南方単車亭日乗

奄美大島にIターンした中年単車乗りが、てげてげに綴ります。
はじめての方は、最初に《ごあいさつ》をお読みください。

大島海峡東岸紀行 伍拾弐

2006年10月21日 09時29分41秒 | 南方単車旅案内
大島海峡東岸紀行 伍拾壱よりつづく。

大島海峡東岸紀行 四拾八にて、「三連立神(さんれんたちがみ)が見えたら、そこは西古見(にしこみ)」と書いたが、反対に「三連立神が見えなくなれば、西古見とお別れ」でもある。



三連立神も向こうは江仁屋離(えにやばなれ)、その左には加計呂麻島、その間に見えるのが須子茂離(すこもばなれ)で右に見えるのが夕離(ゆうばなれ)。

西古見を後にして、ちいさな弧を描きながら登る細い道を進むと、やがて分岐に至る。



曽津高崎(そつこうさき:通常、ソッコーザキと発音する)への分岐だ。
左のダートを延々と行った先に灯台はある、ことになっている。



赤土のダートは、最初のうちはフラットだが、下り坂の傾斜がきつくなるにつれ、どんどんハードになってくる。
時おり「乗用車で行けますか?」と聞かれるのだが、
「距離は往復で約4km。一泊二日のつもりでなら行けますよ」と答えることにしている。
Uターンできる場所がないので、終点まで行ったらそのままバックで帰ってくるしかないのだ。
乗用車以外に手段がない方は、分岐から1kmほどの地点に展望所があるので、車を停めて徒歩で行くことをお奨めする。
そこからなら往復で3kmもないはずなので、スニーカーでもなんとか歩けるはずだ。



樹木の陰で見辛いかもしれないが、雨水が溝を抉(えぐ)り、深いところでは30cmほどに達している。
すでに何度か通っているオレだが、細心の注意を心掛けている。



そして、これが終点である。
ここから先は、名瀬海上保安部の曽津高埼灯台のページをご覧いただきたい。

つづく


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3 コメント

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行かなきゃ ()
2006-10-21 12:04:32
あきらめちゃダメ!!行ける所まで行かなきゃ・・とは親父の話!!この先歩いていくんですよ。断崖絶壁を左に見ながら!!なんだか空を飛んでいるような不思議な感覚がありました。恐らく高所恐怖症がよぎったのかも。でも、ソッコウザキは絶景でしたよ!!
Unknown (亭の主)
2006-10-22 09:26:19
じつは行ってきました。

写真もなん枚か撮ってきました。

でも、危険といえば危険なところだし、

最近ではそういうところに行って怪我したりすると

すぐに他人に責任をなすりつける馬鹿が多いので、

本文では〔行かなかったフリ〕をしているんです。
ふふふ ()
2006-10-23 09:22:04
ですよね!!

足のすくむ様な感じは私だけだったかなあ!

あの下が実は「クロ」のポイント!!

降りていく人がいるって、話しましたっけ!

いるんですよ!!あの崖を釣竿とクーラーを背負って降りていく人が!!

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