遊び始めて約2ヶ月。そろそろ、再評価してもいいかな。

『とびだせ どうぶつの森』
対応ゲーム機 ―→ ニンテンドー3DS
発売日 ―→ 2012/11/08
希望小売価格 ―→ 4,800円(税込・ダウンロード版を同価格)
ジャンル ―→ コミュニケーション
プレイ人数 ―→ 1~4人
目の前の人とのローカル通信 ―→ 村で一緒に遊ぶ
インターネット通信 ―→ 村で一緒に遊ぶ・夢見の館を利用 など
すれちがい通信 ―→ 家のデータを交換
いつの間に通信 ―→ 手紙や特別なアイテムを受け取り
CERO ―→ A(全年齢対象)
■====== 簡単なご紹介 ======■
村でのまったりした生活を楽しむ『どうぶつの森』シリーズの最新作です。
今回は、プレイヤーが”住民”ではなく”村長”としてプレイ。様々な施設や建造物を「公共事業」として建設したり、村の生活スタイルを「条例」で決めたり出来ます。その他、島に遊びに行ったり、すれちがい通信で展示場が賑やかになったりなど、細々とした追加要素があります。
ファーストインプレッションで書きそびれた今作の追加要素を、私が経験した範囲でざっと紹介します。
・色々進めていると、商店街に「CLUB444(クラブシショー)」がオープン。
昼は、店員である”ししょー”に何か食べ物などを持っていってあげると、ネタが見れてネタに使用されたアクションを覚えることができます。以前は「4つ以上覚えられないので、忘れる必要がある」という制約がありましたが、今作では枠がたくさんあるので、忘れる必要がありません。
20時以降には”とたけけ”が登場。土曜日以外は「DJ K.K(ディージェー ケケ)」としてリアルタイムにノリノリな音楽を流してくれますし、土曜日はいつものようにリクエストに応じた一曲を弾いてくれます。
・同じく商店街に「美容院」がオープン。
リクエストに応じて髪型を変更したり、Miiのマスクを被ったりできます。入手したMiiのマスクは、マイデザインのページに入っており、選択することでいつでもMiiのマスクを被ったり脱いだり出来ます。
・リサイクルショップで、そのうち”リメイク”ができるようになります。
店の奥に行ってリメイク職人に話しかけます。手持ちに、リメイク可能なグッズがあると、どうリメイクするか?を聞いてきます。変えられる部分は決まっており、そこを違う色やデザイン、あるいはマイデザインにすることができます。リメイクできないグッズもあります。
・服を買える仕立て屋で、ミシン係のお姉さんに毎日話しかけていると、そのうち”巨大ミシン”が登場します。
これを利用すると、自分のマイデザインをQRコードに書き起こして写真データとして保存。公開することでマイデザインを配布することができますし、他の人のQRコードを読み取ることもできます。
・公共事業で「カフェ」が建てられます。
これもシリーズではおなじみですが、今回は”アルバイト”をすることも出来るようです。お客の好みに合わせてコーヒーを出すというもので、成績によって特別なグッズがもらえるようです。てっきり、お金がもらえるのかと思いましたが(笑)
・公共事業で、博物館を2階建てに改築することができます。
2階では専用グッズが売られているほか、一室を借りて自由にグッズを展示することもできます。
大まかに取り上げると、こんなところかな。
おそらくまだまだ出てきていない公共事業があるでしょうけど、あとは各自の目で確かめてください。
■====== partygameの評価 ======■
○=良い △=まあまあ or ちょっと気になる ×=悪い
◆=== 参考データ ===◆
購入価格 ―→ 4,080円(新品)
プレイ時間 ―→ 約130時間
プレイ内容 ―→ 商店街も公共事業も、概ね充実してきた感じ…としか言いようがないです(笑)
過去のシリーズ作品 ―→ ゲームキューブの『e+』、DS版、Wii版を経験しています
○ ―→ QRコード化できるのは、嬉しいですね。
これまで、ローカル通信で配布する手段はあったかもしれませんが、インターネット上で配布する手段はありませんでしたからね。これを利用すれば、デザインがあまり上手くない人でも、インターネットで検索して色々発見して、手に入れたマイデザインで村を着飾ることができます。
…よろしければ、ツクリエイトボックスで私のマイデザインもちょこっと公開しているので、ご利用下さい。
○ ―→ 細かな違いが、けっこう楽しめています。
