思っていた。
で、その話をしたら、友達兼同僚のTさんに「そこ確か、出張で行ったんじゃない?で、お昼にまつたけ弁当が出たって話してたよ」
・・・全然覚えてない!それ、20年近く前の話だよね・・。どうして本人が忘れている話を覚えてるんですか!?
ってことは、私の中で、その大学=まつたけ弁当→好感度UPだったんでしょうか?動物の本能のようなもの?

Tさんとは、長い付き合いだけど、こういう会話は毎度のこと。
その度にどうしてそんなささいなことまで覚えてるの・・?って驚愕する私です。(私は、3歩歩いたら、忘れる人間
もちろん「ささい」だと思っているのは、私だけで、その度、ものすごい墓穴掘り発言を繰り返しているというパターンもあるんだけど。



春らしいタンポポと、オオイヌノフグリを見つけました。タンポポはやっぱりニホンタンポポのほうが好きだなあ





『ALWAYS 3丁目の夕日』

2006年03月29日 | 映画
すごく評判がいいので、見たかったんだけど、ようやく時間を作って見にいけました。
泣いた~
泣き所満載で、参りました。でも、幸せな涙なんだけど・・。
いい話の上に、役者さんがいい。脇役がいない感じ。どんなに登場シーンが少なくても、ちゃんとそのキャラの人生が垣間見える・・みたいな感じでした。

なんといっても、堤さんがかっこいい
芋は食べないんですか?と聞かれて、「いらん。屁が出る」というシーン。こんなセリフなのにかっこいいよ~
昭和のオヤジって感じです。こんな人たくさんいたような気がする。
こんなのあったよね~と、主人と話すことしきりでした。舐めるくじとか・・。

でも、ほとんどセットとかCGとかで、それはそれでもちろん完璧に30年代を再現してあるんだけど、なんか完璧すぎて「完璧な作り物」の世界って印象が・・。映画の中で風が動いてない感じ・・。田舎の昭和30年代しか知らないからかな

しかし・・・、いい映画だった~と帰ってきたら、職場からTELで、急に同僚さんがやめるとのこと・・。ふんわか気分が吹き飛びました
こんなに急にですか!?って感じです。
頼れる先輩なのに、ショック

『箱の中』木原音瀬

2006年03月29日 | BL本感想とか
箱の中
箱の中
posted with 簡単リンクくん at 2006. 3.29
木原 音瀬著
蒼竜社 (2006.3)
通常1-3週間以内に発送します。


木原さんの本、久しぶりに読みました。

すごくうまい作家さんだと思うし、どの本も多分読むと感動すると思うし、気になる作家さんなので、一応本が出たら購入するんですが、恥ずかしいほど読んでない作家さんなんです。多分内容がかなり重いので、息抜きにならないというのが、手に取れない大きな理由かな・・。

今回のもかなりBLにしては重いんだけど、よかったなあ・・。
BL小説という範疇に入りきらない作品。
ものすごくうまい作家さんだよなあ・・。って改めて思いました。

冤罪で罪を認めなかったため、実刑判決を受け刑務所に入った堂野。
なじめなくて、壊れそうになる堂野の心に触れてきたのが、無口な喜多川だった。
喜多川の自分に対する態度に、「ありがとう」という言葉を返すと、喜多川はやがて堂野になついてきて・・。
という話なんだけど、喜多川の「愛」が、なんかすごく苦しいくらい強くて純粋で、まるで暗闇で母親の手を話そうとしない幼子のような懸命さ。
恋も愛も、肉親の愛情さえ知らずに成長した喜多川の、愛というものをひとつひとつ覚えていくような話しの流れがよかったです。
安易にハッピーエンドにもならないんだよね・・。

でも、この先の話もあるんだよなあ・・。読むのが怖いような気がします。
木原ワールドに不用意に近づいてしまった!って感じです。いや、読んだら絶対感動するんだけど・・。

