気ままな今日のひとりごと

日々の出来事や感じたことを自由に書きます

気を使う野良

2017-11-10 13:31:11 | 日記
野良猫3にゃんは、すごくたくさんの人たちに愛されている。

19時過ぎ、必ず特定の場所で待っているのは、以前この3匹をすごく可愛がっているお爺さんがいて、ご飯を持ってくる時間だったのではないか、3匹とも去勢か避妊手術済みなのは保護団体の人が、そのお爺さんの協力を得て出来たことなのだ、白黒ちゃんは牝で過去に出産経験がある、など、毎日ご飯をあげていると、声をかけてくれる人がいて、いろいろと教えてくれる。
そのお爺さんは最近見かけないそうだ。
3にゃん、お爺さんを待ってるのかな。

私も毎日ご飯をあげるので、3にゃんに頼りにされている(と思う)
私が顔を出すと、ものすごい早さで足元まで来てご挨拶、そして「早く行こ!」とご飯場まで先導してゴムまりのように走る。
ちょっと時間に遅れると、待ち伏せして私が気づく前に「(遅かった)にゃ~!」と出迎える。
雨の日は、屋根のある場所で肩を寄せあい待っている。

愛されてるから、すでに先客がご飯をあげている時もある。
そんなときは、様子を見て話しかけたり、そのままそっと帰ったりする。

昨夜も先客がいた。
柵のなかに入って、お皿にご飯を分けてあげている。柵のなかまで入る人はなかなかいない。猫たちにも全く警戒心がない。
後ろ姿で暗いからはっきり分からないが、高齢の男性だ。
ん?もしかして、噂のお爺さん?

ゆっくりと通り過ぎながら遠目を凝らしてると、白黒ちゃんと目が合った。

「あ!おばさんだ」って感じで首を伸ばした。
で、一瞬こちらに体勢を向けるが、
明らかにどうしようか迷ってる。
固まる体が左右にゆれた。

私は手で「ストップ」をして
来なくていいよと合図した。

そしたら、安心したみたいにご飯を食べ始めた。

それでいいんだよ。

みんなに、愛されてるんだから。
そのときの愛を受けとめて、ね!

そして、元気で長生きしてね
と思うのである。


最新の画像もっと見る