こういうスローライフ系って、コツコツプレイするだけに、小さな変化が意外と嬉しかったりするんですよね。なので、このシリーズを知らない人は知らない人で楽しめるでしょうし、知っている人でも、知っているからこそ細かな新要素に「おっ」って思えたりするものです。
例えば果物の木。今作では「おいしい○○」というものが各村ごとにあり、植えれば木が育つんですが、一定確率で「くさった果物」が付いてしまい、木が枯れてしまうことがあります。他よりいいものであるだけに、育てるのにも少し苦労するようです。
あとは、冬の定番「ゆきだるま」。今作では、雪玉のサイズによって4種類の雪だるまができるようです。しかもそれぞれ、何をしてくれるかは全然バラバラ。普通に限定グッズをくれるのもいれば、ちょっとしたミニゲームもあったりします。
他にはカフェのアルバイトや博物館の展示など、これまでの常連ものにもワンアクセントあり、なかなか楽しめております。
△ ―→ 公共事業について思うこと。
非常に色々な公共事業があり、基本的には満足しているんですが、気になる点もいくつかあります。
まずは、おそらく大体の人が感じているでしょうけど、建てられる範囲がけっこう限定されることです。
当たり判定の兼ね合いとかでなかなか難しかったんだと思いますが、村には岩や家など「動かせないもの」も多いので、もう少し柔軟に対応できる形にして欲しかった気がします。少なくとも、岩は移動出来ても良かったような…。
そしてもう1つ。住人の家の位置も、自由に決めたかったかな。
以前も少し話しましたが、果物の木を集めて果樹園的なものを作っていたら、そこにいきなり新しい住人の家がドカンと建ってしまい、計画は”おじゃん”に。
そもそも村長への報告なしに、住人の家用の空き地が勝手に出来ているというのもおかしな話ですから、そこはせめて秘書から、事前に一言あってもいいんじゃないかと思うわけです。そしてできれば、配置はおまかせにも出来るし自分で決めることもできるとか、あっても良かった気がしますね。
△ ―→ フレンド通信について思うこと。
これも以前軽くお話しましたが、フレンド通信で村が荒らされたことがありました。で、そのフレンドはフレンド名とゲーム内の名前が同じだったので特定することができて、フレンド解除することができたんですね。
しかし、フレンド名とゲーム内の名前は違うという人が多い(というか私もそうです)ので、今後同じようなことがあった時に、フレンドが特定できるかどうかが不安なのです。
これは、3DS全体に言えることかもしれませんね。
PS3やXbox360などは基本、インターネット通信をする時はフレンド名がそのまま使用されます。しかし、3DSってけっこうそこがバラバラだったりするんですよ。フレンド名を使うゲームもありますし、ゲーム内の名前を使うこともありますし。
で、それ自体はいいんですけど、ゲーム内でフレンドを取り締まる手段がないことも多いので、気に入らないフレンドがいた場合に解除するというのが、思いのほか苦労するんですよね。
今の時代、インターネットを利用して簡単にフレンドを作れたりするので「フレンド=信頼できる人・自分に合っている人」とは限りません。そこらへんを考慮して、フレンドに対してももうちょっと柔軟に対応できる仕組みが欲しいものです。
■====== 得点とまとめ ======■
●●●●●●●●●○ … 9点(10点満点)
細かな不満はあるものの、それを補って有り余る要素に満ちています。とりあえず今までより”アクセントの量”が格段に増えたので、よりコツコツプレイのやりがいがある作品になっていると思います。
新要素が”小出し”な感じがする、とファーストインプレッションでも言いましたが、逆に言うなら「そう楽しんで欲しい」という開発者の意図もあるわけで。
そもそもこのシリーズはRPGみたいに、1週間寝ずにプレイして全コンプリート!ってして欲しいゲームではなく、毎日少しずつ楽しんで欲しいというものなので、小出しにして正解なのかもしれないと思いました。もちろん、合わないと思う人はとっくにプレイしなくなっているでしょうから、なおのこと合う合わないがハッキリするようになったのかもしれません。
なお、未だ品薄状態が続いており、amazonでは相変わらずのプレミア価格。未だ買えていない人もいるかと思いますが、店頭に足を運んでみればけっこう残っていたりするので、amazonばかりに頼らず、たまには最寄りのゲームショップで探してみたらいかがでしょうか?