ちなみに、この本、落丁で、発行所へ返品しないといけない・・。めんどうだなあ






『オタク女子研究』杉浦由美子

2006年03月26日 | BL本感想とか
オタク女子研究
杉浦 由美子著
原書房 (2006.3)
通常24時間以内に発送します。


オタク女子について書かれた本ってあまりない・・というか、今まで余り表にでることがなかったジャンルなので、どういう風にかかれるのかなあと、読ませてもらいました。
思いっきりBL読者である自分に照らし合わせてみると、うなずける部分半分、あとは、そういう感じなのかなというのが、半分というところでしょうか。
多分同じ「腐女子」の方でも、年齢、社会的な立ち位置、のめりこみ度などで、反応さまざまなのでは。ただ、いままでこういうものの存在を知らなかった多くの人にとっては、その生態は驚きなのではないでしょうか・・。
実際のところあまりこういう風に取り上げてほしくないなあというのが実感です。

石原郁子さんについての言及があったのが、ちょっと嬉しかったなあ。
小説JUNEを読んでいた頃、あの雑誌全体のいかにも耽美~って感じになんかなじめなかったんだけど、石原さんの端正でストイックな文体とストーリーだけはすごく好きでした。でもあまり作品も多くなくて、そのうち自分もこの世界からはなれてしまって読む機会もなくなったのですが、今でも名前をお聞きすると、もう一度読みたいなあと思ってしまう作家さんです。単行本とかないんでしょうか・・。

この評論自体、BLファンに評価されるのかどうか気になって、bk1の書評を覗いてみました。辛口の書評を書かれている吉本たいまつという方の書評に「はい」が一番多かった。
評価が高い、低いというより、「BLファンを批評されること」に非常にするどい反応をするのもBLファンかなあと、思ってしまいました。

結婚相手の選び方については、「そのとおり!」と思いましたがね





卒業パーティ

2006年03月19日 | 子供
パーティというようなかっこいいものではないですが、子供たちが10人くらい集まって大騒ぎでした。
パソコンもってきて、ゲームしたり、ケーキを皆で買いにいったり、あみだでプレゼントを交換したり、公園で遊んだり、男の子も女の子も仲良く遊んでいて、こういう風景も小学まで?と思いました。中学校になったらきっとやらなくなるんだろうなあ・・。
中でも、今回は「料理対決コーナー」(?)ありで、うちのK介と、6年生で将来は「世界一のシェフ」を目指しているY君の勝負。
K介は、ガーリックチャーハン。Y君は、野菜スープ。
みんなの軍配は圧倒的にY君に上がったようです。
Y君は、うちのお鍋とまな板を借りた以外は、全部持参で(マイ包丁!)、完璧・・。詳しくは見てないんですが、娘がいうには、生ゴミも、袋にまとめて持って帰ったとのこと。それも、ものすごく手際がよかったらしいです。
なんか、感動・・。しつけがいいおうちなんだなあ・・。
K介も、4年生ながら、健闘はしてたけど。めざせ、Y君!

違う中学に進学する子もいるので、このメンバーでまた集うのかとどうか?ですが、違う中学にいくからこそ、また集まってほしいなあ



『ナルニア国物語』

2006年03月18日 | イロイロ感想
久しぶりに映画を見ました。
小学校の卒業式の後、子供を連れてみてきました。
昔全巻読んだはずなんですが、なんかもうすっかり頭から抜け落ちていて、まっさらの状態で楽しめました。

私のツボは、兄弟萌!でした
できのいい兄ちゃんと、ひねくれた弟くん。
ヤバイ!シーンごと「萌」
ほんとに全然白紙の頭で見に行ったのに、最初の防空壕のシーンで、エドに「どうしていつもお前は自分勝手なことばかりするんだ!」と怒るピーターに、グラグラ。責任感が強くて、でも大人になりきれてないお兄ちゃん・・あ、やばい、ツボ・・。以下一気に煩悩状態へ・・。
危機に陥ってるピーターを助けようとするエドが制止されて「ピーターは僕の王様じゃない!」といって、助けにいくシーンとか、グラッ・・。(でも、やられちゃうんだけど)
いや、こんなことをブログに羅列してても仕方ないよね、私

楽しかったです~、2時間。
ああ、兄弟もの、いいなあ
大人になった4人も見れてラッキー。やっぱエドかっこいい~。

ひとりで、ハアハア言ってても・・と思い、子供にも「よかったよね~。ちなみにどのキャラに感情移入した?」と聞いてみました。

姉っこは、「スーザン。弓がかっこいい」(そうねよ~、だって、あなたもねえちゃんだもんね~)

K介、「いのしし」

え?イノシシ?なんだ、それ??
普通、人間、もしくは人間語を話すキャラに感情移入しませんか?
かあちゃんは、一生あなたのセンスが理解できないと思います。

そして姉っこに「ママは、ピーターじゃろ?」って。そのとおり!

