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読書_罪の声

2017-10-11 23:10:53 | 
今日の本。











本書期間:2017年10月2日~11日

作者:塩田武士

『罪の声』











昭和の未解決大事件のひとつ
グリコ・森永事件を題材にした小説。








初めての作家さんでしたが、
この事を題材にした小説を書きたいと
思ったのは大学生の頃だそうです。







小説家修行として大学卒業後は
新聞記者になり、
その後小説家。







8作品を書いて、
ようやくこの題材での
小説を書くに至ったそうです。









子供の頃に起きた
グリコ・森永事件。









青酸カリ入りのお菓子の事件から
お菓子の梱包が開けたかどうか
すぐにわかるものになったよな。








そして、キツネ目の男の似顔絵。









わたしが小学生の頃の事件なので
記憶に残っているのは
そのくらいですが、






他にも色々とあった事件だったんですね。








と、ドキュメンタリー小説のように
感想を書いてしまってますが、




フィクションです。






作品中の会社名もグリコ、森永ではないです。







でも、どこまでが本当で
どこからかフィクションなのか
詳しいことを知らないわたしには
わかりませんでした。









どうやら、発生日時や場所、挑戦状や脅迫状の文言、報道内容に関しては、史実通りらしいです。









他はフィクション。









それが分かっても
本当のことのように思えます。










作品と同じではないにしても
その人達はいた訳で。










なかなかの大作だと思います。









グリコ・森永事件を
改めて考えさせらる
小説でした。



















文庫はまだ発売になっていないので
ハードカバーです。
読むの、重かった。




mannenさんが読みたいと言って
書い買いましたが、
わたしが先に読みました。


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