南方単車亭日乗

奄美大島にIターンした中年単車乗りが、てげてげに綴ります。
はじめての方は、最初に《ごあいさつ》をお読みください。

北大島を行ったり来たり

2005年09月24日 18時17分25秒 | 南方単車旅案内
昼頃から、大笠利にちょっとした用事を思い立って出かけた。
9月と10月の奄美大島は晴れた日が続き、3mから5mの乾いた季節風が吹き、一年中でいちばん気持ちのいい季節である。
たまに颱風が来るが。



東シナ海側の佐仁(さに)集落から、尾根筋を越えて太平洋側の用(よう)集落に出る。
距離にしておよそ3km、のんびり走っても5分弱の行程だが、濃緑のワインディングの向こうに海が見えると、思わず息をのむ。
用集落は、奄美大島の太平洋側ではもっとも北に位置する集落。



造礁珊瑚と波の浸食が長い時間を掛けて創りあげた光景は、人々を魅了する。



珊瑚の造った岩に硬い石が入り込み、波がその石を揺り動かして岩を削る。
その繰り返しが不思議な丸い穴を開けてゆく。



広い海岸にぽつんと鎮座する奇岩。
その向こうに波が珊瑚礁に砕けている。



調子に乗って堤防沿いを進んでいくと、いつしか深い砂にタイヤを取られる。
無理にエンジンを吹かすのはやめ、押して出る。



隣の大笠利(おおかさり)集落から川上(かわかみ)集落に抜ける道の途中で止まり、用集落方面を望む。

林道笠利線の走行を楽しみ(写真なし)、用事は果たせないが帰宅する。
本日の走行距離、約115km。
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