時々雑録

ペース落ちてます。ぼちぼちと更新するので、気が向いたらどうぞ。
いちおう、音声学のことが中心のはず。

初雪

2005年11月17日 | 
来て3ヶ月がたちました。暮らしにもだいぶん慣れ、英語もそれほど集中力を尖ぎ澄ませていなくても聞けるようになって来ました(ただし、聞き取りにくいタイプの人の話は相変わらず分かりません)。住んでいるアパートも、ようやく、自分の住処、という気がしてきました。

 去年の今頃何をしていたか、この間なんとなく振り返りました。ちょうど、何とか2回受験できたGREの2度目が終わったころでした。韓国・済州道での学会発表から帰って一ヶ月しか準備期間がなく、いったん研究の仕事を全部中断して、通勤電車の中でも寝る前もひたすらGREの問題を解いていたのを思い出します。仕事しながら受験準備をなさる方は、みなさん、こんなもんでしょうね。私は短期間ながら時間があったほうだと思います。

 ご存知の方もいらっしゃると思いますが、GREはそもそもアメリカにいる、英語で育った人の大学院受験の一般テストなので、Verbal(言語セクション=英語)がとてつもなく難しい。この準備で手一杯でしたし、数学は満点を取りたかったので(取れませんでしたが)、TOEFLに割く時間はほとんどありませんでした。このあと、そそくさと書類をまとめて、この月の終わりに出願しました。あれから一年、幸いとりあえずアメリカに来ることには成功し、ここにいます。ありがたいことです。こんなことを考えるのも、過去を振り返る余裕ができるほど、とりあえず大学院生としての暮らしにも慣れてきたということでしょう。

 英語は、究極的には試験をパスすればいいだけの話ではありますが、どうせたくさん読まされる(&書かされる)ことを考えると、語彙力や速く正確に読む力は、いくらでも鍛えておくべきだと思います。現在、Assigned reading(予習としての読書)で読む本・論文に知らない単語はまだまだ出て来るので、必ず辞書を使うようにしています。

 辞書は持って出ません、持って来る人もいません。調べてるヒマもないし、他の荷物が重いので邪魔です。promiscuousという単語を言語現象の比喩として先生が使い、メモして後で調べたりしたことも。当然こんな単語は板書しないので、聞き取れなければ終わりです。文脈で何となく分かるのですが、それで済ませていると伸びが止まるだろうと思います。「もう十分」とはとても言えない状況なので、コツコツ継続せねば。

 ところで、昨日は大荒れの天気。朝から風雨が強く、雷が鳴り響き、南風が吹いて太陽も出ていないのに気温は20℃を超えました。夜になって静かになり、今日は朝から冷え込んでいます。写真はお昼すぎ、今日の授業が終わってアパートに戻ってきてから撮ったもの。雪です。ご覧いただけるように、普段より大きいサイズにしてみました。気温は昼間で2℃。。。 こんなに違う二つの空気の層がぶつかったのですから、昨日の荒天も納得ではあります。(このgooのblogに妙な機能があるのに気づきました、使ってみました)

 写真のバスはいつも通学に利用している6番の市バスです。午前中は1時間に3本来て、かなり正確なので、けっこう当てにできます。田舎町Bloomingtonの利点ですね。夜は1時間に1本、深夜12:15まであります(ただし月~金)。図書館で勉強して、これで帰ってくるわけです。

 午後5:30の続報。細かい雪(弱い)が降り続いています。車の上にうっすら積もりだしました。気温は零下1℃。リスも冬眠開始かも。

翌日の訂正です。写真、やっぱり大きすぎて本文が読みにくいと思うので、いつもの小さいサイズに変更しました。これだと残念ながら雪が降っているのが分かりませんね。ちらちら降ってるんですが。

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