作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 参院選を小沢の勝手にさせるな 】

2010-01-21 19:11:03 | 04 時事ニュース


東京地検特捜部の参考人招致を、囲碁を打ちつつ
多忙だからと突っぱねてきた小沢が、ようやく事の
重大さに気が付いたかに見える。

だがヤツの頭ん中には、各地域での参院選対策で
いっぱいのようである。
あんなヤツになまじ応援されたら、選挙のマイナス
になるのが本当のとこだろうに。

選挙民はそこまで小沢になめられて、それでいい
のか。意地でも小沢の息のかかったヤツは落と
そうじゃないか。

それにしても受け皿が用意されていない。

自民再生が可能だと、まだみんな思っているのか。
再生はムリだと明確にしたのが、舛添だけとはな。
あいつは仕事はできそうだが、顔が悪すぎる。




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【 ドイツの地図に竹島が 】

2010-01-21 19:08:00 | 04 時事ニュース


十九世紀に発行されたドイツ製の世界地図が
見つかったが、そこには竹島も載っていて、明確に
日本領と記載がされていたという。

何もいますぐに騒ぐ必要はないが、日本の主張を
裏付ける有効な証拠にはなる。

この問題だって、外務官僚がもっとまじめに仕事を
やってたら、アメリカのハッキリした意思表示で、
日本の占領を解く時点での、領土はこうだったと
言質を取れたはずなのだ。

それにしても、これだけ国費をムダにして、国会
審議を行わねばならぬ事態を招いた小沢は、
どうしようもない悪党である。

小沢ガールズ&ボーイズは誰一人、このブログを
読んでいないのか。情けないことだ。何のための
情報収集の国費頂戴なんだ。






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【 悪党に乗っ取られた国会 】

2010-01-21 19:06:02 | 04 時事ニュース

土建疑獄とも呼べる肝沢ダム2800億円工事
に絡んで、収賄疑惑が真っ黒な小沢と、それを
何故かかばう鳩山。

この二人を国賊と呼んで恥じることはない。

衆院予算委員会は、二人の資金問題に足を
取られて前に進めない。
このままじゃ、民主党マニフェストのメダマ、
子供手当ての支給も、いつのことやら分からない。

まして外交問題は、全く頓挫したままで、
本気でアメリカとの同盟なんか不要と嘯く社民党
の福島をニンマリさせている。

オバマも辛い立場だ。なにしろ大金を銀行救済に
費やしたのに、いっこうに雇用情勢の好転には
つながらず、失業率は10%を超えてしまった。

頼りにならぬ同盟国だと、アメリカはつくづく日本
にあいそをつかしたことだろう。

国賊ふたりの処置は検察に任せて、
国会は景気回復への集中予算審議にまい進して
はどうか。

それにしても、聞くに耐えぬヤジは民主党の方が
強く、意気消沈の自民党は、意外やおとなしい。

これを喜んでいいのかどうか。


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【 ハイチ&ドミニカ 】

2010-01-21 17:53:00 | 04 時事ニュース

ハイチの首都、ポルトープランスで大都市直撃の大震災が
起きている。
似た経験を持つ神戸市民としては無関心ではおられない。

一つの島に二つの国家がある。仲が良いわけがなかろうと思う。

島の名はイスパニョーラ島という。
名前の通り、最初にスペインが最初の領有者になった。
コロンブスのアメリカ発見も、最初に見つけたのは、この
イスパニョーラ島だった。

後に何かが原因でフランスが領有した。
おそらく欧州での両国の戦争があって、その結果スペインから
フランスに渡ったものと思う。

この島は、やがて黒人が蜂起して共和国を作る。
この黒人は土着民じゃなく、主にアフリカ奴隷海岸から
売られてきた黒人であったらしい。

ハイチとドミニカの両国は、近くの国同士は仲が悪い例に
たがわず、盛んに戦争を繰り返してきた。

中でもドミニカが発行した切手の図柄が、ハイチ領に
食い込んできたとハイチ側の激昂を買い、23年間も
戦いを続けたという馬鹿らしい歴史がある。

ハイチには日本人は殖民をしていないが、ドミニカには
棄民扱いで送られた。
ドミニカは送られてきた日本人に、ハイチとの国境の地で、
石ころだらけの場所を与えたらしい。
ハイチからの侵入に備えた人間の盾にされたわけ。

