すべって転んで、今は幸せ

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週末の会計セミナー

2007年08月06日 | 仕事とUSCPA
週末、久しぶりに会計関連のセミナーに出席しました。三田にあるPriceWaterHouseCoopers(あらた監査法人)の研修室で朝10時~夕方5時過ぎまで、ほぼ丸一日の勉強会でした。セミナーのテーマは「日本・国際・米国会計基準の概要と適切な処理のためのポイント」というもの。早い話が、世界各国で異なる会計基準が、企業のグローバル化をうけて現在どのように統合されつつあり、また、異なる点や注意すべき点は何か、といったことです。なかなか興味深い内容でした。数年前までは、アメリカの会計基準(USGAAP)が世界のスタンダードと言われていたのに、今はヨーロッパがかなり力を持ってきているようです。なんだか、世界の基軸通貨としてユーロが力を持ってきているのと似ているような気がします。


折も折り、セミナーのあった当日の日経新聞朝刊に、「日本の企業会計、国際基準と全面共通化(2011年までに)」という、実にタイムリーな記事が掲載されました。しかも、その記事の中に出てくる日本側の「企業会計基準委員会」の委員長となられた西川郁生先生のお話もその日の夜に聞くことができました。というのも、同じ日の夜、日本における米国公認会計士の公認団体JUSCPAの総会が有楽町であり、そこにゲストスピーカーとして西川先生が出席されたからです。私は、もう10年近くJUSCPAの会費だけは払っているものの、総会には一度も出たことがないユーレイ会員でした。でも、今までは総会が6月に行われることが多く、6月決算の会社に勤めていた身では、決算業務で残業・休日出勤に忙しく総会どころではなかったんです(と、ちょっと言い訳)。西川先生には大昔、まだUSCPAの受験勉強をしていた頃、今は無き虎ノ門アカウンティングスクールで米国ビジネス法を教えていただいたことがあります。もう10数年も前から、西川先生は日・米の会計の世界では有名な方で、私にとっては雲の上の方。今回は、セミナーの内容といい、関連した日経の記事といい、そしてその記事の中でも活動の核をなす活動をされている先生のお話が近くで聞けたことといい、なんだか全部が関連があって、興味深く感じました。

総会が行われたのは有楽町の電気ビル内にある外国特派員クラブ。もちろん、そこにいくのも初めてでした。ホールには、過去に招かれてスピーチしたのでしょうか、各国の首脳や指導者のスピーチの写真が沢山飾られていました。
何年かぶりに、ご無沙汰していた方々ともお目にかかることができて、有意義な一日となりました。


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