[映]乱☆☆☆☆

1985,黒澤明監督。仲代達矢、ピーター、原田美枝子。これはすごい。
戦国の世を戦い抜いてきた一文字家の大殿。
3人の息子のうち、長男の太郎に家督を譲り、引退。3人仲良く、国を守れと。三男の三郎は、兄弟仲良くなんて、絵空事と反発。縁を切られ、追放。
長男の嫁というのが、昔大殿に滅ぼされた大名の娘で、一文字家をメチャクチャにしてやろうと画策。
大殿は追放され、次男二郎の城へ。しかし、ここも追い出され、流浪。追っ手が掛かり、 家来は2人を残し全員死に、大殿は狂う。
次男は家来に勧められて自分が家督を継ぐことを決意。兄を陥れる。
兄嫁は次男に乗り換え、正室を殺させる。
三郎と兵たちが大殿を救うために戻ってきて、二郎の軍を蹴ちらす。大殿は正気を取り戻し、三郎に許しをこう。共に引き揚げようとした時、三郎は銃弾に倒れる。嘆き悲しむ大殿もおだぶつ。
それを聞いた鬼嫁は、復讐を果たしたと。そして家来に斬られる。

[映]ジュラシックワールド☆☆☆☆

2015米。
iPadミニで見ても怖かった。映画館で3Dだったらさぞ。。。
ジュラシックパークの惨劇から22年後、同じ島でテーマパークジュラシックわーるどは、テーマパークとして大成功を収めていた。しかし、遺伝子操作によって生まれた最強最悪の肉食恐竜、インドみなすレックス1頭が、脱走。人間や、他の恐竜を殺しまくる。、運営を任されている副社長のクレア。緊急避難の中、元カレのオーウェンと共に、甥っ子達を助けに向かう。
甥っ子達は、自力でなんとか逃げ切る。
インドみなすレックスは、翼竜のケージを破壊。大量の翼竜が、避難していた客を襲う。
オーウェンは、子飼いのラプトルをインドみなすレックス退治に使うことをイヤイヤ了承。だが、インドみなすレックスにはラプトルのDNAも使われていて、敵に寝返った。絶体絶命。
しかし、最後にラプトルはオーウェンの味方となる。さらに、クレアがTレックスを解放して戦わせる。

[映]MI5ローグネイション☆☆☆

2015米。トムクルーズ、ジェレミーレナー。
IMFは廃止になりCIAの傘下に。
悪い奴がいっぱい出てきて何が何だか分からない。イーサンハントの自己中炸裂。オーストリアの首相を銃撃したり、麻酔自白剤を英国の首相に撃ち込んで、パスワードを聞き出したり。こんなことが出来るなら、最初から、怪しそうな奴全員に使えば。
だが、バイクの追跡シーンはすごい。それと、リベッカファーガソン綺麗。
最後は悪者をだまし討ちにしてざまみろと。

[映]オデッセイ☆☆☆☆

2016米。リドリースコット監督。、マットデイモン、ジェシカチャスティン。
原作を読んでから見るか、見てから読むか、これはどっちが良かったのか？

限られた時間なので仕方ないが、酸素を作るところとか、小説よりもかなり細部が端折られている。宇宙関係者ならずとも、理系の人間にとっては面白いところが大幅にカットされている。