その後日本人たちがどうなったのか。
いずれ詳しく調べようと思う。

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【 あの日あの時(8) 】

2010-01-21 17:05:32 | 02 華麗な生活


震災当日の1月17日は結局ラジオの被害状況の
情報を地図帳に書き込むことで終始し、その
まま徹夜したのだったが、深夜に思いもよらぬ
感動的な出来事があった。

微塵と化したガラスや陶器の破片で、足の踏み場
も無かったリビングをともかく片付け、二個の大型
書棚が共に倒れて飛び散った本も片付けて、
疲れて寝た家人をよそに、一人でラジオを聞いて
いた。

あれっ、空耳かな?
玄関のベルが鳴ったような気がしたのだ。
時計の針は深夜の1時過ぎを示している。
ラジオの音量を小さくして耳を澄ましていたら、
またベルが鳴った。間違いない。
誰かが訊ねてきている。

玄関に行って、小さな覗き窓で確認した。
青年が二人立っているのが見えた。
ドアを開けた。
「社長、ご無事でしたか」
一人は社員だが、声を掛けてきた方は元社員。
その時点では、ボクの部下ではない。
M君という青年が、現社員である、これもM君
なのだが、電話を掛けてボクの安否について
質したらしい。
「それがよく分かりません」
「何を、分からんって、お前それでいいんか」

今から行くぞということになり、豊中から途中で
M君2号を拾い、途中空いているコンビニで
買える限りの食品を購入し、あらかじめ用意
した登山用のリュックに、ホームセンターで
売っていた2リットル入りの大型ペットボトル
を詰め込んで、液状化でがたがたになった
暗い道を走って来たのだ。

来てはみたがエレベーターは動いておらず、
ならばとM君2号を励ましながら、約600段
の非常階段を登りボクに緊急物資を届けに
きてくれたのだった。

ボクはあんなに感動したことがない。
言い出したM君1号は、会社の他の人間
との折り合いが悪く退社した青年なのである。

その後、ボク自身が5回ほど登り降りすること
になる600段を、最低20リットルの水を肩に、
届けにくる。
日本の青年も捨てたものじゃない。

運んできたのは、水以外にインスタント食品
の類多数。
しかもM君1号は、別途に20リットル入りの
空きボトルも用意して、途中の小川で水を汲み、
こちらはトイレに使ってくださいと、憎いことを
言ったのだった。

カレはなんと水だけで40キロを超える重量を、
元社長のボクを気遣い、友人を誘って届けに
来てくれたのだ。

これで涙を流さぬほどに、ボクは冷酷じゃない。
このまま深夜の道を大阪に帰るという二人に、
飲ますわけにはいかぬ。
取って置きのクールボアジェとカミュのナポレオン
を、封も切ってないのを、それぞれに与える
ことで、謝意を表した。

それが15年前の、あの巨大震災の夜の出来事
だった。





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【 民主党のシンパ 】

2010-01-21 16:58:00 | 04 時事ニュース

連日過激な鳩山・小沢攻撃をやっているから、おそらく
自民党の残党ぐらいに見られているだろうが、こう見えても、
長年の民主党シンパである。

特に前原への期待が大きい。長妻でも良い。

小沢が大嫌いなのである。
選挙区に小沢の仲間が居るばかりに、そいつを落選させる
ため、敢えて競合する自民党候補に投票したりもしてきた。
その効果絶大で、みごとに地元のボスは落選。
いま参院に鞍替えして、まだ国会を職場にしている。

鳩山はなぜ「新党さきがけ」を壊したのか。
武村正義がそんなに嫌いだったのか。
巻き添えで田中秀征といった逸材までが成果を去る
結果をもたらした。

壊し屋とは小沢のことと有名だが、鳩山だって、なかなかの者だ。
早く資金ごまかしの罰金を払え!

その瞬間に、お前の国会議員の資格はなくなってそして
日本は平和になるのだ。

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【 あの日あの時(7) 】

2010-01-21 14:37:18 | 02 華麗な生活


当日の早朝、まだ6時にはなっていないから、
当然のようにベッドの中で寝ていた。

そこへド~ンときて、ぐらっぐらっと大きく揺れだし、
全日空ホテルが使用しているのと同じベッドを
特注で購入したものの上で、身動きもならず、
ただ揺れが治まるのを待っていた。
幸い寝室には家具は置かぬ方針で、作り付けの
衣類入れだけ、その他は低く細長い机だけの
部屋だったから、何かに頭をやられるようなこと
はなかった。

ボクは深夜でも起きだして、ふと浮かんだアイデア
を書き留めたり、どうかすると計算までやるタイプ。
原則として1時ごろまでは本を読むから、寝室は
各自が個室というのが我が家のルール。

