BL仲間は何人かいるが、それぞれに好みがちがう。
例えばカップリングでいえば、
依田沙江美さんの 『チョコレート・キス』 の中で、
わたしが好きなのは油野と伸哉。
しかし、ある友人は倉田と天野。
菅野彰さんの 『毎日晴天!』 の中では、
わたしはメガネの次男。ある友人は長男カップル。
五條瑛さんの作品では、ある友人はサーシャと亮司。
わたしは非BL作品なので該当なし。
―― というように好みがちがうわけだが、
「作品のエ口度」 にも好みのちがいがある。
かつてわたしは友人たちに、
わたしが愛する宗一にーちゃんが出てくる
『恋する暴君』 (高永ひなこ 著) を強くプッシュしたことがあるが、
友人のひとり (仮にYとする) は食いつきが悪かった。
そのことを、応用の達人・友人Aと話したときのこと。
わたし : 「 『恋する暴君』 は、Yの好みにはあわなかった
みたいだね」
友人A : 「わたしは好きだけどな。何がダメだったんだろ?」
わたし : 「そういや、『LOVE MODE』 (志水ゆき 著) を貸したときも、
反応がイマイチだったなあ」
友人A : 「そうだったんだ」
わたし : 「やっぱ、エ口目なのがよくないのかな?
高永作品にしては、『恋する暴君』 はけっこう
エ口度高いし」
友人A : 「あー、確かに 『LOVE MODE』 もエ口高めだよね。
そういやYは、そんなにエ口がない作品の方が好きかも」
わたし : 「ふーん。そっか、なるほどね。
あ、そうだ、以前わたしがあげた光○書房から出てる
明治カナ子のマンガ、Yに貸した?」
友人A : 「貸せないよ! Yにあんなの (汗)」
そうか。では次回からは、作品におけるエ口度の高低も含めて
おすすめするか。
というわけで、現在友人たちとの間で交わされる
おすすめBL本メールには、
「××さんの 『◎◎』 って作品、おすすめ。リーマンもの。
エ口高め。ちょっと古い作品だから、ブコフに105円で
出てると思う。おぼえてたら試しに読んでみて」
とか、
「△△さんの 『■■』、なかなかいいよ! 高校生もの。
5巻まで出てる。エ口低め」
とか、
「☆☆って作家さん、けっこういいね。 『▽▽』って作品は
おどろきのエ口なし! よく編集さんが許したなーと驚いたけど、
エ口なしでも十分おもしろいよ」
というように、必ずエ口度も示すことになっている。
友人Yも、本屋でBL本を物色する時のよい目安になっているだろう。
これとはまた別の好みのちがいとして、「メディアの種類」 がある。
たとえばわたしはBLはマンガと小説だけで、
ドラマCDは聞かないし、BLゲームはやらないし、
アニメや映画は見ない。
だって、そんな、えぇえー?
実在の役者さんが演じてんでしょ?
なんだかおそろしくて、聞けないし、見られません ……
(貴様はどこの乙女だ! というツッコミは不要)
しかし、かの友人Yはアニメも映画も見る。
友人Y : 「純情口マンチカのアニメ、よかったよ。松尾も見なよー」
ええっ!?
あんた、純情口マンチカ、見たの?
だってあれ、マンガで読んだけど、
内容は〇〇〇ばっかっていうか、ほとんど〇〇〇っつか、
〇〇〇しかないじゃんっ!
(※ あえて伏字)
お前はエ口が好きなのか、キライなのか、どっちだーっ!?
文字と絵だけのマンガや小説では、
「エ口はそれほど ……」 とかいうくせに、
リアル男性ボイスのあんな声やこんな声や、
動画もまったくOKな友人Y。
実はBL仲間のうちで、
友人Yが一番のBL猛者 (もさ) なのかもしれない。
例えばカップリングでいえば、
依田沙江美さんの 『チョコレート・キス』 の中で、
わたしが好きなのは油野と伸哉。
しかし、ある友人は倉田と天野。
菅野彰さんの 『毎日晴天!』 の中では、
わたしはメガネの次男。ある友人は長男カップル。
五條瑛さんの作品では、ある友人はサーシャと亮司。
わたしは非BL作品なので該当なし。
―― というように好みがちがうわけだが、
「作品のエ口度」 にも好みのちがいがある。
かつてわたしは友人たちに、
わたしが愛する宗一にーちゃんが出てくる
『恋する暴君』 (高永ひなこ 著) を強くプッシュしたことがあるが、
友人のひとり (仮にYとする) は食いつきが悪かった。
そのことを、応用の達人・友人Aと話したときのこと。
わたし : 「 『恋する暴君』 は、Yの好みにはあわなかった
みたいだね」
友人A : 「わたしは好きだけどな。何がダメだったんだろ?」
わたし : 「そういや、『LOVE MODE』 (志水ゆき 著) を貸したときも、
反応がイマイチだったなあ」
友人A : 「そうだったんだ」
わたし : 「やっぱ、エ口目なのがよくないのかな?
高永作品にしては、『恋する暴君』 はけっこう
エ口度高いし」
友人A : 「あー、確かに 『LOVE MODE』 もエ口高めだよね。
そういやYは、そんなにエ口がない作品の方が好きかも」
わたし : 「ふーん。そっか、なるほどね。
あ、そうだ、以前わたしがあげた光○書房から出てる
明治カナ子のマンガ、Yに貸した?」
友人A : 「貸せないよ! Yにあんなの (汗)」
そうか。では次回からは、作品におけるエ口度の高低も含めて
おすすめするか。
というわけで、現在友人たちとの間で交わされる
おすすめBL本メールには、
「××さんの 『◎◎』 って作品、おすすめ。リーマンもの。
エ口高め。ちょっと古い作品だから、ブコフに105円で
出てると思う。おぼえてたら試しに読んでみて」
とか、
「△△さんの 『■■』、なかなかいいよ! 高校生もの。
5巻まで出てる。エ口低め」
とか、
「☆☆って作家さん、けっこういいね。 『▽▽』って作品は
おどろきのエ口なし! よく編集さんが許したなーと驚いたけど、
エ口なしでも十分おもしろいよ」
というように、必ずエ口度も示すことになっている。
友人Yも、本屋でBL本を物色する時のよい目安になっているだろう。
これとはまた別の好みのちがいとして、「メディアの種類」 がある。
たとえばわたしはBLはマンガと小説だけで、
ドラマCDは聞かないし、BLゲームはやらないし、
アニメや映画は見ない。
だって、そんな、えぇえー?
実在の役者さんが演じてんでしょ?
なんだかおそろしくて、聞けないし、見られません ……
(貴様はどこの乙女だ! というツッコミは不要)
しかし、かの友人Yはアニメも映画も見る。
友人Y : 「純情口マンチカのアニメ、よかったよ。松尾も見なよー」
ええっ!?
あんた、純情口マンチカ、見たの?
だってあれ、マンガで読んだけど、
内容は〇〇〇ばっかっていうか、ほとんど〇〇〇っつか、
〇〇〇しかないじゃんっ!
(※ あえて伏字)
お前はエ口が好きなのか、キライなのか、どっちだーっ!?
文字と絵だけのマンガや小説では、
「エ口はそれほど ……」 とかいうくせに、
リアル男性ボイスのあんな声やこんな声や、
動画もまったくOKな友人Y。
実はBL仲間のうちで、
友人Yが一番のBL猛者 (もさ) なのかもしれない。