道 (真理)

道は須臾も離るべからざるなり 離るべきは道にあらざるなり

★南極の砂漠・マクマードドライバレー(世界)

2015-10-05 16:20:17 | 縄文・インディアン・アトランティス・ムー
人類に神託された創造(後半)~四海同胞の方舟”に関連する情報の一部です。
 
死ぬまで一度はいってみたい場所http://worldtv.blog.fc2.com/blog-entry-75.html より転載
 
南極の砂漠
 
 今回は、南極の砂漠です。南極の砂漠と言えば不思議な感じがしますが、もともと南極には雨がほとんど降らないんだそうです。
 特に、内陸部では少ないところもあるようで、めちゃくちゃ寒くても万年雪が無いところがあるのだとか。
 
この砂漠、名前を「マクマードドライバレー」といいます。


By Ivo (Image:Antarctica_Map.png) [Public domain or Public domain], via Wikimedia Commons

 場所は、この辺り。オーストラリアの南方の海岸ロス海の、鋭く引っ込んだ「マクマード湾(McMurdo Sound)」の西側のちょこっと飛び出た半島付近にあります。地域は、ヴィクトリアランドと呼ばれるところです。
 おもしろいのが、ちょうどこの南極の砂漠、「マクマードドライバレー」を区切りに湾の陸側は「ロス・アイス・シェリフ」と呼ばれる氷棚が年中あるようで、船舶などで湾内に入っていくのはめちゃくちゃ過酷なんだとか。多分奥には入れないんだと思います。氷が厚すぎて…。
 以下の地図が詳しいです。


Underwater mcmurdo sound

 ちなみに、コレがマクマード湾の海底だそうです。めちゃ幻想的…。
 お馴染みシャチ、アザラシ、ペンギンをはじめ、零下でも凍らないタンパク質を持つ特殊な魚や、ホタテ、ウニ、イソギンチャク、オキアミなどなど、不毛の南極大陸の下では、予想外に豊かな生態系が広がっているのだとか。

 さて、こんな豊かな海の上の、そして、氷に囲まれた地域にぽっかり広がる砂漠「ドライバレー」に話を移しましょう。
 これ、特別に不思議な現象でこうなっているわけではなく、単にこの砂漠の周りの山が湿気を遮断してしまっているだけだということのようです。
 チベットとか、そんな山脈に囲まれた砂漠を連想するとわかりやすいかと思います。
 単純に湿気を含んだ雲が流れずに、雨が降らないということなんですね。
 そして、さらにそういう地域で吹くのが、俗に空っ風とか言われる「滑降風」「カタバ風」です。これが、ここでは下降するごとに速度が増し、温度も上がり、タダでさえ乾いた大地の僅かな水分も奪い去っていくのだそうです。風速は時速300kmを超えるそうです。この部分が、このドライバレーでは特殊と言えるかも知れません。

Helo Ride: Dry Valleys
By cedartree_13

Taylor-Glacier__22.jpg
By miss_distance

 氷河が溶けて、水が流れていることもあるみたいですね。全くの乾燥地帯というわけでもないみたいです。

 ちなみに、こんな可哀相な写真も。
 でも、コレも地球の営み。

  • Post-Animate Seal (Dry Valleys, Antarctica) | Flickr - Photo Sharing!

     ちなみにですが、この零下の乾いた砂漠にも生物がいるそうなんです。
     アレです、嫌気性微生物とか、そういうヤツです。確か深海の火山とかにもそんな類がいたような…?
     大地は乾いているので生きられないのですが、その岩の中に潜んでいるのだそうです。時々供給される僅かな水分が岩の中にしみ、それは、例え大地が乾いていても保存されるそうなのですが…そんなめちゃくちゃ僅かな水分で生きるヤツがいるそうなんです。
     いや、凄いッスね…
     火星とか、もうほぼ100%バクテリアなんかは存在していると言えそうではないですか?
     科学者は、このドライバレーが火星表面の環境に似ているかも知れないと、宇宙生物に連なるかも知れない研究を続けておられるそうです。
    …というか、バクテリアは確実にいますよね? 地球外。そう思いたい。 

The Dry Valleys of Antarctica

The Dry Valleys of Antarctica


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