小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

全員協議会、若狭森林の会など

2005年11月23日 | 議会活動報告
【全員協議会】
休日でしたが、議会全員協議会が開催されました。
高森工業団地に立地を計画している企業誘致について、現在、臨時議会において「土地の処分(売却)」の議案を審議中ですが、本日はこの議案審議として、大飯町議会から地元住民の声など様々な意見を聞きました。

なお、この企業誘致に関しては、11月25日(金)午後7時半から保健福祉センターにおいて高浜町民を対象とした住民説明会が開催されます。

【若狭森林の会設立総会】
小浜市の森の水PR館で開催された「若狭森林(もり)の会」の設立総会に出席しました。
若狭地域の森林の荒廃を憂い、何とかしなければとの思いで設立された会で、趣旨に賛同して私も参加しました。
設立総会では、若狭地域の森林の現状についての説明、今後の取組みになどについて意見が交わされました。
この件で、この会に入会したきっかけとなる体験について書きます。

(ある日の体験)
和田マリーナから大島半島の先端に向かって釈迦浜という岩場の海岸が続きます。子どもの頃、よく遊んだ海岸です。この海岸を大島半島の先端に向かって数キロメートル歩くと、小谷(おだに)という谷があって、小川が流れています。かつては非常に美しい風景の場所でした。子どもの頃よく遊びに行ったものです。
先日、子どもの頃を思い出し、この谷まで歩いてみました。そして愕然としました。
浜には驚くほど大量のゴミが延々と漂着していました。全て海から流れ着いたゴミですから、それだけ海が汚れているのです。もちろん、私が子どもの頃も漂流物はありましたが、約35年間でその量は確実に100倍以上となっています。
発砲スチロール、ペットボトル、木材(製材されたもの)がゴミのベスト3でした。
そして、そのゴミだけではありません。ゴミの浜を延々と歩き、小谷に到着して風景を見渡すと、谷の緩やかな斜面に立つ樹木が、ほとんど全て白骨化しているのです。
大袈裟ではなく、本当に恐ろしくなりました。帰りの道中、「環境破壊」という文字が頭の中から離れませんでした。
これが若狭森林の会に入会した理由です。