映画としては、いい出来だったのでは?のっけの導入部分とかすごくうまいし。
最初、箪笥の中で、雪をかぶった枝に触れるシーン、ドキドキしました。
白の魔女の剣捌きがかっこよかった








『遥山の恋』、『リスペクト・キス』

2006年03月17日 | BL本感想とか
『遥山の恋』六青みつみ

しばらく余韻に浸ってました
六青みつみさんの、デビュー作。デビュー作って、その作家のすべての要素が入っているというようなことをどこかで読んだ気がするんですが、そういう感じです。ものすごく完成されてて、そのことにも感動。
文章も、キャラも、物語も、そしてなにより「せつなさ」「いじらさしさ」度120%。
何度も、涙ぐみつつ読みました。
一番泣けたところは、貴哉の館でいったんは幸せになったかにみえたのに、結局そこでの暮らしに耐えられなくなって、一人山に帰ってしまう紫乃が、貴哉が、迎えに来るという「約束」を果たしてくれるのは、自分が死んでからでもいい、それでも幸せだと思えるというシーン。
それまでの、憎しみや苦しみがありながら、ここまでの気持ちになれる紫乃の心の美しさに感動でした・・ほんとにいじらしくて・・。

ストーリーも、最後の最後まで丁寧に作り上げてあって、読み応えありでした。

遥山の恋
遥山の恋
posted with 簡単リンクくん at 2006. 3.17
六青 みつみ著
幻冬舎コミックス (2003.6)
この本は現在お取り扱いできません。


『リスペクト・キス』の中に、
「いじらしいという言葉の意味が初めてわかった」ってセリフがでてくるんだけど、ほんとに六青さんの小説って、究極そうなの!
とことん泣きたいくらいせつない小説を読みたくなったら、再読ですね!satomiさん!

『リスペクト・キス』は現代ものですが、これもせつない。

長年の友人を、友人以上の気持ちで想うことに耐えられなくて、何も告げず逃げるように友人の前から去ってしまう。でも、そのことで友人との関係は・・。という話です。
また一旦得てしまった恋を、どういう風にあつかっていいのかで、苦しむというのも、分かる話で、その辺りが丁寧に書かれてました。

リスペクト・キス
六青 みつみ著
幻冬舎コミックス (2006.2)
通常2-3日以内に発送します。




出張帰り

2006年03月14日 | BL本感想とか
松山へまた1泊2日の出張。
帰りのフェリーが揺れたので、本が読めなかった

仕事以外の時間は、松山市内の古本屋めぐり。普段なかなかできないので、結構楽しみ。
ブックオフで、BLコミックのコーナーへ行くと、三つ編みの女子高校生が熱心に立ち読み中。余りの真剣さにオバサンは近寄れませんでした。
すごく古風な感じの女子高生でしたが、BLコーナーで立ち読みかあ。つわものですね。
私はいまでこそ平気ですが、3年前初めてBLファンになった時は、本屋に行く度に恥ずかしくて死にそうな気分でしたが・・。ああ、懐かしい。

今回は西田東さんの本2冊が収穫かなあ。大体は持っているだけど、まだ持ってない本を見つけるとラッキーって感じです。

どうしてこういう風にリアルな描写ができるのかなあ。うまいなあ~。
普通の社会に暮らしている男性が、こういう恋に落ちたら・・って無理のない展開で、すごく人間味のあるドラマになっていて、好きです。絵空事じゃなく、恋ってこういうものだ・・って感動する。

目を閉じないで
西田 東竹書房 (2004.11)通常1-3週間以内に発送します。


彼の肖像
彼の肖像
posted with 簡単リンクくん at 2006. 3.14
西田 東新書館 (2004.7)通常24時間以内に発送します。


ついでに(といっても結構、真剣に探した!)K介のために「ミスター味っ子」の3、4巻を購入。今、家に1,2巻があって、K介、すごいファンなんです。そしてこの本からのウンチクを語る、語る。妙に料理にうるさくなったと思ったら、ミスター味っ子かよ!って感じ。
でも、あまりに夢中でかわいいので、買ってあげましたよ
大喜びでした。