ローバー1台で行くところと、最後にアイアンマンのように飛ぶところ、ルイス船長が受け止めるところが違うが、筋書きとしてはかなり忠実に再現されているといえる。

映画でイメージが違ったのは、ローバーやMAVや、母船ヘルメスが、思いの外デカかったこと。NASAの人々が意外とお互いにフレンドリーなこと。

[映]チェンジリング☆☆☆☆

2008米。クリントイーストウッド監督。アンジェリーナジョリー。
1928年、ロスアンゼルス。実話というが、こわい話。小説よりも奇なり。
シングルマザーのコリンズ夫人の息子が行方不明になり、警察に届け出た。数ヶ月後に見つかったと、警察から引き渡された子は、全くの別人。しかし、子供はマミーと呼ぶし、警察はまちがいないと。ちゃんと探してくれと言ったらいきなり精神病院に入れられた。ここでは、いうことを聞かないと電気ショック。この精神病院は、警察に逆らった女子の収容所だったのだ。
どこかの牧場で、カナダからの違法入国の少年が警察かんに捕まった。殺人の手伝いをさせられたとの自供により、掘り起こしてみると子供の骨が出てきた。少年によると殺されたのは20人くらいで、写真を見せるとその中にコリンズ夫人の息子も。
それが新聞に載り、コリンズ夫人は出所した。なりすましていた少年は、警察が勝手に息子に仕立て上げ、ロスに住みたかったから嘘をついていただけと。
牧師や弁護士の支援を受け、精神病院の女たちを救出した。さらにロス警察の非道を糾弾。担当刑事はクビに。本部長は免職。市長も再選を断念。一方、逃げていた少年殺しの首謀者も捕まり、裁判で2年の禁錮後死刑の判決。だが、息子を殺してないと言う。息子探しは続く。2年後、コリンズ夫人は出世している。死刑の前に話があると呼び出される。犯人は、やっぱり言うのやめたと、嫌がらせを。殺したのね？殺したのね？！と迫るが、結局答えは引き出せず、犯人は絞首刑となる。
そして、コリンズ夫人は、生涯息子を探し続けたという。

[映]遊星からの物体X☆☆☆

1982米。ジョンカーペンター監督。カートラッセル。
特撮SFホラーの傑作。これはえぐい。食欲なくなる。
アメリカの南極越冬隊。ヘリで犬を追って来たノルウェイ隊員。
犬を殺そうとして、アメリカ隊員に怪我をさせ、隊長に撃ち殺される。
アメリカ隊員は、ヘリで連絡の取れないノルウェイ基地に向かったところ、全員死亡していた。
。近くで巨大な円盤と、氷の中から何かを掘り出した後を発見した。そして不気味な死体を持ち帰る。
死体を解剖すると、恐ろしく気持ち悪い中身。その晩、追われてきた犬が化け物に変身。別の犬を食い殺した。火炎放射器で焼き殺すが一部は逃亡。
死体を解剖すると、体内で犬の体が作られ半ば出来上がっている。この化け物thingは、他の生き物を同化して仲間にしてしまうのだ。
ヘリや雪上車が破壊され、仲間の誰かが既に同化されているが、誰かわからない。狂って暴れるやつも現れ、疑心暗鬼。
そして次々とやられていく。化け物は巨大化。
生き残った2人は、基地を焼き尽くして化け物を退治しようとするが、果たして？
ここでおしまい。

[映]ビューティフルマインド☆☆☆

2001米。ラッセルクロウ、ジェニファーコネリー。
ノーベル経済学賞の数学者ジョンナッシュの半生。
大学院で寮生活のジョン。授業はムダだと引きこもり、ガラスに数式を書きまくる変人で、同室のチャールズだけが親友だ。女性にももてない。
ある時、ひらめいて素晴らしい理論を生み出し、それが認められて希望していたウィラー研究所に教授として採用される。
そこに現れた諜報組織のパーチャーに秘密任務として暗号解読を指示される。内容は、新聞や雑誌の記事に埋め込まれた暗号を見つけ出し、ソ連が爆弾を仕掛けた場所を探し出すこと。そして、定期的に報告書を秘密のポストに投函する。
アリシアと結婚した後も、その任務は続く。
ある日、敵国スパイに追いかけられ、銃撃される。危うく難を逃れたが、極端に警戒心が強くなり、言動がおかしくなってしまう。傍目にも精神を病んでいることが明らかになり、拘束されてローゼン医師の治療を受けることに。
ストレスで統合失調症になっていたのだ。パーチャーも秘密任務も、リチャードさえも幻覚だったのだ。
長期間のショック療法を受け、退院したがクスリでボーッとして暮らすナッシュ。アリシアの愛情だけが支えだが、アリシアのストレスも高まる。頭をスッキリさせたくて隠れてクスリを捨てていたら、また幻覚が始まった。入院を拒み、大学の図書館で研究したいと、学友だった教授に頼む。
幻覚に悩まされ、学生までにもからかわれたナッシュだが、次第に教わりたいと集まる学生も。
そして、ある日、過去の業績に対してノーベル賞受賞が決まる。手のひらを返すように、再び、みんなから尊敬される。受賞のスピーチでアリシアへの感謝を述べる。
これは実話だとのこと。

前半のかなりの部分が妄想だったとは、完全に騙された。腕に数字を映し出すチップを埋め込まれるところが、この時代にしては変だと思ったが。。。