雨の国の王者

探偵小説好事家本人のためのノート

江戸川乱歩『江戸川乱歩名作集6』春陽堂(春陽文庫)

2024-03-29 21:42:07 | 机上殺人現場
 実は、森村誠一『魔性の季節』より先に読み進めていたのだけれども、わたくしってば、浮気者でしょ。
 だから、つい目に留まった『魔性の季節』を、つまみ喰いしちゃったの。
 ウフッ。

 で、お話戻って、この『江戸川乱歩名作集6』のことだけど、これには 「月と手袋」「地獄風景」「モノグラム」「日記帳」の4篇が収録されているのね。
 まあ目玉は、もうひとつの「パノラマ島奇譚」ともいうべき「地獄風景」かな。
 途中から作者が飽きたのか、投げやりな結末のつけ方みたい。
 でも、途中までは、あなたの大好きな大乱歩調満載で、すごく愉しめるわよ。
 未読の方は、この一篇だけでも、ぜひ、ご賞味あそばせ。
 感想、待ってるわ。
 2024年3月28日(木)読了。
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 森村誠一『魔性の季節 オリ... | トップ | 俺ら東京さ行ぐだ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

机上殺人現場」カテゴリの最新記事