それが面倒くさいなら、もうダウンロード版で買ってください(苦笑)
最後に、通信について。
とりあえず毎週の金曜、21:00~23:00くらいに私の「セグメント村」に入れるようにしてますので、よろしければ遊びに来てくださいね。日程については例外もありますので、ブログの上にあるスケジュールや、3DS本体フレンドリストのひとことコメントを参照下さい。
ただし、不快な発言をする人、村を荒らす人は容赦なくフレンド解除するのであしからず。前例もありますので。
※現在はとりあえず実施していません。復活する可能性はあるかも。
そして、”夢見の館”で私の村を見ていただくための、夢番地も公開。
私の「セグメント村」の夢番地は、3600-0122-6971です。
まあ…少しくらいは整ってきたので、よろしければ見学に来てください。
関連記事:
3DS『とびだせ どうぶつの森』 ファーストインプレッション(2012/11/20)
その他のタイトルの評価は、こちらからどうぞ

『とびだせ どうぶつの森』
対応ゲーム機 ―→ ニンテンドー3DS
発売日 ―→ 2012/11/08
希望小売価格 ―→ 4,800円(税込・ダウンロード版を同価格)
ジャンル ―→ コミュニケーション
プレイ人数 ―→ 1~4人
目の前の人とのローカル通信 ―→ 村で一緒に遊ぶ
インターネット通信 ―→ 村で一緒に遊ぶ・夢見の館を利用 など
すれちがい通信 ―→ 家のデータを交換
いつの間に通信 ―→ 手紙や特別なアイテムを受け取り
CERO ―→ A(全年齢対象)
■====== 簡単なご紹介 ======■
村でのまったりした生活を楽しむ『どうぶつの森』シリーズの最新作です。
今回は、プレイヤーが”住民”ではなく”村長”としてプレイ。様々な施設や建造物を「公共事業」として建設したり、村の生活スタイルを「条例」で決めたり出来ます。その他、島に遊びに行ったり、すれちがい通信で展示場が賑やかになったりなど、細々とした追加要素があります。
ファーストインプレッションで書きそびれた今作の追加要素を、私が経験した範囲でざっと紹介します。
・色々進めていると、商店街に「CLUB444(クラブシショー)」がオープン。
昼は、店員である”ししょー”に何か食べ物などを持っていってあげると、ネタが見れてネタに使用されたアクションを覚えることができます。以前は「4つ以上覚えられないので、忘れる必要がある」という制約がありましたが、今作では枠がたくさんあるので、忘れる必要がありません。
20時以降には”とたけけ”が登場。土曜日以外は「DJ K.K(ディージェー ケケ)」としてリアルタイムにノリノリな音楽を流してくれますし、土曜日はいつものようにリクエストに応じた一曲を弾いてくれます。
・同じく商店街に「美容院」がオープン。
リクエストに応じて髪型を変更したり、Miiのマスクを被ったりできます。入手したMiiのマスクは、マイデザインのページに入っており、選択することでいつでもMiiのマスクを被ったり脱いだり出来ます。
・リサイクルショップで、そのうち”リメイク”ができるようになります。
店の奥に行ってリメイク職人に話しかけます。手持ちに、リメイク可能なグッズがあると、どうリメイクするか?を聞いてきます。変えられる部分は決まっており、そこを違う色やデザイン、あるいはマイデザインにすることができます。リメイクできないグッズもあります。
・服を買える仕立て屋で、ミシン係のお姉さんに毎日話しかけていると、そのうち”巨大ミシン”が登場します。
これを利用すると、自分のマイデザインをQRコードに書き起こして写真データとして保存。公開することでマイデザインを配布することができますし、他の人のQRコードを読み取ることもできます。
・公共事業で「カフェ」が建てられます。
これもシリーズではおなじみですが、今回は”アルバイト”をすることも出来るようです。お客の好みに合わせてコーヒーを出すというもので、成績によって特別なグッズがもらえるようです。てっきり、お金がもらえるのかと思いましたが(笑)
・公共事業で、博物館を2階建てに改築することができます。
2階では専用グッズが売られているほか、一室を借りて自由にグッズを展示することもできます。
大まかに取り上げると、こんなところかな。
おそらくまだまだ出てきていない公共事業があるでしょうけど、あとは各自の目で確かめてください。
■====== partygameの評価 ======■
○=良い △=まあまあ or ちょっと気になる ×=悪い
◆=== 参考データ ===◆
購入価格 ―→ 4,080円(新品)
プレイ時間 ―→ 約130時間
プレイ内容 ―→ 商店街も公共事業も、概ね充実してきた感じ…としか言いようがないです(笑)
過去のシリーズ作品 ―→ ゲームキューブの『e+』、DS版、Wii版を経験しています
○ ―→ QRコード化できるのは、嬉しいですね。
これまで、ローカル通信で配布する手段はあったかもしれませんが、インターネット上で配布する手段はありませんでしたからね。これを利用すれば、デザインがあまり上手くない人でも、インターネットで検索して色々発見して、手に入れたマイデザインで村を着飾ることができます。
…よろしければ、ツクリエイトボックスで私のマイデザインもちょこっと公開しているので、ご利用下さい。
○ ―→ 細かな違いが、けっこう楽しめています。