長尺の家具類は、すべてリビングに集中して
あった。そのリビングで、激しく家具が倒れ、
ガラス製品が割れる派手な音が響いていた。

初めは、このド~ンぐらっぐらっを、地震とは思わず
てっきり北朝鮮がノドンをぶっ放し、神戸製鋼を
狙ったのが的をはずして、このマンションを直撃
したものだと思っていた。
いつまでも揺れが治まらず、それでこれは巨大な
地震なんだと思い直したことだった。

リビングを隔てて、息子の部屋と妻の部屋が
並んでいる。ボクは大声で「大丈夫か」と声を発し、
返事が聞こえたことで安心して、まずは玄関の
ドアを開けに行った。
暗くてよくは見えなかったのだが、リビングを裸足
で歩くのはとても危険な状態だった。
自動演奏装置が入った重いピアノが、壁に
くっつけて置いてあったのに、それが部屋の
真ん中辺りまで移動していたから、壁沿いに歩き、
それで怪我をせずに玄関ドアの確認に行け
たのだった。
サンダルを引っ掛けて、北側に行き本土の状況
を見たのはその続きの行動だった。

ボクは後で気づいたのだが、その前にバスルー
ムの栓をあけて、バスを水で充たしていた。
これは直感的にやったことで、このとき溜めた水
が後になってトイレ用に大変役立った。
起きだしたときは停電だったのが、突然明かり
がついた。本能的に米をとぎ電気釜のスイッチ
を入れた。

飲み水は、たまたま酒屋が運んできたカートン
入りが二個もあった。これで籠城する態勢が外れ
たのだと納得しラジオに切り替えた。
最初に地元の局を選んだのが間違いで、須磨に
ある局は震災の中心部から離れていて、まるで
要領を得ないのんびりした放送だった。

そこで朝日放送に切り替え、その日は一日中
ラジオを聞きながら、地図帳を開いて、火災の
場所を赤く塗り潰していた。逃げる道を確保する
ためだった。



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【 小林繁葬儀 】

2010-01-21 10:27:23 | 10 我ら猛虎党


天下を揺るがした「江川事件」の被害者、
小林繁投手の早すぎた死は、多くの野球
関係者に大きなショックを与えたが、その
葬儀が、昨日福井市で行われた。

小林繁の出身地は、確か鳥取県だったと
記憶するのだが、なぜ福井市だったのだろう。

喪服姿のまだ若い細身の女性が涙にくれる
姿が目についた。入籍したばかりの新妻で
静子という方であった。

日本ハムの拠点、札幌に新居を構え、挙式
も札幌でとの予定があったという。
その直前に、まだ57歳と若く、スポーツマン
の夫が他界するとは、およそ静子未亡人の
考えになかったことだろう。

いたく同情した。


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【 あの日あの時(6) 】

2010-01-21 10:24:21 | 02 華麗な生活


父は六甲アイランドのマンションに一泊し、
翌日故郷の淡路島に帰って行ったのだが、
その日にクルマで通った場所の多くにも、
大きな災害が起きた。
たった一日で様相を空爆後の街のように
変えた、その前日に健全だった姿を目に
できたのは神様のご配慮でもあったろうか。

新神戸駅に近い辺りは、地盤も固く被害も
僅少であったが、その辺りに住まう友人の
顔を見たいからと送って行った。

その後、通称フラワー通りを南下して海岸
通りに出たのだったが、あの震災で象徴的
な映像の代表の一つとなった、大きなビル
が倒れて道路をふさいだ、JR三宮のすぐ
北側を、前日にあたるこの日に通っている。

また神戸市役所の旧館が崩壊し、多くの
夜勤者が犠牲になったが、その前の道も
通ったし、淡路航路の船が発着する
中突堤にも、父を送って行った。

震災で中突堤も大被害を受けて、しばらく
港としての機能を失ったのだったから、
前日に損壊前の健全な姿を目に納めた
のは幸せなことだった。

もっと凄いのは、世界中に映像が流された
高速道路の倒壊場所である、深江の辺り
をも、あの高速道路上を走ったことである。
まさか、それから十時間ばかりで、倒壊する
なんてことは全く想像外のことであった。

こうして見ると、あの巨大震災に、ボクは
かなり近寄っていたことになる。

ちょうど六十歳だったボクは、まだ人工透析を
受ける身にもなっていなかった。

あれからの十五年、太陽を周る地球の速度が
増している。



              パパゲーノ

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