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もんく [マレーシアで働いて13年→2022猫を連れて日本]

猫にも自分にも未来は無い

昨夜、キャサリンさんから連絡が入り、きなこが血尿を出したというのですぐに活断層の家から帰った。そして朝になって一番で医者に連れて行ったら、突発性の膀胱炎らしいとの事。そして、エコー見るとすでに治りかけているという。

その後は状態が回復安定していて今日はおとなしい。ここ数日トイレの外にオシッコをしたりウロウロが多かったのは膀胱炎が出始めていたのだと考えられる。もう少し経過観察しないといけなようだ。

そういうわけで、活断層の家には6日に戻る事にする。


昨日、家へ向かって運転しながらきなこの事を考えていた。きなこは、これはもう何度も言っている事だが、これまでに何度も死にかけていいる。力無く横たわったままのきなこを見ながら寝て、明日はもうダメかもしれないと考えた夜もある。朝になってまだ生きているとわかると膝に乗せて薬を飲ませたり、食欲が無いので注射器でチュールのようなものを無理矢理食べさせたりもした。

きなこがうちに来たのも何かの縁で、たぶん野良になっていたら長生きはしない猫だろうと思う。菌感染にとても弱いのだ。ただ、どうにかすれば生きて行かれるのであれば生かしてやろうとだけ思ってやってきた。けれど、弱った時のきなこを思い浮かべるとなぜか「僕はもういいよ」と言い出しそうな気がして「そんな事言ってちゃダメだ」と頭の中で言い聞かせたりしている。

きなこは猫だから当たり前だけれども、こちらもきなこと変わらず、この先どうするか、何のために生きている、生きていくなどというようなのは全く無い。それで良いような気がしている。行けるところまで行くだけだ。
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