“兆”

伝えたいこと、それは、変化の“兆”(きざし)です。

お別れの会

2011-05-31 20:41:38 | 日記
 故天野正男お別れの会が営まれました。故人の人柄でしょう、たくさんの方々にご参列をいただきました。私も実行委員長として携わらせていただきました。通夜、告別式に続き、社員の皆さんの大変なご尽力に感謝します。そして今回ばかりは、黒子に徹した愚弟田村勝彦を誉めてやりたいと思います。


(当時のパブリカも祭壇に)

タイミング

2011-05-30 09:03:59 | 日記
 家に帰るとなにやら緊迫した雰囲気。妻が窓側に座り、高1の長男と中1の次男が隣り合って、妻の向かい側に座っています。
 聞くと、今日妻が中央線でたまたま近所のおばさん達に会ったそうです。そのうち2人の名前を当てるクイズの真っ最中。しかも懸賞金つきということで緊張感がみなぎります。二人とも知る限りのおばさん達の名前を出しつくし、すべてはずれて頭の中は真っ白のようです。 
 そこへ私が、彼らの背後から声をかけます。
私『ああ、それはS水K子さんとM田N子さんだよ。』
 すると、妻が、
妻『なんでわかるの
私『だって俺後ろの車輌にいたんだもん。』
妻『そうだったんだ。気がつかなかった。』
 その瞬間、答えを確信した我が愚息達は、まるで絶不調の助っ人外人がサヨナラホームランを打ったときの野球ファンのように飛び上がりながら、絶叫します。
愚息ども『ハイ、ハイ、ハイ、ハ~イS水K子さんとM田N子さん
妻『ファイナルアンサー?』
愚息ども『ファイナルアンサー。』
妻『ブ、ブ~~M田A子さんとK野T子さんでした。ざんね~ん
愚息達と目が合う前に逃げ出す私、しかしすぐに取り押さえられ、はがいじめにされて受ける刑は“コチョコチョの刑”。ああ、滅多に出てこない近所の人の名前、滅多に合わない妻とのあうんの呼吸、タイミングにはGOODとBADがあります。

心に刻む

2011-05-29 21:44:12 | 日記
 来年90周年を迎える弊社の、その半分以上を支えていただいた、坂本顧問の、総務部の送別会でした。総務部らしい、心のこもった、そしてグッド・サプライズな会でした。
 事前の総務の雰囲気は、なにやら楽しそうに、でも、ちょっとウエットな打ち合わせをしているようでした。私も『何かあるんだろうな。』と思っていましたが、即興で、“坂本顧問の歌”でも歌うのかと思っていました。ところが・・・
 ハイライトは、坂本顧問の奥様からの手紙の朗読でした。そのお手紙が、本当に心に沁みるものでした。51年に及ぶ当社での勤務、それを支えてくださった奥様の想いが、じわっと表現された文章でした。奥様、ありがとうございました。そして段取りをしてくれた総務のメンバーに感謝します。
 メンバーから顧問への送る言葉の場面では、マドンナ笹尾の予期せぬ涙に、私も涙腺カットボタンを押され、時間をかけた割りに言葉の少ない、ぐちゃぐちゃなお礼の言葉になってしまいました。
 長いお付き合いの中で、ついこの間、顧問がご自分の手帳を見てくれました。そこには、『他人の恩は石に刻め、自分の恩は砂に刻め。』とありました。聞くとこれは私の祖祖母、田村キヨからの教えだそうです。他人から受けた恩は石に刻み忘れるな、自分が他人に与えた恩は砂に刻み、すぐ忘れろ。そういう意味だそうです。私は、坂本顧問への恩は、私の、心に刻みます。長い間ありがとうございました。

土も財産

2011-05-28 10:00:05 | 日記
 グループのトヨタレンタリース多摩、大久保部長が、5月一杯で退職されるため、わざわざご挨拶にお見えになりました。今後は療養中の奥様と一緒にしばらくゆっくりされるとのこと。奥様お大事にしてください。
 さて、大久保部長は弊社出身で、当時の思い出をなつかしそうに語られました。
 『若いころのことで一番覚えているのは、入社一年目で草むしりをしているときに、草を引き抜いてそのまま捨てていたら、田村キヨおばあちゃんに、「土を根っこから払って捨てろ、土も財産だ」とおこられたことです。』
 田村キヨは私の祖祖母。明治生まれの頑固ばあさん。とにかく物が無かった時代。質素倹約が歩いているような人でした。
 『散る桜、残った桜も散る桜。』こうして貴重な経験をした方たちが引退していく。我々も壇上から降りるときが来る。それまでにどんなことを吸収し、実現し、残していけるのか。田村キヨは言ったそうです。『明日があると思うな。』

TD:『元巨人軍のエース桑田真澄氏がプロゴルファーとしてデビューした。デビュー戦の下部ツアーではいい結果を残せなかったようだが、プロ野球時代もカーブが得意だったのでカブツアーでも頑張ってもらいたい。』

びっくり

2011-05-27 21:16:54 | 日記
 このブログ(1/28『残念!!で』)もご紹介したモバイル・エコロジーの工藤社長が来社されました。こちらの都合でノビノビになっていたアイドリングストップ装置の提案。提案書の最初のページをめくると・・・

早っ“社員誉れ(ほまれ)な会社”先日の私のブログのタイトルです。工藤社長は決して営業畑ではありません、しゃべりもうまいとは言えません。でも、どうやったらお客様の役に立てるのか、それも将来にわたって役に立とうという姿勢が伝わってきます。いち早く私のブログをチェックし、しかもその後の提案はわが社の将来に対する提案です。感動のプレゼン。末永くお付き合いしたい会社です

TD:『楽天の田中投手が好投したが、横浜の4番村田選手のホームランで横浜が勝利した。村田選手は、ホームランを打った瞬間、これで勝利はムラッタ、と思っただろう。』