久しぶりに弾き語りを練習しています。
弾き語りをやってみたい!と思ったのは今から10年くらい前かな。
エレクトーンを再会する前にキーボードでバンドのお手伝いをしてたんですが
人数が多ければ多いほど、みんなの日にちが調整できなくって
たくさんの仲間と一緒に音楽を作り出していくのもすごく楽しいんです。
けど、人にはそれぞれ都合があって仕事もあって、なかなか自分の思うような音楽の
スタイルがみつからなかったり。
大人になってからも音楽でたくさん楽しんで、音楽でたくさん悩んで、
たくさんうれし涙も悲し涙も流したり。どこに行っても人間関係があって
人の気持ち、自分の気持ちがあって、ぶつかったり、意見の食い違いがあったり。
自分と違う意見の人が悪いのではなく、
音楽の方向性が違うだけ。好きなジャンルが違うだけ。
こうしたい、ああしたい。よいモノを作りたいからこそ意見が飛び交う。
バンドもいくつか解散したり、消滅したり・・・
同じ人とずっと音楽をやるって事ってこんなに
大変な事なんだって実感したり。
いろいろな思いを経験したけど、音楽をやめない訳はやはり私は音楽に
心を支えられてるからなんだと思います。
バンドが解散したり、途中で続けなくなったりするのもそれは仕方ない事です。
だからこそ、誰かに頼るのではなく、一人でもちゃんと演奏できるようにしたい!
そう思って弾き語りを練習したいって思ったのがきっかけでした。
自分で演奏して、自分で歌う。
これってすごく大変そうに思うのですが(確かに大変ですが・・・)
とっても楽しい、幸せな瞬間です
ゲゲゲの女房の主題歌の「ありがとう」
これを今練習しています。
この歌を歌うとなぜか今までお世話になった人が一人一人頭に浮かんで
胸がいっぱいになります。
本当はありがとうって言いたいのにもう会えない人もいるし、
ありがとうじゃなくってごめんなさいって言わないといけない人もいるし。
いろいろな思いが巡り巡って胸がいっぱいになります。
たくさんの人に支えられてるからこそ、こうやって演奏活動もできるんだなって思います。
私が思う日本語で一番美しい言葉
「ありがとう
」
これを読んでくれてるあなたに。
「ありがとう
」
「ありがとう」 いきものがかり
ありがとうって伝えたくて あなたを見つめるけど
つながれた右手は 誰よりも優しく
ほら この声を受止めてる
まぶしい朝に苦笑いしてさ あなたが窓を開ける
舞い込んだ未来が 始まりを教えて
またいつもの町へ出かけるよ
でこぼこなまま積み上げてきた 二人の淡い日々は
こぼれた光を 大事に集めて
今 輝いているんだ
あなたの夢がいつからか 二人の夢に変わっていた
今日だっていつか 大切な思い出
青空も泣き空も 晴れ渡るように
ありがとうって伝えたくて あなたを見つめるけど
つながれた右手が まっすぐな思いを
不器用に伝えている
いつまでもただいつまでも あなたと笑ってたいから
信じたこの道を 確かめていくより
今 ゆっくりと歩いて行こう