平凡であることの幸せ

人生は光に導かれる旅

☆Life is a journey towards the guiding light

長月*稲刈月*夜長月

2007-09-16 | 日記・エッセイ・コラム

二百十日も無事に過ぎ
  青空は日毎に高く 雲はちぎれ
     風すずやかに コスモス揺れる


星空は夜毎に低く 雁が渡る
   やわらかな月の光に照らされ
      こうべを垂れた稲穂は 金色に輝く



二百二十日の雨のあと
   耳を澄ませば  ほら。。。
       虫たちのオーケストラが

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重陽の節句とひやおろし

2007-09-16 | お酒 ワイン

Forest_1   まだま日中は真夏日のように蒸し暑い日が続いていますが ひと雨ごとに秋の風になってきて 朝晩だけは すこ~し過ごしやすくなってきました。9月は3連休も二回もあり 旅行やお墓参り、運動会など行楽シーズンですね。 また、明日、17日は敬老の日でもあるので この連休は おじいちゃま おばあちゃまを囲んでお祝いをなさるおうちも多いことでしょう。昔は核家族が少なくて どこのおうちにもお年寄りがいたもので 私も母が勤めていたので おばあちゃん子でした。明治、大正、昭和と激動の時代を生き抜いてきた祖母から学んだことは 大人になってからもいろいろな場面Higanbana_1 で思い出しますし、晩年、認知症になってしまった祖母(姑)を自宅で母が介護したこと、「家で亡くなる」ということなど・・・ 生きること、死ぬことの意味を 教えてもらうというのではなく 生活の中で自然に学んだのでした。お年寄りを敬い 大切にする心は 私たち大人にも薄れている昨今、私にとっての敬老の日は 日頃の反省も含めて 母や義父母にあらためて感謝しなければ・・と思うのです。

Kiku 旧暦、9月9日(新暦だと今年は10月19日)は五節句のうちのひとつである重陽の節句(菊の節句)ですので 敬老の日や、お彼岸や、25日の中秋の名月(芋名月)に 無病息災、長寿を願って菊酒をいただいてもいいですね♪

1月7日のお正月の七草粥を食Kiku_1べる「人日(じんじつ)(七種(くさ)の節句」、3月3日のひな祭りは「桃の節句(上巳(じょうし/じょうみ)の節句)」、5月5日のこどもの日は「端午の節句」、 7月7日の七夕は「笹の節句」などのお節句に比べてあまり知られていませんが、平安の頃から重陽の節句の日は、最後のお節句の締めくくりとして 邪気を祓い、秋の収穫に感謝し、長寿や 無病息災を願って 菊の花を飾ったり、日本酒に菊の花びらを浮かべた菊酒をいただくなどの風習があるのだそうです。お風呂に菊の花を浮かべる菊湯や 菊のお花を入れた菊枕で 菊の香りを楽しむのもいいですね♪

というわけで 我が家も 敬老の日、お彼岸、お月見に菊酒をいただいて 秋の夜長に菊の力でパワーアップしたいと思い(笑) 秋酒♪の「ひやおろし」を購入しました。

Atagonomatu5 今年のお正月にお気に入りの「はせがわ酒店」で購入した あたごのまつ限定純米吟醸おりがらみ うすにごり本生(宮城・新澤醸造店)と、桜の季節には表参道ヒルズの同じく「はせがわ酒店で購入した桜模様の筒型のピンクの箱に入った300mlのかわいらしい「愛宕の桜 純米吟醸桜筒」がとってもおいしかったので 今回も「あたごのまつ 限定純米吟醸 ひやおろし」と「伯楽星 ひやおろし純米吟醸」を。

宮城県の三本木の地酒「愛宕の松」「伯楽星」の新澤酒造店は創業明治6年の酒蔵で 荒城の月」で有名な仙台の土井晩翠がこよなく愛したお酒だそうで 現在は跡取りの若い杜氏や蔵人が美味しいお酒づくりにご活躍なさっているそうです。あたごのまつや伯楽星は「究極の食中酒」を意識し、お料理の味をひきたたせるために 奇麗で爽やかなキレを演出することを大切にしているのだそうですが 秋上がりはしっかりとした濃厚な味わいで広がりがある感じです。私は食事をより美味しく味わって楽しむためにお酒を飲むタイプなので 「食中酒」というコンセプトにも魅力を感じます。icon

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 館山の頂<wbr></wbr>開く酒むしろ愛宕の松の薫いみじく     

           ~土井晩翠~Atagonomatu4  

★ ひやおろしとは ★
  冬に仕込んだお酒を春先にしぼり貯蔵して、夏の間にゆっくりと熟成させてから 秋に火入れをせずひや(生)のまま生詰め(おろす)された日本酒だそうで「秋上がり」とも呼ばれ 絞りたてのフレッシュさがある時期のお酒とは異なる、 落ち着きと、やわらかさと、円熟な旨味があります。

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* 酒蔵(さけぐら).com