ヘビの毒が広がるのを薬で制するように、怒りが広がるのを制する修行者は、この世とかの世をともに捨てる。ヘビが古い皮を脱ぎ捨てるように。
スッタニパータの冒頭にある言葉だ。
怒りを捨てることが、どうして解脱につながるのか?
よくはわからないのだが、今のウクライナの混乱を見ていると、怒りがいかに危険なものかはよくわかる。
(原文)
1.
Yo uppatitaṃ vineti kodhaṃ, visaṭaṃ sappavisaṃva osadhehi
So bhikkhu jahāti orapāraṃ, urago jiṇṇamivattacaṃ purāṇaṃ.
(語釈)
bhikkhu j 比丘(主格=主語)
jahāti 捨てる(比丘も捨てるし、蛇も捨てるが、蛇の方は省略されている)
ora +pāraṃ この世 あの世
urago 蛇
jiṇṇam 古くなった(以下、全部対格)
tacaṃ 皮膚
purāṇaṃ 昔の
iva ~のように(はさまれて合成語のようになっている)
スッタニパータの冒頭にある言葉だ。
怒りを捨てることが、どうして解脱につながるのか?
よくはわからないのだが、今のウクライナの混乱を見ていると、怒りがいかに危険なものかはよくわかる。
(原文)
1.
Yo uppatitaṃ vineti kodhaṃ, visaṭaṃ sappavisaṃva osadhehi
So bhikkhu jahāti orapāraṃ, urago jiṇṇamivattacaṃ purāṇaṃ.
(語釈)
bhikkhu j 比丘(主格=主語)
jahāti 捨てる(比丘も捨てるし、蛇も捨てるが、蛇の方は省略されている)
ora +pāraṃ この世 あの世
urago 蛇
jiṇṇam 古くなった(以下、全部対格)
tacaṃ 皮膚
purāṇaṃ 昔の
iva ~のように(はさまれて合成語のようになっている)