●○-風吹く街で-○●

簸川平野のど真ん中「風吹く街で...」
恵みに生かされてるクリスチャンぴーちの日記です。

試練は神さまからのプレゼント

2006年05月02日 | 家族


いろんな事が次々と起こりました
先日は私でしたよね。次に息子・・・これは、まあ良いとして。


今度は娘・・・一ヶ月前、過呼吸になって、軽いうつ状態でした。
原因は監督です。勉強時間も寝る時間もない位に、めちゃめちゃなスケジュール。そして、方針でしょうが、キャプテンにみんな責任を負わせるという状態でした。辞めた子も何人かいます。それでも責任感のある娘は、笑って従っていました。。。本心を捨てて。

私は、例え相手が監督であっても、自分が正しいと思ったことは、はっきり言った方がいいと助言しましたが、小さい頃から争い事の嫌いな娘は、言う事は出来ませんでした。監督が怖かったと言う事もありますし、従わなければならないと言う「良い子」の精神があったのだと思います。これも一つの良くない拘り、プライドです。

でも、ついに弾けてしまいました。感情がなくなってうつ状態になってしまいまったのです。集中力に欠け、勉強も出来なくなりました。
娘はプライドがあるから、今までは弱音を吐かなかったのですが、ギリギリになって自分からRieちゃんに相談したい、といって行きました。
相談した結果、何日か休むことに決めましたが、そうする事で、娘は一つ大きくなれると思いました。なぜなら、娘が一番出来ない事だったからです。「無責任。」「正直な弱音。」「怒り。」良くも悪くも、監督に逆らう事が出来ないのです。それが、やっと監督に正直に全てを話すことができたのです。監督は「今まで分からなかった。好きなようにしなさい」と言われたらしいです。

娘は良い子を捨てました。これは大切な事だと思っています。そうでなければ、偽善者になるからです。

それからはホッとした反面、総体に出れないだろうとショックもありました。でも私は娘の実力からして、数日休んでも出してもらえると思っています。ここを越えたら大きくなれると思いますから。
「バレーだけが人生じゃない。ただ、辞めたりはしない。娘も勝ちに出る時が来る!きっと勝つよ。人生の試練に。」と、私は祈りと共に思っていました。

それから、休みを貰ったので、気分転換に「広島」に買い物に行きました。とても楽しかったようでした。久しぶりの笑顔
しかし、帰って次の日の朝。

娘 「勉強してない!お母さんどうしよう~

私 「今日は学校を休んだら?一生の内の一日休んだって大した事じゃないよ、きっと取り戻せるから。○子は、こころも身体も疲れきってるから、好きなだけ寝なさい大丈夫だから。。。絶対!大丈夫だから」

娘にとっては、休むって事も出来ない事の一つでしたし、身体を休めることの大切さも感じていましたので、あえて提案しました。

次の日。今日から学校へ行きました。。。。今朝まで、やや心配だったのですが、お昼頃、ふっと、喜びが来たので「どうやら、うまくいったな」って確信しました。

案の定、部活も出る事が出来き、監督の理解も謝罪の言葉も得ることが出来ました。明日から練習試合が続きますが、監督からは「出たいと思ったら言いなさい。」って、言われたらしいです。身体もこころもなまっていて不安だったから、安心したって言ってました。
勉強はやりたくなったら、能率が上がるから今は気にしないように言っています。
今は「良い子」を捨てて、自分の意見をきちんと相手に伝えることが、いかに大切かを知ったと思います。全て、良い方向にいきました。

うつ病一歩手前だったのですが、自分がそうだから早め早めの対処が出来たと思います。Rieちゃんとの連携。。。息もぴったりで。感謝です。


神さまは私たち家族。。。今回は娘を愛してこのような試練を与えて下さったのだと思います。もし、娘がこのような体験をしなかったら、

①大人になるまで「~しなければならない」と言う、不自由な考えに縛られて、苦しまなければならなかった。

②「偽善」と言う一見、見え難い罪を犯したまま、生きて行かなければならなかった。これは、苦しいことです。

③正しいと思ったことをはっきり言う事が、いかに大切かをも知ることが出来た。


若い時に、このような経験を乗り越えたら、きっと素晴らしい人生を生きる事が出来ますから。神さま、ありがとう!



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