こういうスローライフ系って、コツコツプレイするだけに、小さな変化が意外と嬉しかったりするんですよね。なので、このシリーズを知らない人は知らない人で楽しめるでしょうし、知っている人でも、知っているからこそ細かな新要素に「おっ」って思えたりするものです。
例えば果物の木。今作では「おいしい○○」というものが各村ごとにあり、植えれば木が育つんですが、一定確率で「くさった果物」が付いてしまい、木が枯れてしまうことがあります。他よりいいものであるだけに、育てるのにも少し苦労するようです。
あとは、冬の定番「ゆきだるま」。今作では、雪玉のサイズによって4種類の雪だるまができるようです。しかもそれぞれ、何をしてくれるかは全然バラバラ。普通に限定グッズをくれるのもいれば、ちょっとしたミニゲームもあったりします。
他にはカフェのアルバイトや博物館の展示など、これまでの常連ものにもワンアクセントあり、なかなか楽しめております。
△ ―→ 公共事業について思うこと。
非常に色々な公共事業があり、基本的には満足しているんですが、気になる点もいくつかあります。
まずは、おそらく大体の人が感じているでしょうけど、建てられる範囲がけっこう限定されることです。
当たり判定の兼ね合いとかでなかなか難しかったんだと思いますが、村には岩や家など「動かせないもの」も多いので、もう少し柔軟に対応できる形にして欲しかった気がします。少なくとも、岩は移動出来ても良かったような…。
そしてもう1つ。住人の家の位置も、自由に決めたかったかな。
以前も少し話しましたが、果物の木を集めて果樹園的なものを作っていたら、そこにいきなり新しい住人の家がドカンと建ってしまい、計画は”おじゃん”に。
そもそも村長への報告なしに、住人の家用の空き地が勝手に出来ているというのもおかしな話ですから、そこはせめて秘書から、事前に一言あってもいいんじゃないかと思うわけです。そしてできれば、配置はおまかせにも出来るし自分で決めることもできるとか、あっても良かった気がしますね。
△ ―→ フレンド通信について思うこと。
これも以前軽くお話しましたが、フレンド通信で村が荒らされたことがありました。で、そのフレンドはフレンド名とゲーム内の名前が同じだったので特定することができて、フレンド解除することができたんですね。
しかし、フレンド名とゲーム内の名前は違うという人が多い(というか私もそうです)ので、今後同じようなことがあった時に、フレンドが特定できるかどうかが不安なのです。
これは、3DS全体に言えることかもしれませんね。
PS3やXbox360などは基本、インターネット通信をする時はフレンド名がそのまま使用されます。しかし、3DSってけっこうそこがバラバラだったりするんですよ。フレンド名を使うゲームもありますし、ゲーム内の名前を使うこともありますし。
で、それ自体はいいんですけど、ゲーム内でフレンドを取り締まる手段がないことも多いので、気に入らないフレンドがいた場合に解除するというのが、思いのほか苦労するんですよね。
今の時代、インターネットを利用して簡単にフレンドを作れたりするので「フレンド=信頼できる人・自分に合っている人」とは限りません。そこらへんを考慮して、フレンドに対してももうちょっと柔軟に対応できる仕組みが欲しいものです。
■====== 得点とまとめ ======■
●●●●●●●●●○ … 9点(10点満点)
細かな不満はあるものの、それを補って有り余る要素に満ちています。とりあえず今までより”アクセントの量”が格段に増えたので、よりコツコツプレイのやりがいがある作品になっていると思います。
新要素が”小出し”な感じがする、とファーストインプレッションでも言いましたが、逆に言うなら「そう楽しんで欲しい」という開発者の意図もあるわけで。
そもそもこのシリーズはRPGみたいに、1週間寝ずにプレイして全コンプリート!ってして欲しいゲームではなく、毎日少しずつ楽しんで欲しいというものなので、小出しにして正解なのかもしれないと思いました。もちろん、合わないと思う人はとっくにプレイしなくなっているでしょうから、なおのこと合う合わないがハッキリするようになったのかもしれません。
なお、未だ品薄状態が続いており、amazonでは相変わらずのプレミア価格。未だ買えていない人もいるかと思いますが、店頭に足を運んでみればけっこう残っていたりするので、amazonばかりに頼らず、たまには最寄りのゲームショップで探してみたらいかがでしょうか?
それが面倒くさいなら、もうダウンロード版で買ってください(苦笑)
最後に、通信について。
ただし、不快な発言をする人、村を荒らす人は容赦なくフレンド解除するのであしからず。前例もありますので。
※現在はとりあえず実施していません。復活する可能性はあるかも。
そして、”夢見の館”で私の村を見ていただくための、夢番地も公開。
私の「セグメント村」の夢番地は、3600-0122-6971です。
まあ…少しくらいは整ってきたので、よろしければ見学に来てください。
万人向け ← | ○●○○○○○○○○ | → 熟練者向け |
手軽に ← | ○○○○○●○○○○ | → じっくり |
思考タイプ ← | ○○○○○●○○○○ | → 感覚タイプ |
爽快感重視 ← | ○○○○○○○○○● | → 達成感重視 |
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